- 飲食店のバイトの面接が決まった!
- 当日までにどんな準備をして臨めばいいの?
- 面接を無事に突破して、バイト生活を気持ちよくスタートさせたい
ここで働きたいと思えたお店。
一生懸命に調べて勇気を出して応募したからこそ、絶対に面接で受かりたいですよね。
実はバイトの面接は就職活動などの面接と見られるポイントが違います。
そのポイントを知らないまま面接を受けるのは危険。
だから今から『飲食店バイトの面接の攻略法』についてお話しますね。
バイト面接のポイントは『マイナス評価を無くすこと』
面接で落ちる理由を潰していくことで、結果的に受かる確率は上げられます。
①髪型や服装などの外見、②面接当日の流れと持ち物、③面接中の質疑応答
この3つを中心に『マイナス評価されやすいポイントと対処法』を見ていきましょう。
飲食店のバイトの面接!服装の選び方は『無難と清潔感』
まずは面接当日の服装について確認していきましょう。
基本的な選び方と、男女別の注意点を挙げていきます。
最後にチェックリストとしてまとめて、面接当日に家を出る前に確認できるようにしています。
① バイト面接の服装は”制服みたいな私服”が基本
飲食店のバイト面接当日の服装で迷ったら『制服っぽい方』を選べば間違いありません。
なぜなら面接で着ていく服装で大切なのは第一に清潔感だからです。
飲食店でアルバイトするということはお客さんと実際に接したり、料理を提供しますよね?
だからアルバイトに求めるのが清潔感。面接でもまずチェックしてるポイントなんです。
この清潔感が欠けている印象を面接中に与えてしまうと悪印象につながってしまうので注意しましょう。
理想的なのはスタバの店員さんとかですね。
ズボンやスカート、スニ―カーは暗い色で統一されているので、今度お店に行って参考にしてもいいかもしれません。
- 襟付きシャツ・ポロシャツ・ブラウス
- キレイ目なパンツ・チノパン
- スカートは膝より下
- サイズ感…シルエットが綺麗になるように。ダボついたものは避ける
- 色…無難なのは白や紺。派手な色や柄モノは避ける
このように何を着ていくかで迷ったら、飲食店で接客してる人の制服に近いものを選びます。
服装で採用を勝ち取るというよりは、マイナスの印象を与えないように守りを意識しましょう。
『このままお客さんの前で接客できる』と思われるくらいだと文句のつけようもないですね。
また靴に関しては以下の記事で詳しく話しているので参考にしてください。
② 男性は服装以外にも髭や爪を清潔にしないと落ちる?
清潔感は服装だけでなく、外見全般でもアピールしましょう。
男性で本当によくあるのが、ひげと爪。
何日前に剃ったのかなぁという無精ひげや、長い爪はマイナス評価になります。
爪の間に汚れが詰まってたら、キッチンはもちろんお客さんの前にも出せませんよね。
大好きな女の子とデートするときをイメージして面接に臨むといいかも。
デート前なら爪やヒゲはもちろん、寝癖の付いた髪もケアしますよね?
③ 女性はピアスやネイル・アクセサリーに注意
女性は男性と違ってヒゲや爪の汚れは心配する必要はありませんよね。
ただ女性特有のファッションで面接中に気を付けたいのがネイルです。
キッチンバイトの面接でネイルやブレスレットをしていくと良い印象は持ちません。
またピアスも小さくてシンプルなものなら目立ちませんが、面接時だけ外しておいたほうが無難。
また香水に関しても面接当日は控えた方が良いですね。
あなたも飲食店に入って、隣の香水臭いオバサンのせいで食欲なくなったって経験はありませんか?
『そんなことも?』と思うかもしれませんが、面接官は面接時間の間にあなたを採用するか決めなければなりません。
そんな短い時間の中で外見をパッと見て『ん??』と引っかかるポイントがあるだけで挽回が難しくなるんですよね。
だから『制服みたいな私服』『そのままで接客できるか』を基準に服装を選んでいきます。
会社側も人手が足りなくて募集しているので、清潔感ある服装でシフトがピッタリ合えばほぼ採用しますよ。
④ スーツはいらない!ただ高校生なら制服も可
面接の服装は『制服みたいな私服』を基準に選ぶ話をしました。
ただ補足として、高校生で応募するときは制服でも構いません。
私服ならさきほど話した点を注意しましょう。
何を着ていけばいいかわからないときは、制服のまま面接に行っても問題ありませんよ。
■ 大原則
- 迷ったら『制服みたいな私服』を判断基準にする
- 『その姿で接客できる』ような服装だと文句なし
- サイズ感はぴったり。綺麗なシルエットにする
- 色は無難な白や紺や淡い色を選択。派手な柄は避ける
■ 服装の例
- トップス
- 襟付きの白シャツ
- ポロシャツ
- ブラウス
- チノパン
- スカートは膝より下
- 靴も紺や黒
■ 男性の場合
- 髭は剃る
- 爪は切っておく
- 寝癖も正す
■ 女性の場合
- ネイルはしない
- ブレスレットなどアクセサリー系は面接前に外す
- 香水も当日はつけない方が良い
飲食店のバイトの面接!髪型や髪色の見本は先輩にあり!
第一印象では服装と同じくらい髪型も重要なポイントになります。
いくら清潔感がある服装をしていても、ボサボサの髪なら台無しですよね。
そこで①髪型、②髪色、③男女別の注意点。この3つを確認しましょう。
① 髪型は清潔感が大事!顔が見えるヘアスタイルで挑む
髪型はホールかキッチンか、制服で帽子があるかどうかで変わります。
今回は面接のときに厳しい視点で見られる『帽子なしでホールで接客する場合』を前提にお話しますね。
基本的に面接当日は、いきなり接客するわけではないので、髪型にそこまで気を遣わなくて大丈夫です。
でも逆に髪型をセットすれば、面接官にあなたが働く姿をイメージしてもらいやすいのも事実。
そこで最低限、気を付けたいポイントは服装と同じく清潔感です。
特にマイナス評価になるのが寝癖・フケですね。
『他にもルーズなところがあるんだろうな』『お客に不快な思いをさせてしまう』と判断されてしまいます。
また清潔感で気を付けたいのが髪の長さですね。
髪の長さに迷ったら『接客時に顔が見えるか』で判断しましょう。
例えば前髪は目にかからない眉毛辺りが理想です。
前髪が目にかかる長さなら、面接中に手で触らないようにサイドに流してピンでとめたほうがいいですね。
あと質疑応答で返答を考えているときに、クセで髪の毛を触ってしまうのも悪印象を持たれます。
食品を扱う飲食店のアルバイトでは、髪は触らないというのもバイト中には大事なことなので。
② 面接時の髪色はホールで働く先輩をマネる
髪色についてはまず募集要項の条件欄を見てみます。
多くのお店は細かい指定がないので、自然な髪色なら基本的に大丈夫です。
もし黒髪指定があるなら面接のときから黒染めした方が良いですね。
たまに基準をハッキリさせるために『カラーは〇番まで』と決まっているお店もあります。
このときも面接に臨む前に、その規定に合わせた方が印象は良いでしょう。
もし迷ったら先輩アルバイトの髪色を参考にすると良いですよ。
お店の公式サイトや、求人サイトの店員さん、食べログに移ってる店内の様子などで、店員の髪色に注目。
その店員さんくらいの髪色までなら確実にOKなので、先輩をマネするのが確実です。
参考⇒飲食店でバイトとしてで働くときの髪色と髪型【キッチンなら要注意】
③ 男は整髪料のニオイにも注意
男性だと髪型にそこまで神経質にならなくても大丈夫。
長さも耳にかからない程度なら文句ありません。
唯一注意したいのは、ワックスなどのスタイリング剤ですね。
別にワックスが禁止というわけではありませんよ。
ただ使い方としては、バイト中に髪を触らないですむように前髪を固めたりする程度にしておきます。
学校やプライベートのときのように、髪をツンツン固めるようなセットは面接では印象が良くありません。
またスタイリング剤で気を付けたいのが整髪料独特のニオイ。
お客さんの中にはスタイリング剤の臭いが苦手な人もいます。
そもそも食事中に整髪料の香りを嗅ぎたい人っていないですよね。
面接部屋に入ってきた瞬間にプーンと整髪料が香ったら、面接官があなたに持つイメージが悪くなります。
面接当日はワックスを付けないか、無香料のものを使った方が無難です。
④ 女性は髪の長さ!髪が体より前に出ないように配慮
女性の場合は髪が長いと、飲食バイト中に気を付けることが増えます。
料理に髪がつくのはもちろん、お皿に髪の毛が入ってしまうのもNG。
もちろん今回は面接なのでロングヘアでも下ろして問題ありません。
ただスッキリとした印象を相手に持ってもらって損はしないはず。
なので髪型に迷ったら結んだり、お団子にしておいた方が良いですね。
その時のゴムやシュシュも、黒や紺などシンプルな色を選びましょう。
おじぎをしたり、配膳をするときに髪が体より前に出ないようにするのが基本。
■ 服装と同じく清潔感を意識する
- 寝癖が立ってないか
- フケが髪や肩に乗っていないか
- 白髪も切っておく
- 前髪が目にかかっていないか
- 髪を手で触るクセはないか
■ 髪色はお店によって基準が変わる
- まずは求人の募集要項に従う
- ただ自然な髪色なら大丈夫なお店がほとんど
- 髪色の指定があるなら、面接までに染めた方が良い
- 迷ったら先輩のアルバイトの髪色を参考にする
■ 男性の場合
- 長さも耳にかからない程度がいい
- ワックスは髪が乱れない程度に使うならOK
- ただ整髪料独特のニオイに注意する
- 面接当日にワックスを付けたいなら無香料を選ぶ
■ 女性の場合
- 髪が体より前に出ないように配慮する
- ロングヘアなら結んだり、お団子にする
- ゴムやシュシュも、黒や紺などシンプルな色を選ぶ
飲食店のバイトの面接!当日のマナーや持ち物を確認
面接日までに服装や髪型を決めたあとは、面接当日の話になります。
当日に何を持っていけばいいか、何時にお店に着けばいいか、そして面接が行われる部屋への入り方やマナーを見ていきましょう。
① 面接当日に用意するもの【持ち物チェックリスト】
絶対に必要なものは履歴書くらいですが、事前に用意しておくと安心な持ち物がいくつかあります。
万全の態勢で面接に臨むためにも、次のチェックリストを参考にしてください。
- 履歴書…履歴書不要ならいらない
- 印鑑…面接に合格後すぐに雇用契約を結ぶ場合のみ
- 免許証や学生証など身分証明書…面接前に本人確認が必要な場合のみ
- 求人サイトの募集要項のコピー紙…採用担当者の名前もメモしておく
- 面接場所周辺のGoogleマップのコピー紙…スマホのスクショでも可
- 手帳・スケジュール帳…シフト調整やメモ帳として活躍
- 筆記用具…ボールペン1つでOK
- ハンカチ
- スマートフォン…面接会場に入る前にサイレントモードにする
- 現金とICカード…不足の事態に備えて多めに用意しておくと安心
- 折り畳み傘…一時的な雨で髪や履歴書が濡れないように
- ガム…口臭予防のために面接場所までの電車で噛んでおく
- 手鏡…髪の寝癖やフケ、服装の乱れを最終確認するため
② バイト面接は時間を厳守!バイト先でどこから入るかも事前に確認
持ち物を揃えたら、いよいよバイトの面接場所へ向かいます。
絶対に守りたいのが面接時間。
初対面で遅刻したら『時間にルーズな子』という印象を与えてしまいます。
ただ早く着きすぎても『もう来たの!?』と相手を驚かせてしまうかも。
なので理想としては面接時間の10分ほど前に着くようにします。
10分前にお店に着き、店員さんに『本日、面接をさせていただく〇〇と申します。採用担当の△△さんはおられますか?』と聞けばOK。
部屋に案内してもらって面接官が来たら、ちょうど時間通りくらいになりますよね。
ただお店に10分前に着くといっても、当日は道に迷ったり電車の遅延が起こる可能性もあります。
なので私は30分ほどまえに着いて、駅の休憩所で時間をつぶしていました。
ゆっくり時間を使って手鏡で身だしなみをチェックしたり、面接の質疑応答のイメトレをしてましたね。
このように面接当日だけは少し早めについて、最寄り駅周辺で面接対策をしておくと万全の状態でバイト面接に臨めますよ。
万が一遅刻しそうなときは、すぐに電話をしましょう。
『本日の〇時に面接をお願いしております〇〇と申します。申し訳ございませんが、△分ほど遅れます。』と伝えます。
電車の遅延などやむを得ない場合は待ってくれたり、時間の再調整をしてもらえるはずです。
③ 面接部屋への入り方と基本マナー!面接前後の挨拶を忘れずに
面接する場所に誘導されたら、いよいよ面接の始まり。
質疑応答の前に、まずは面接時のマナーを確認しておきましょう。
マナーと言っても就職活動ではないので、そこまで神経質に考える必要はありません。
最初と最後の挨拶を忘れなければ大丈夫。あとは超基本的なマナーにいなります。
まず部屋に入って面接を受ける場合は、ドアを2回ノックします。
『お入りください。どうぞ』と言われてから『失礼します』と言ってドアを開けましょう。
ドアを開けたら椅子の左側まで行き、自己紹介。
『〇〇と申します。本日はよろしくお願いします』と言います。
『おかけください』と言われてから椅子に座って、ここから面接がスタートします。
もしドアがなく飲食店の端のテーブルで面接を受けるときは、面接官の方が来たら一度立ちます。
そして『〇〇と申します。本日はよろしくお願いします。』と言えば大丈夫。
面接中に気を付けたいのは無意識のクセですね。
うつむいて話す、足を組む、ひざを開くなどは面接中は控えます。
先ほどもチラッと言いましたが、髪を触るクセにも要注意ですね。
面接が終わったら『ありがとうございました』とお礼を言います。
わざわざ仕事中に面接に時間を割いてくれたことへのお礼ですね。
細かいマナーで言うとまだありますが、これは就活ではなくバイトの面接。
お店側も細かくチェックしてるわけではないので、『元気よく挨拶すること』だけは忘れないようにしましょう。
飲食店のバイトの面接!聞かれることや質問への答えを事前に用意する
最後は面接で聞かれやすいことを事前に予習しておきます。
事前に知っておくことで、面接中にアタフタと慌てることもなくなるし、自信をもって挑めますよね。
何を聞かれるかはお店や話の流れで微妙に変わりますが、『よく聞かれるコト』はパターン化しています。
その質問の答えだけでも先に用意して面接に臨みましょう。
① シフト調整の質問は確実!正直に話しながら”歩み寄り”も見せる
必ず聞かれるのはシフトに関係している質問です。
どんなに優秀な人でも、お店側が人手不足の曜日に働けないなら雇っても意味がないですもんね。
- いつから働けますか?
- 週に何日、何曜日に働こうと思っていますか?
- 〇曜日だけはシフトに入ってほしいんだけど可能ですか?
- 土日祝日や年末年始の休日もシフトに入れますか
- 早朝や深夜などは働けますか
このように大前提として『人手不足の曜日や時間帯に働いてほしい』というお店側の要望に応えられるかを判断されます。
ここで気を付けたいポイントは『正直に話すけど歩み寄ること』。
面接に受かりたいからと『何曜日でも働けます!』と言ったり、土日は部活なのに『土日祝日も働けます』というのはダメ。
採用してもらってから『実は働けないんです』とカミングアウトするのは悪質です。
だから正直に伝えたいのですが、100%ストレートに答えるのではなく歩み寄りも見せたいところ。
例えば『土日は部活がありますが、〇時からなら働けます』とか『土曜日曜のどちらかは出勤できるようにします』など。
歩み寄ることで、お店側がシフト調整できる可能性も高くなるし、何よりあなたの熱意や本気度が伝わります。
② 志望理由も聞かれるかも!動機はポジティブに!
履歴書にも記入欄はありますが、志望動機についてもよく聞かれます。
「なぜ他のお店ではなく、うちの店なの?」という理由はどのお店も聞きたいこと。
ここは『ポジティブに書き換える』というポイントを抑えます。
例えば『家から近いから応募しました。』だと身も蓋もない感じがしますよね。
でもこれを『以前からよく通っていて料理も美味しいく店内の雰囲気も素晴らしいと感じていました。家からも近いので長期的に働けると思い志望しました』と言い換えればどうでしょうか。
お店への熱意も伝わるし、長期的に働けますよというアピールもできます。
このように志望理由はストレートに伝えず『ポジティブに言い換える』と文句なし。
詳しくは志望動機の考え方について以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
③ キッチンバイトを希望なら料理経験は聞かれる
ここからは面接時にケースバイケースで聞かれる質問を見ていきます。
例えばあなたが飲食店のバイトで厨房を希望しているときは、料理経験を聞かれます。
- 料理経験はありますか?
- うちお店では接客と厨房の両方を担当しますが対応できますか?
過去に厨房のバイト経験があればいいのですが、経験がないから採用されないわけではありません。
厨房バイトは盛り付けや野菜カットなどの調理補助を担当するので、誰でもできるからです。
ただ経験があった方が飲み込みが早いのは確かなので、それを面接で聞かれるんですね。
この質問への返事は正直に答えること。
「料理経験があります」と嘘をつけば、「これくらい知ってるよね」と思われ一から基本的な仕事を教えてもらえなくなります。
なので料理経験がないなら『ありません』とハッキリ答えます。
それに加えて『今は家で包丁を使って練習しています』など料理スキルを身につける意欲は見せた方が良いですね。
④ 以前のアルバイト先を辞めた理由はどう応える?
一番困るのがこの質問になります。
初めてのアルバイトでない限り、よく聞かれる質問が『なんで前のバイトを辞めたの?』です。
これは『うちのお店もすぐ辞めちゃうのかな』と面接官が不安を感じているという証拠。
なので『それなら仕方ない。うちのお店では大丈夫だ』と思ってもらう答え方が理想です。
- 資格の勉強が忙しくアルバイトの時間が取れず辞めました。今後は資格取得の予定はありません。
- 部活との両立が厳しく辞めることになりました。部活は先月に引退試合を終えました。
- 以前のお店で勤務先が変更となり、家から遠くなったので通いづらくなり辞めました。
注意したいのは以前のバイト先の悪口・陰口を言わないこと。
『人間関係が嫌で』とかいうと、面接官も『うちの職場でも大丈夫なのかな』と不安が増してしまいます。
相手を安心させられるような”辞めた理由”を伝えるのがベストです。
⑤ 人気の飲食店だと自己PRや長所・短所を聞かれる
自己PRに関してはアルバイト先で聞かれることは少ないです。
ただ応募者が多いような人気の飲食店だと、ふるいをかけるために聞かれるかも。
『長所なんてないよ』と思うかもしれませんが、考え方を変えれば意外と出てきます。
考えるコツは『飲食店のバイト内容を細かく区切っていること』
例えば過去に部活をしていたのなら『部活の練習では常に声をだして盛り上げていたので、接客や呼び込み元気よく取り組めます』など。
過去に別のバイトをしていたら『以前はコンビニでアルバイトをしていました。トイレ掃除は得意ですし、レジ経験も活かせます』など。
このように飲食店のバイトの仕事を細かく区切っていけば、あなたの長所が活きる場所があるはず。
呼び込み⇒注文を聞く⇒調理補助⇒料理をお客に出す⇒レジ対応⇒食器の片づけ⇒食器洗い⇒清掃
これらの仕事を見て、どこになら自己PRを絡められるか考えてみましょう。
⑥ 面接での最後の質問は逆質問!「何か質問ありますか?」
面接も最後になると、逆に『何か質問ありますか』と聞かれます。
このときの返答は、どちらでも構いません。
面接中や募集要項でわからないことがあったら聞けばいいし、不明点がないなら『ありません』と答えてOK。
ただ『ありません』だと無機質というか冷たい感じがするので、当たり障りのないことを聞くのもアリですね。
- 合否の連絡はいつごろになりますか
- 採用していただいた場合、靴やシャツなどこちらで用意するものはありますか
- 採用していただいた場合、出勤までに何か勉強したり準備するものはありますか
飲食店でバイトの面接をするときは落ちる原因を潰すのが効率的
今回は飲食店のアルバイト面接についてお話ししました。
長々とお話ししましたが、チェックポイントを箇条書きにしてるので、そちらを見てもらえれば復習しやすいかと思います。
この3つの流れを意識して飲食バイトの面接を突破しましょう。
バイトの面接は就活と違って『よほど』のことがない限り受かります。
よほどとは①応募数が多いとき、②お互いの希望のシフトが合わないとき、③面接中に「あれっ」と思ったとき。
①と②は仕方ない部分がありますが、③に関しては今から修正できます。
受かろうとするより「落ちる人」にならないようにするのがコツですね。
あとは候補となる複数のバイト先を用意しておくと、落ちたときのショックも和らげられますよ。