寿司屋のバイトは、最低限のコミュ力がないとつらいです。
ホールであれば、お客さんへの接客スキルが必要。
厨房であっても、職人さんとのやり取りは必要ですよね。
ただ少し不器用であっても、真面目で誠実な人を求める職場もあります。
今回は『寿司屋のバイトは物静かな人でもできるか』について考えて行きましょう。
コミュニケーション自体が苦手など、人とのやり取りが嫌いな人には向いていません。
ただ苦手意識はあっても、仕事に興味がある人や、仲間意識を持って働きたい人にはおすすめです。
寿司屋のバイトは陰キャでもできる?仕事と性格の相性
寿司屋のバイトは、明るい人じゃないとできないのか。
仕事内容から、必要とされる性格や内面を見ていきましょう。
① 寿司屋のバイトの仕事内容について
お寿司屋さんのアルバイトは、職場によって大きく変わります。
例えばチェーン店か個人店か。
そしてチェーン店であっても”回る寿司”か、”回らない寿司”かですね。
基本的な仕事はホールとキッチンに分かれます。
- 開店準備
- お客様を席に案内する
- 注文を確認する
- お寿司をテーブルに運ぶ
- お茶のおかわりなど
- レジ対応
- テーブルの片付け
- ガリやわさびの補充
- 閉店準備
注文がタッチパネルのお店もあるし、回る寿司ならお寿司をテーブルに運ぶ手間もありません。
なので応募前に募集要項を見て、どんな仕事かをチェックしましょう。
コミュ力に自信がないなら、接客が少ないお店を選ぶと働きやすいですよ。
- 皿洗い
- サイドメニューの盛り付け
- 調理のサポート
お寿司屋のアルバイトだからと調理経験が必須なわけではありません。
アルバイトであればマニュアルで対応できるレベルの調理補助のみです。
募集要項に”未経験歓迎”とあれば、特に問題なく応募できますよ。
お寿司屋のバイトは学生でも応募は可能で、夕方以降のシフトも組みやすいのが特徴。
仕事内容で苦痛を感じなければ、長期でも働きやすいです。
② 寿司屋のバイトと性格について!チェーン店では仕事が変わる
チェーン店であれば、コミュ力がないと苦戦する可能性が高いです。
理由はホールでもキッチンでも、多くの人と関わりながら働くから。
本来の性格は関係なく、仕事スイッチを入れられるなら問題ありません。
ただコミュ力に自信がないなら、大人数で働く職場は向いていないです。
最近は寿司屋のバイトも機械化が進み、どんどん業務が効率化されています。
なので働きやすさは向上していますし、チェーン店などシフトの融通が利くのも魅力。
ポイントは『職場の人と交流しながら働きたいか』ですね。
仲間意識を持って働けるのが、魅力に感じるか嫌なのかは個人差があるので。
③ 寿司屋の個人経営だと働きやすさはお店によって変わる
一方で個人経営で働くとなると、行う仕事にも幅が出てきます。
少ない従業員で仕事を回していくので、ホールもキッチンも手伝うことが多い。
多くの仕事を体験できるので、成長を実感できる仕事と言えますね。
コミュニケーションが苦手な人で気を付けたいのが、お客さんへの対応や店長との相性。
個人経営のお店だと常連さんなどとの交流があります。
なので接客が嫌なら、お寿司屋のホールが業務に含まれる求人は避けた方が無難。
また個人経営だと店長の人柄によって職場の雰囲気もガラっと変わります。
職人気質で怖い人が店長だと、職場もピリピリしがち。
逆に優しくて穏やかな店長や職人さんがいれば、リラックスして働けます。
お客さんとして来店して、お店の雰囲気を確かめた方が良いですね。
- 仕事内容はチェーン店か個人店かで変わる
- 接客が不安ならキッチンのみの求人を探す
- 立ち仕事なので体力は必要
- 従業員とのコミュニケーションは避けられない
寿司屋のバイトは陰キャ向き?求められる人材について
先ほどは仕事内容から向いているかを見ていきました。
今度はより具体的にどんな人材が向いているか、確認していきましょう。
① 寿司屋のバイトで求められる人材とは?
飲食店で必要とされるアルバイト人材には次の3つの特徴があります。
アルバイト面接でも次の3つを意識して見ていますよ。
まず1つ目は清潔感。
寿司屋のバイトは食材を扱う仕事。
なので清潔感がないと、いくら性格が明るくても面接でも採用されにくいでしょう。
2つ目はシフト。
お店が人材不足の曜日や時間帯に、出勤できるかが重要です。
どれだけ優秀な人材でも、シフトが合わないとアルバイトで採用される確率は下がるんですね。
そして3つ目が人柄や性格になります。
お客さんとのやり取りはできるかや、従業員と仲良くできるか。
このように明るいとか明るくないなどの性格は、あまり関係がありません。
ただコミュニケーションが取れないとなると、寿司屋のバイトは向いていないです。
一人でできる在宅のバイトなどを検討すべきです。
② 寿司屋のバイトで必要な”仕事上のコミュ力”とは?
“コミュニケーションが苦手”だと寿司屋など飲食店のバイトは不向きなのか。
一概にはそうとも言い切れないんですね。
理由はプライベートで必要なコミュ力と、職場で必要なコミュ力は違うから。
大勢と楽しく過ごしたり、明るい雰囲気が必要なのがプライベートのコミュ力。
ただ職場では、必要なコミュニケーションスキルは少し変わります。
- お客さんに笑顔で対応できるか
- 先輩にわからないことを質問できるか
- 声の大きさや聞き取りやすさ
学校でコミュニケーションに苦手意識がであっても、仕事中にテキパキ働けるなら何の問題もありません。
苦手意識があっても、真面目に働ける人は職場でも十分に戦力になります。
ただ仕事もプライベートも含め、コミュニケーション全般が苦手な人は寿司屋バイトは不向き。
お客さんとのやり取りや、従業員とのやり取りでストレスを感じることになります。
③ 寿司屋のバイトでコミュ力を鍛えるのも良い
職場に何を求めるかでも、寿司屋バイトのおすすめ度は変わってきます。
例えばコミュ力に自信がないけど、アルバイトで克服したい場合。
こんなときは寿司屋のアルバイトを通して、接客の実戦経験を踏むことができます。
変なクレーマーが多いコンビニバイトなどよりも、慎重に経験を積めるでしょう。
逆に最初からコミュ力の向上なんてどうでもいいと考えているなら、寿司屋以外のバイトがおすすめ。
飲食店など接客が必須のバイトより、接客不要の職場を探した方がいいです。
寿司屋のバイトって魚臭さで悩むことも多いし、万能な職場ではないので。
参考⇒寿司屋のバイトは臭い?魚臭い(生臭い)ニオイを断つ対策
- 清潔感・シフトの相性・コミュ力が求められる
- 性格より仕事で必要なコミュ力が大事
- 自分を変えたいと思ってる人にはおすすめ
- 逆に今の自分のままで居心地を求めるなら別のバイトが良い
寿司屋のバイト選び!”陰キャ”の自覚があるときの職場探し
以後は寿司屋のバイトに興味があるときの求人選びについて紹介。
採用後に後悔することのないように、次の3つのポイントを意識しましょう。
① 求人に接客の負担がない職場を選ぼう
求人を見るときは、接客量で判断すると良いです。
お客さんとの接客が少ないほど、仕事中に感じるストレスは減るはず。
無理に明るくお客さんと接客する必要が無くなるからです。
- キッチンスタッフのみ
- 回る寿司のホールスタッフ
厨房のみの仕事であれば接客は0。
ホールスタッフでも回る寿司なら、接客量が少ないです。
チェーン店ならマニュアルが用意されているので、初めてでも働きやすいのがメリット。
② 個人経営の寿司屋でバイトしたいなら下見をしよう
個人経営の寿司屋で働きたいなら、職人さんの人柄が重要です。
優しい人が働く職場であれば、あなたもリラックスして働けるはず。
逆に職人気質で厳しい人がいると、仕事中に緊張してしまいます。
職場の雰囲気を確かめるのに確実な方法が、お寿司屋さんの下見。
お客さんとして来店して、どんな雰囲気で働いているか確かめてみましょう。
『ここでなら働けそう』と思える職場を見つけらたらラッキーです。
③ 無理に寿司屋のバイトにこだわらない!コミュ力不要のバイトもある
下見をしていると、『やっぱり自分には無理かも』と思うこともあるでしょう。
そんな時は気分転換も兼ねて、寿司屋以外のバイトも探した方が良いですよ。
無理に明るく振舞って働き続けるのはしんどいです。
それよりもコミュ力が不要で、あなたの長所を活かせる仕事もあるはず。
- 工場の軽作業
- 在宅ワーク
- ティッシュ配りなど短期バイト
アルバイトの定番は飲食系です。
でもだからといって飲食バイトにこだわる必要はありませんよ。
- 求人の仕事内容で接客が少ないものに絞る
- 応募前にお客さんとして来店して職場をチェック
- 働くのが無理そうなら飲食以外のバイトも探す
寿司屋のバイトは陰キャでもできる!仕事で必要なコミュ力があるかが重要
寿司屋のバイトは、プライベートでの性格は関係ありません。
なぜなら私生活で必要なコミュ力と、仕事で必要なコミュ力は違うから。
こういったアルバイトとして必要なコミュ力があれば働くことはできます。
もし向いていないかもと思ったら、別のバイトも並行して探すと良いですよ。
バイトで苦手意識を克服するのも素晴らしい考え。
ただ自分らしく、長所を活かせる職場を探すことも、同じくらい大切です。