バイト先のお土産は、必ず必要というわけではありません。
職場でお土産のやり取りをしないという暗黙のルールがあるなら不要。
ただバイト先を辞めるときなどは、お土産やメモをした方が良いケースも出てきます。
そこで今回はバイト先のお土産の渡し方について紹介。
- バイトのお土産の必要性について
- 失敗しない無難なお土産の選び方
- お土産の渡し方やメモ書きの例文
これらの疑問をスッキリさせれば、バイト先へのお土産で失敗することもありません。
まずはどんなシチュエーションだと、バイト先へのお土産が必要になるのか見ていきましょう。
バイトへのお土産はいらない?買うべき状況
そもそも論として、バイト先へのお土産は必須ではありません。
いらないケースもあれば、買っておいた方が良いケースもあります。
まずはお土産を買う必要があるのかを見極めていきましょう。
① バイト先のルール従う!新人なら聞こう
お土産が必要かどうかは、バイト先のルールで決まります。
例えばパートのおばさんが、旅行帰りに必ずお土産を渡しているなら必要。
逆に誰が旅行や帰省をしても、お土産を買ってこないなら不要です。
ハッキリとしたルールがなくても暗黙の了解として、お土産の有無は変わるんですね。
もし新人でよくわからない場合は、先輩に質問するのがおすすめ。
こっそり聞けば、その職場のルールを教えてくれるはずです。
② 高校生や大学生ならバイト先へのお土産がいらない
特に学生と言う立場なら、無理にお土産を買う必要はありません。
パートの方や社員として働く社会人に気を遣わせてしまうことにも繋がります。
『学生にもらっておいて、お返しをしないわけにはいかない』
そんな思いから、お土産を買うのが絶対的なルールになる可能性だってあります。
なので先輩のバイトさんがお土産を買っていないなら、無理に買う必要はないんですね。
③ 長期バイトを辞めるときはお礼の意味も込めて買うべき
お礼の意味合いが強い場合は、お土産を渡した方が良いケースがあります。
例えば長期バイトで何年も続けていた職場を辞めるときなど。
職場の人達に仲良くしてもらったお礼を込めて、お土産を渡したい気持ちはあるはずです。
社員さん・バイト仲間・後輩たちにお土産を渡したいなら、職場にお土産を持っていきましょう。
高価なものでなくても、何か美味しいお土産を買って渡すと喜ばれますよ。
参考⇒バイトを辞めるけどシフトが残ってる!残りのシフトが気まずい
- その職場のルールに従うのが無難
- 学生なら無理に買う必要はない
- 辞めるときはお礼の意味も込めて渡した方が良い
バイト先へのお土産を買うとき!失敗しないおすすめの選び方3選
お土産を買うと決めたら、次はどんなお土産を買えばいいか迷うはず。
そんなときは次の3つのポイントに絞るのがおすすめ。
どちらかというと失敗しないためのお土産の選び方となっています。
① お土産は定番が良い!好き嫌いがわかれるものを避ける
お土産は定番の品の方が良いです。
職場の複数人に渡すのだから、定番で好みの問題が出てこない方が無難。
あとはパーソナルな情報も思い出すと良いですね。
『先輩さんはアレルギーだった』とか『社員さんは○○が嫌い』など…
その中で定番の商品を選ぶこと。
もしくは味のレパートリーがあって、好きな味を選べるようになっていると良いですね。
- おせんべい
- クッキー
- チョコレート菓子
それにプラスαで、流行や地域の特徴が入ったお土産を選ぶのが理想。
旅行先にしかないお土産や、地元の特産品など、普段は手に入りにくいものが喜ばれます。
② シフトを考えるとお土産は常温で日持ちするものが良い
バイト先へのお土産は、常温で日持ちするものでないといけません。
なぜならお土産を持っていった日に、全員に渡せるとは限らないからです。
むしろシフト制を考えると、何日も後にお土産を知る人もいるでしょう。
だから常温で日持ちするようなお土産が理想。
1週間後にバイト先に来た従業員の人でも、安心して食べられるお土産を選びましょう。
先ほどのクッキーやおせんべい・お菓子なら安心ですね。
③ お土産の個数は人数分より多めがいい!足りないよりマシ
できればお土産は、小分けされたものが良いでしょう。
例えば大きなケーキなどは切る必要があるし、日持ちするかも不安。
小分けされたお土産なら、一人一つずつお好みの味を選ぶことができます。
職場の従業員が10人なら12個入り、20人なら24個入りなど少し多めのお土産を選ぶます。
人数分ピッタリのお土産を探すのは難しいし、多めの個数で探すと良いですよ。
- 好き嫌いがなく定番なもの
- 常温で日持ちするもの
- 少し多めに小分けされたもの
バイト先へのお土産の渡し方・メモや書き置きは必要?
最後はお土産を渡すときの方法について確認していきます。
渡し方は簡単ですが、最低限のマナーは守るようにしましょう。
① バイト先へのお土産の渡し方とタイミング
お土産を渡すタイミングは3つあります。
まずはバイト先に到着してすぐの時間帯。
忙しくなる前で『さあ仕事だ!』というタイミングですね。
2つ目のタイミングは休憩時間。
職場の休憩時間がそろっているなら、このタイミングで軽食を出しやすいです。
3つ目はバイト終わりの時間帯。
お客さんがいなくなって、掃除をしたり後片付けをした後ですね。
共通しているのは混雑時の時間帯を避けること。
お客さんが多い時間帯はさけて、自分たちのペースで働けるときが適しています。
② お土産にメモはいる?一言だけ書き置き
お土産を渡すときは、簡単な言葉だけで十分です。
難しい言い回しとか、気の利いた一言は不要。
先日、東京へ旅行に行きました。
そのときに買ったクッキーです。
よければ召し上がってください。
シフトの関係でその場にいない人には、メモを書いておくと良いでしょう。
付箋やメモ用紙に以下のように書いておけばOKです。
アルバイトの◯◯です。
実家の北海道へ帰省しました。
よければ皆さんで召し上がってください。
これでその日に出勤していなかった人も、あなたのお土産に気づくことができます。
個別にメモを書いたり、渡したい人がいる場合を除けば、こういったメモで十分です。
③ 退職時のお土産に関しては置き手紙っぽくする
旅行や帰省などのお土産なら、先ほどのように簡単なメモで良いでしょう。
ただバイトを辞めるときに渡すお土産になるなら、少しそっけない気もします。
そこで書き置きに、もう一文だけ付け足して、置き手紙っぽくしましょう。
アルバイトの○○です。
いつも親切にしてくださってありがとうございました。
よければみなさんで召し上がってください。
みなさんとお仕事ができて充実した時間を過ごすことができました。
短い間でしたが、今までお世話になりました。
これまで仕事を教えてもらったことにお礼を伝える。
そしてアルバイトの一員として迎えてくれたことに感謝を伝える。
このように難しい文章はいらないので、お礼や感謝を伝えると良いですよ。
参考⇒バイトを辞める理由で嘘はOK?”家庭の事情”などバレる?
- 混雑時を避けて渡す
- メモを残しておくと良い
- 辞めるときは書き置きを残す
バイト先のお土産は必ず必要でない!お礼と感謝の気持ちはある?
バイト先へのお土産は、必ず買う必要はありません。
まずは職場のルールとしてお土産を渡すのか、渡さないのかを知りましょう。
もしお土産を選ぶときは、好き嫌いがない定番の品や日持ちしやすいものがおすすめ。
渡す時はお客さんが少ない時間帯や、バイト終わりが良いですね。
お土産は義務で渡すものではありません。
日頃の感謝の気持ちが大事です。