- また同じミスをして怒られた
- 真面目に働いてるのに上手に仕事をこなせない
- もしかして自分には飲食業は合わないの?
アルバイトやパートの定番ともいえる、ファミレスやファストフードなどの飲食店バイト。
でも定番の仕事だからって、誰でもそつなくこなせるわけではありません。
自分では一生懸命に働いてるつもりなのにミスが続く。
職場の人と早く仲良くなりたいのに、いつまで経っても慣れない。
こんな状態が続いたら働くのにストレスを感じるし、職場にいくことも憂うつになっちゃいますよね?
なので今から『飲食業に向かない人の特徴と辞めるかの基準』についてお話しします。
飲食業のバイトといっても、キッチンでの調理補助や盛り付け・皿洗いや、ホールでの接客業やレジなど仕事はさまざま。
飲食業には向かない人の共通点と辞めるかどうかを決めるポイントを確認して、心のモヤモヤをスッキリさせませんか?
飲食店のバイトに向いていない人とは?仕事が早いor要領悪いなど向き不向きを診断
まずあなたが本当に飲食業でのバイトに向いていない人材なのかを判断しましょう。
好き嫌いとか、仕事がつまらないとかは関係ありません。
接客が主な仕事になるホールと厨房での調理が仕事のキッチンと分けて、向いてるかを判断しましょう。
飲食店のバイトに向いてる人
- ホール…臨機応変さ、明るい、作り笑顔が違和感ない、質より量
- キッチン…年上(社員や店長)に好かれる、誰かを喜ばせたい、チームプレー
飲食店のバイトに向いてない人
- ホール 質を重視する完璧主義、コツコツ作業が好き、笑顔がぎこちない(しかめっ面)
- キッチン 人の指示を聞くのが苦手、爪や髪が不潔でよく注意される、声が小さい、個人プレーが好き
飲食店のアルバイトの特徴はお客の流れによって、今やるべきことがコロコロ変わるところにあります。
ピーク時でお店が満席、行列が出来て待ってるお客さんもいる。そんなときはとにかくお客をさばくことが大事。
ホールならスピーディーな接客が迅速なレジ対応が求められます。
キッチンならみんなで協力して早く料理を作らないといけません。
一方でピークが過ぎてお客が少なくなれば、仕事内容はガラッと変わります。
ホールならトイレ掃除や呼び込み、キッチンなら皿洗いなど後片付けをしますよね。
このように飲食店の仕事は状況に応じて最優先にする仕事が変わるので、臨機応変に動けるかが問われるアルバイトといえます。
だから一つの作業をコツコツするのが得意で、その場で判断してテキパキ動くのが苦手な人は飲食バイトでは苦労しやすいといえます。
またミスの多さについては、働いてる期間で向いてないかを判断しましょう。
…というのも、仕事がうまくいかないのは新人なら当然のこと。
料理名を覚えられないケースや注文を失敗することも、ある程度は仕方ありません。
ミスが続いて楽しくないのも当たり前の感情です。
こういった状況は働き続ければ次第に慣れるので時間が解決してくれる場合がほとんど。
詳しくはコチラ:飲食店のバイトに慣れるまでの目安と早く慣れるコツ
でも働き初めて半年以上たつのにミスが多い場合は要注意。
働き始めた当初と同じミスをまだ繰り返すなら、向いていないと判断できます。
あと注目したいのが『人と話すのが苦手』という欠点は、飲食バイトではあまり関係がないということ。
そもそも飲食での接客は99%がマニュアル対応で済みますよね?
だから人見知りでも問題ないし、料理への知識があればお客の質問にもスムーズに答えられます。
ただキッチンの場合は、同じメンバーで仕事を何時間も続けるのでコミュニケーション力も必要です。
先輩やコックから可愛がらるような、人当たりの良さがあれば働きやすいですね。
このように飲食業のアルバイトに向いているかは臨機応変さやミスが続く期間など、複数のポイントで判断しましょう。
【補足】そのお店にだけ向いていないという可能性も?
- 上司が自分だけを怒る
- 向いていないと言われた
- 休憩時間に他のバイトと馴染めない
- お客が自分が苦手な層が多い(サラリーマン・主婦など)
こういった場合は飲食バイトに向いていないというより、そのお店に向いていないと判断できます。
お店との相性が悪いので、他の飲食店のアルバイトだと働きやすいかもしれません。
飲食店のバイトに向いてないから辞めたいとき!続けるか辞めるかを判断する基準
もし自分が今のバイトに向いていないとわかったら、その次に考えるのは”辞める”か”それでも続けるか”です。
どちらを選んでも、すごくツライ決断になりますよね?
でもあなた自身が楽しく働いてお金をもらうためには、必要な選択になります。
まず最初は“このまま続けられないか”を考えてみましょう。
今の職場で働きやすくなる可能性があるなら、それがベストですよね?
その判断するポイントは以下の通りです。
- 相談できる上司がいる
- フォローしてくれる先輩がいる
- 先輩をみて「私もこうなりたい」と思う
- 働いていて楽しいと思える瞬間がある
- 勤務年数で仕事内容が変わる(皿洗い→調理補助など)
こういったことが当てはまるなら、もう少し今の職場で上手に働けないかを考えましょう。
例えば過去のミスを一つずつメモして、二度と同じ失敗をしないように心がける。
メニュー名や価格が覚えられないならメニュー表をスマホで撮影して、日頃から記憶しておく。
詳しくはコチラ:バイト先のメニュー名を覚えられないときの効果的な記憶術
あとはキッチンやホールなど仕事内容にこだわりがないなら、店長に仕事を変えてもらえないかも聞いた方が良いですね。
言えば必ず仕事を変えてもらえるというわけではありませんが、伝えないと始まらないので。
逆に辞めた方がいいと判断できるポイントは以下の通りです。
- 職場でのストレスがプライベートに支障をきたす
- 誰にも相談できない、相談しても聞いてもらえない
- ミスをしたら過剰に怒られる
このようにあなた自身の努力や時間で悩みが解消できそうにないなら、他のアルバイトを探したほうが精神的にも負担は軽いです。
『途中でバイトを辞めるのは逃げてるみたいだ!甘えてると思われる』
こう考えているかもしれませんが、それは勘違い。
確かに思い付きでバイトに応募て数日で辞めるなんてことは、甘えかもしれない。
でも今日まで悩み苦しみ続けながら働いてきたあなたがバイトを辞めても、それは逃げではありません。
勇気をもって辞めることを切り出し、残りのシフトに出る。
最後は感謝の気持ちを込めてお土産を渡すのもいいでしょう。
これは単なる相性の問題です。
相性がいい他の仕事を探しても、何の問題もありませんよ。
飲食店バイトについていけないから辞めたいとき!辞め方やタイミングが重要
今のアルバイトを辞めると決断したときの注意点は2つ。
それが上手な辞め方と、今から他のアルバイト候補を探すことです。
「今のバイトを辞めて、別のアルバイトをしよう!」
そう思ったからといって、職場に「今までありがとうございました。明日から来ません」というのはダメ!
突然辞めるといっても相手は人手が足りなくなるし、迷惑がかかります。
理想的なタイミングとしては、店長が次のシフトを作る前ですね。
このタイミングならあなたが辞めても調整しやすいし、今のうちに新しいアルバイトを募集することもできます。
このように職場に準備期間を作るようなタイミングを狙うと円満な別れがしやすいです。
また辞めるときの理由は『相手に不快な思いをさせないこと。』
不快にさせなければ、ウソをついても構いません。
家庭の事情、就職活動をする、資格の勉強をする、引っ越すなどなど
相手が『それなら仕方ないな』と思える理由を伝えれば、残りの働く期間も気まずくなりません。
このようにバイトを上手に辞めるにはタイミングと辞める理由を意識しましょう。
あともう一つの注意点は、今のうちから新しいアルバイト先の候補をピックアップしておくこと。
今のバイトを辞めたから探しても、すぐに採用されると決まったわけではありません。
もしなかなか採用されない状態が続けば、その間は貯金を切り崩さないといけない。
だから新しい職場でスムーズに働き始めるためにも、候補となるバイト先を絞っておくことをオススメします。
最初は掛け持ちをしながら徐々に新しいバイトに移行するのも良いですね。
バイトにはたくさんの種類があります。
接客が苦手なら接客がないバイトを選べるし、職場の人間関係に疲れたのなら一人でできるバイトもある。
いろんな業種があるので、飲食業界にとらわれずに広い視野でアルバイト情報を見ていきましょう。
今回は飲食バイトが向いてないと感じるときの対処法について。
本当に向いてないかを確認する方法と辞めるか続けるかの基準をお話ししました。
自分で選んだからといって、向いていない職場で働き続けないといけないルールはありません。
もっとあなたらしく自然体で働いてお金をもらうような生活をしませんか?