- 大きな会社じゃなくて個人の飲食店で働きたい
- でも個人経営のお店って求人の探し方が見つからない
- どうすれば自分にピッタリの個人経営の飲食店が見つかるの?
飲食店でアルバイトをするときは2つのパターンがあります。
それが大きな会社のチェーン店で働くか、または個人事業主の店長が切り盛りするお店で働くかです。
地元密着型のカフェや常連さんがゆっくりと過ごせる地元の居酒屋などで働きたいとき、まず大変なのが求人探しですよね。
大型店舗のように『求人募集』と大々的に呼び込みをしないので、見つけにくいかもしれません。
そこで今回は個人経営の飲食店の求人の探し方をお話しします。
見つける方法は全部で6つ。
高確率で楽に探せる順番に並べているので、上から順に試していきましょう。
個人経営のカフェや居酒屋は募集が1~2人ほどなので、すぐ求人募集を打ち切ってしまいます。
アルバイト思いの良い店長さんのもとで働くためにも、今からバイト探しを始めませんか?
① 個人経営のバイトの見つけ方!求人サイトで募集している個人店の探し方
個人店のバイト探しをするときに、効率的なのは求人サイトを活用すること。
地元の個人店でも、求人サイトを使って募集しているお店はあります。
まずはスマホでサクっと調べられる求人サイトでの探し方を見ていきましょう。
飲食店のお店側の掲載料が無料の求人サイトを使う
求人サイトといっても、いろいろな種類があります。
そのなかで個人経営のお店が多いのが、掲載料が無料の求人サイト。
例えばバイトルは1週間ほど求人を出すだけで数万円かかるので、個人店は掲載しにくいんです。
一方で掲載料が0円の求人サイトなら、個人店でも気軽に掲載できるので求人の割合が多くなるんですね。
ちなみに私が使っていたのはマッハバイトという求人サイトです。
こちらは求人を掲載するだけなら無料なので、個人経営の飲食店も登録されています。
さらにマッハバイトには、私たち応募する側にも特典があります。
それが『バイトに採用されたら、お祝いとして5000円がもらえる』という特典。
お店側にも私たち側にも得になる配慮がある求人サイトと言えます。
なのでまずはこのマッハバイトを使って個人経営のお店を探してみましょう。
個人経営の飲食店のバイトは地域や職種を絞ってキープしていく
マッハバイトにアクセスした後は、まず働きたい地域を選択します。
その後に職種の『飲食店・フード』の中から、働きたい仕事を選んでいくのが基本的な流れになります。
そして気になった求人を『キープする』ボタンを押して保存していきます。
このようにまずは少しでも気になった求人をストックしていきましょう。
ただ注意したいのは、個人経営のお店って応募がすぐに締め切られること。
もともと募集している人数が1人とか2人なので、早い者勝ちになっちゃうんですよね。
なので他の誰かに取られる前に、早めに応募するのがコツ。
だからこそ、こまめにマッハバイトにアクセスして求人情報を見ておきましょう。
② 個人経営のバイトの探し方【ネット以外】!こじんまりしたカフェは張り紙が多い
求人サイトなどネット以外で個人店の飲食店求人を探すなら、実際に店舗へ行ってみましょう。
求人広告にお金を出せないお店は、店舗内で求人募集のポスターを貼っていることが多いです。
だから実際にお客としてお店に行き、求人募集をしていないか確認していきます。
出入口やメニュー表・トイレ・レジなどに求人募集の張り紙がないかチェックしましょう。
もし張り紙を見つけたらスマホのカメラでパシャリと保存。
張り紙に書かれている電話番号に電話をして面接の予約をすれば完了です。
実際にお店に行くメリットは、応募するかを店内の様子を見て決められること。
店長が優しそうか、常連客の客層、メニューが美味しいか。
こういった点を確認して『ここで働きたい』と思ってから応募できるので、働き始めてから後悔する可能性が低いです。
ただデメリットもあって、この方法だと家や学校の近所のお店しか調べることはできません。
それに店内に入っても求人募集をしていない場合は、完全な空振り。(確率的には募集してないことの方が多いです)
お店で頼むメニュー代も、過ごす時間も無駄になってしまいます。
下見をかねて店内の様子を働く前にチェックできるのはメリット。
でもお店に入らないと確認できないというデメリットの方が大きいです。
どうしても下見をしたいなら求人サイトで目星をつけたお店に行った方が効率が良いですよ。
③ 自営業の小さいカフェはSNSや公式HPで募集しているケースもある
近所のお店ではなかったり、お客として何軒も入って確かめるお金がないとき。
そんなときはお店の公式サイトやSNSで求人募集をしていないか確かめましょう。
これなら空き時間に無料で確かめることができます。
個人経営のカフェや居酒屋でもサイトやSNSで集客をしているお店は多いです。
自社のHPで求人募集をするのはお店側もタダなので、もしかすると募集しているかもしれません。
ただバイトを募集しているお店が、必ずSNSにも投稿しているわけではない点は注意しましょう。
店舗や求人サイトで募集をかけているけど、公式サイトやSNSには載っていないというケースもあります。
あくまでひとつの参考程度にしかならない探し方ですが、方法としては手軽ですよ。
④ 個人店のバイトの探し方!求人誌で見つけて電話するケースもある
コンビニやスーパーにあるタウンワークなどの求人誌にも、個人店の募集が掲載されている可能性はあります。
昔からの定番な募集方法なので、店長が年配の方なら求人サイトではなくタウンワークを利用しているかもしれません。
ただ求人誌で個人経営のバイトを探すときは気を付けることがあります。
まず求人誌をくまなくチェックする必要があるということ。
タウンワークの掲載欄は大きいほど掲載料がかかるように設定されています。
もちろん個人経営のお店が、バイトの求人にそこまで大きな広告欄を選ぶことはできません。
だから小さい枠を全てチェックしてお店を見ていく必要があります。
そうなると写真が掲載されていない場合が多く、お店の雰囲気などが全くわからないんですね。
『本当に大丈夫?』という不安はぬぐえないので、いちいち食べログなどで検索する必要があります。
あとタウンワークのデメリットとして、募集が打ち切られたか確認できないことも挙げられます。
求人サイトだと募集が集まったら『募集完了』と表示があって応募できないようになりますよね。
でも求人誌だと他の人が応募したか全くわかりません。
いろいろ調べてやっと1つの候補を見つけて勇気を出して電話したら『もう他の子に決まりました』と言われる可能性だってあります。
求人誌で探すこと自体は、悪い探し方ではありません。
でもメインで使うというよりはサブ的な探し方というか、『どんな求人があるんだろう』という参考程度にしておきましょう。
⑤ 働きたい地域を歩いて個人店のバイト求人をメモ
ここからはバイトを募集しているお店を見つける確率がグッと下がります。
ただその分、見つけたらラッキーですし、ライバルがほとんどいないので採用される確率が高いとも言えます。
求人サイト・お店へ行く・求人誌を見る
これ以外で個人店のバイト募集を見つける方法は『足』を使うこと。
例えば住んでいる地域のハローワークに行ってみたり。
ハローワークは職探しというイメージが強いですが、アルバイト求人も探すことができます。
いちいち行くのは面倒ですが、アルバイトを探しにハローワークに行く人が少ないので掘り出し物があるかもしれません。
あとは地域の掲示板だったり、大学の学生課の掲示板を見に行くと、周辺のお店で求人を出しているお店があるかも。
自治体などの広報誌も無料で掲載できるので、載っている可能性があります。
このように地元ならではの場所を歩いて探すことで、『こんなところに!』と求人を見つけられることがあります。
でもこの方法はあくまで『かもしれない』という探し方。
確実に見つかる求人サイトや求人誌を利用して、イマイチだと感じたときの保険の探し方になりますね。
⑥ 個人店でバイトしている友人や、顔の広い知人に相談するメリット
最後の手段は、あなたの交友関係からお店を探してみるという方法。
個人経営の飲食店でアルバイトする友人がいれば、周りで人手不足で困っているお店がないか聞いてみます。
あとはご近所さんや、親の交友関係を使ってみるのも良いかもしれません。
私は個人の飲食店でバイトしてましたが、雇っていたアルバイトは全て、店長と仲の良い友達の息子さんとかを採用してました。
誰か知人に紹介してもらうという方法はメリットがあります。
それはお互いに信頼関係が作りやすいというところ。
『あの人が紹介したお店だから大丈夫』『あの人が紹介した子だから大丈夫』
お互いにこの安心感があるので、過度な不安を持たずにバイト初日を迎えることができます。
デメリットは、このバイトの探し方で必ずお店が見つかるわけではないということ。
あと働き始めた後でバイトを辞めにくかったり、店長と波長が合わないときに余計に気まずくなる可能性もあります。
このように共通の知人がいるということはメリットにもデメリットにも傾くので注意しましょう。
『このお店はないな』と思っても、せっかく紹介してくれたからと断り切れない可能性だってありますしね。
個人経営のバイトの探し方は、まず求人サイトの募集からチェック!
今回はカフェや居酒屋など個人経営の飲食店で働きたいときのバイトの探し方についてお話しました。
まずはお店側が掲載しやすい掲載量無料の求人サイトを使って、個人店のお店を探します。
もし求人情報が物足りないなと感じたら、実際に個人店に足を運び求人募集していないかを1店舗ずつ調査。
またはタウンワークなど地域の求人誌を見て、個人経営のお店を探していきます。
あとは確実ではありませんが、地域の掲示板やハローワークでもバイト求人が載っている場合があります。
または友人や親世代の知人に聞きに周れば、『求人募集は出してないけど人手不足で困ってる個人店』が見つかるかもしれません。
このようにまずはお店側の金銭的な負担が少ない求人サイトを使うこと。
あとはサブとして働きたいお店にお客としていきバイトを募集していないか確かめたり、求人誌を見るのがセオリーです。
個人経営の飲食店はチェーン店とは違って、メリットもデメリットもあります。
お客さんと会話したり、常連客の顔と名前・いつも頼むメニューなど覚えるスキルが必要です。
また個人経営の飲食店はマニュアルがないので、自分で考えて臨機応変に対応する必要もありますね。
アルバイトの人数が少ないのでシフトの融通が効きにくいというデメリットはありますが、その分だけ担当できる仕事が多いので実力はつきます。
私も個人店で4年ほどアルバイトをしていましたが、厨房から接客までほぼすべての仕事を経験しました。
その経験は今でも仕事やプライベートの自炊に役立っていますよ。