- 頑張ってるのに仕事を覚えられない
- バイトに慣れるまでの期間ってどれくらい?
- 早くホールバイトに慣れて、テキパキと一人前に働きたい
- 新しいバイトが始まる
- そんなウキウキして心機一転で始めた接客業
それなのにいくら頑張っても、なかなか仕事をこなせるようにならない。
- 早くみんなのように働けるようにならないと。
- 要領が悪い自分ができない人間ってこと?
こんな風にスムーズに働けない期間が続くと焦ったり自己嫌悪に陥りますよね。
今日のテーマは【ホールバイトに慣れるまでの期間と仕事の覚え方】
一般的に接客業に慣れるにはどれくらいの期間が必要なのか?
少しでも早く慣れるために、何をすればいいかについてお話しします。
バイトは慣れるまでが辛い!飲食の仕事で一人前になるまでの期間と目安
仕事に慣れるスピードは人それぞれ。
しかもシフトの日数や何時間働いたかでも変わってきます。
ですが一般的な平均というか目安はあります。
- 職場の人間関係に慣れるレベル
- 仕事を頭で理解できるレベル
- 完全に頭より先に体が動くレベル
この段階別にわけて、どれくらいの期間が必要かを見ていきます。
① バイトは慣れるまでが一番辛い!職場の人間関係に馴染むのは1カ月ほど
- 職場の人の顔と名前が一致しない
- 忙しいときに何から手を付けていいかわからない
このように仕事内容以前に職場環境に慣れるには平均で1カ月はかかります。
(シフトが週に2~3日、1日で4~5時間働いた場合)
職場の人たちからしたら、新しい子が入っただけ。
でもあなたにとっては知らない場所で知らない人ばかりがいる環境。
だからまずはそういった未知の世界に慣れる必要がありますよね?
この時期が一番つらいです。
何がわからないかもわからないレベル。
みんなは忙しそうにしているのに、自分は何から手を付ければいいかわからない状態。
まずは仕事を丁寧に優しく教えてくれる先輩を見つけること。
そして最初に教わる仕事(おそらくオーダーを聞く,テーブルを片付ける)は率先してやること。
この2つを意識して、職場環境に慣れるようにしましょう。
詳しくはこちら:飲食店のバイトがつらいときの乗り越え方
② 飲食のバイトが覚えられないときは3カ月が目安!始めたばかりの辛い気持ちも薄まる
- 仕事はできるが、イレギュラーな対応はできない
- メニューは覚えたがお客さんからの質問には答えられない
このように全体の仕事の流れは把握したけど、実践ではまだぎこちないレベル。
そんな状態を抜け出すには、要領が良い人でも3カ月ほどかかります。
家で一人の状態なら覚えているメニューの名前や情報。
なのにワイワイガヤガヤしたお店でパッと思い出そうとしても出てこないこともありますよね。
ただ3カ月もすれば、少しずつ慣れてきます。
メニューに関して、お客さんに聞かれることにも傾向があるし、わからないことを社員さんにスムーズに聞けるようにもなります。
- 今、何を求められてるかを把握して働けるようになる
- 出勤するたびにホールの仕事で、1つの小さな発見(勉強)がある
そんな少しずつ仕事に慣れてくるレベルになるのに3カ月ほどかかるのが一般的ですね。
自然な笑顔で接客したりと、心の余裕も出てくる期間です。
参考⇒接客のバイトなのに笑顔ができない!バイト中に自然に笑うコツ
③ バイトも慣れたら楽!一人前になるまでは半年が目安
- 頭では別のことを考えながらお客と受け答えができる
- ピーク時にお店全体を見渡して、必要な仕事がパッとわかる
このように立派な戦力になるには半年を目安にしましょう。
メニューも思い出そうとしなくても勝手に口から出てくるレベルですね。
このように反射的に仕事ができるようになるには、シフトを週3で入れても時間がかかります。
でもこのレベルまでくると、仕事自体にはストレスがほぼなくなるので、良い気分転換になります。
学校や家で嫌なことがあったときに、バイト先にきて働けば気分が晴れる。
こうなると楽しみながらバイト代も稼げるので、一石二鳥といえますね。
(もう少しするとバイトに飽きたり、後輩に教えるのに手こずるのですが、それは少し先の話)
バイトに慣れるまでが辛い!要領悪いときに早く一人前になる3つのコツ
- 職場の雰囲気や人間関係に慣れるまでに1カ月
- 全体の仕事の流れを頭で理解するまでに3カ月
- 反射的に体が動くようになるまでに6カ月
これがホールバイトに慣れるまでの目安となります。
この目安と比較して、慣れるのに時間がかかってるなぁと思ったとき。
そんなときは次の3つのポイントを確認しましょう。
① バイトに慣れるまでは何回?始めたてでテンパるときは確認が大事
働き初めてすぐの研修期間では焦る必要はありません。
なぜ研修期間があったり、新人期間があるかというと、急にすべてを完璧にできる人間なんていないから。
今はまだわかりませんが、周りの先輩や社員さんも完璧に仕事を把握しているわけではありません。
だからまずは必要以上に焦らないようにしましょう。
焦るとせっかく覚えたことも、思い出しづらくなります。
周りが忙しそうにしていても、自分ができる最速ペースで働けばOK。
昨日より少しスムーズに注文を聞けるようになったり、受け答えが早くなれば成長した証拠です。
心掛けたいのはミスの数を減らすこと。
新人期間はミス自体は仕方がないので、同じミスをしないように気を付けて回数を減らしていきましょう。
例えばオーダーミスをしてしまったとき。
次からは最後にオーダーをお客に確認すれば、オーダーミスは減りますよね。
このように『次に同じミスをしないためには?』を考えていきます。
そして正解の対応が見つかったら、イメージの上書きをすること。
さきほどのミスした場面をイメージして、正解を対応を想像の中で行って記憶を上書きします。
これで翌日以降に同じシチュエーションに遭遇しても、スムーズに正しい受け答えができますよ。
② バイトに慣れるまでの憂鬱な時期はシフトも工夫!緊張するなら忙しくない時間帯を選ぶ
焦らないようにしようと思っても、お客さんが満席で忙しいときは難しいですよね。
そこでシフトを入れるときに、曜日や時間帯を意識して『ピーク時』を避けていきます。
仕事がそこまで忙しくないなら、ゆっくりと接客対応ができます。
それにもし暇だったら、社員や先輩から仕事を教えてもらう時間も作れます。
ピーク時は先輩たちも忙しいので、新人にかまってあげる余裕がないことも多い。
だから働き初めて慣れるまでは、お客が少ない曜日や時間帯に積極的に質問できるようにしましょう。
③ バイトに慣れるまでは脳も疲れる!記憶力より体で覚よう
- メニュー表が覚えられない
- レジの対応が苦手
- 電話対応の敬語が難しい
こんなときは記憶力に頼らないのがコツです。
そもそもお客さんとの受け答えをしてるときに、頭を使って思い出す時間ってないんですよね?
「じゃあどこで仕事を覚えるんだ!」というと体(=口)です。
まず仕事中に覚えた方がいいことが見つかったら、すぐにメモをとります。
頭ではなくメモに仕事を覚えさせる。
その後は空いた時間を使って口に覚えさせていきます。
家に帰って寝る前とかに確認するのも素晴らしいですね。
仕事で覚えないといけないことって、訓練でどうにかなります。
だから頭で覚えようとしないで数をこなす。
数と言っても実際にお客さんの前に立つ必要はなく、自分の口を動かせば”口”が勝手に覚えていきます。
記憶力が悪い人こそ頭で覚えようとしないコト。
これは私が接客業をしたときに痛感したことです。
詳しくはこちら:バイトでメニュー表の名前を記憶力に頼らずに覚えるコツ
飲食店のバイトは慣れるまでは辛い!でも要領悪い時期を乗り越えれば一人前になれる
今日は接客業が慣れるまでの時間の目安と、早くなれるためのコツをお話ししました。
どんな優秀な人でも、いきなりそつなく働くことはできません。
みんなが通った道なので、働くことに怖がったり憂うつになる必要はありませんよ。
そもそも「まだキチンと働けてない」とか「早く仕事ができるようになりたい」と考えるあなたは素晴らしい人材です。
「シフト内に職場にいればいい」と考えているような人もたまにいますが、そんな人は何年たっても仕事はできません。
詳しくはこちら:飲食店のバイトに向いてない人の特徴
でも何とかしようと頑張るあなたが、仕事に自信がないのは能力や適性ではなく時間が足りないだけ。
その気持ちがあれば、経験と一緒に成長できます。
一般的な目安と比べて遅れていても大丈夫。
そんなときは①イメトレでミスを上書き、②シフトではピーク時を避ける、③口で覚える
この3つを意識してください。今よりきっと仕事が身につきやすくなりますよ。