- メニューの名前と値段が覚えられない
- 接客中だとテンパって余計に思い出せない
何度覚えようと頑張っても、いざお客さんと接していると思い出せなくなる。
なんとなくメニューは覚えているけど、お客さんから質問されたら答えられない。
このように頑張っているのに結果が表れないときはツライですよね。
『記憶力が悪い自分』をキライになってしまうかもしれません。
飲食店の接客バイトでは『メニュー表を記憶してるか』が仕事ができるかの基準になりがち。
どうすれば早くメニュー表を覚えることができるのでしょうか?
今日は『メニュー表をキッチリ覚えられるコツ』についてお話しします。
メニューを全然覚えられないときの応急処置や、覚えるときのコツ、カメラアプリの活用法など
昨日よりも成長した自分になるための、メニューの覚え方を見ていきませんか?
飲食店のバイトでメニューを覚えられないのは誰もが通る道
結論から言うと『メニューを覚えられない』と悩んでいるあなたは、どんな方法をとっても将来的に必ず覚えられるようになっています。
メニュー表を覚えられないことを自覚して悩み、このサイトにたどり着いたのは、あなたが真面目な証拠。
真面目な人は遅かれ早かれメニュー表をキッチリと覚えて、スムーズに接客できるようになります。
特に働き初めて3カ月未満の新人の場合は、メニューを覚えられないのも普通なこと。
今の段階で周りの先輩たちと比べるのは辞めましょう。
比べるべきは昨日の自分や先週の自分。
少しずつでも成長しているならOKです。
ただ1つだけ気を付けたいのはシフトですね。
いくら覚えようと頑張ってもシフトが週1~2回だと、せっかく今日覚えた内容も、来週になると忘れてしまいます。
(できれば週3日くらいは入りたいですね。)
『いつか覚えられるようになるから安心しよう』
そうはいっても、できるだけ早く覚えることが良いことには違いありません。
どうすればメニューをしっかり覚えて、接客をスムーズにできるようになるのでしょうか?
私がアルバイトを始めたすぐの実体験も踏まえてお話ししていきます。
① バイトのメニューや仕事が覚えられないときの応急処置!”テンパる”悪循環を断つ
まずはシフトをできる限り『忙しくない日や時間帯』に変更します。
そもそも職場自体が忙しいとテンパって、メニューも思い出せなくなりませんか?
- 周りが忙しそうにしてると自分も慌てしまう。
- そうすると接客中も頭がまっしろになって、覚えていたことも思い出せなくなる。
- 社員さんや先輩も忙しいので、怒りっぽくなる。
- 余計にテンパって思い出せなくなる
こんな悪循環になるので、まず私はシフトを『忙しくない日』に設定していました。
まずはゆったり仕事ができる環境をつくって、接客自体に慣れること。
忙しくない日は落ち着いて接客できるので、家で覚えてきた内容も職場で思い出しやすくなります。
それに職場の人もヒマなので、質問すると丁寧に教えてくれますしね。
結果的に接客に自信が出て、どんどんメニューへの知識も思い出しやすくなりますよ。
できる範囲で構いません。
まずは次のシフトから、忙しい曜日や忙しい時間帯を少しズラせないかチェックしましょう。
落ち着いた状況で働くことができれば、記憶も定着しやすいです。
② バイト中にメニューを思い出せないときの対処法
これは働き始めた後でわかったことですが、接客中に困ったことがあったとき用のルールを先に作っておけばよかったなと。
なぜ接客中にテンパるかというと『メニューを覚えられない』ことと『どうしたらいいかわからない』から。
だから『わからないことを聞かれたとき』はどうするか?
『思い出せないとき』にどうするか?
これを先に決めておくことで、無駄なストレスを減らすことができるはずです。
例えば接客中だと(ⅰ)『申し訳ございません。今、確認してまいりますので少しお時間いただけますか?』と伝える。
その後に(ⅱ)優しい先輩に質問しにいく。
このように(ⅰ)や(ⅱ)といった対処法を先に作っておくことで、不安が必要以上に大きくなるのを防げます。
メニューをしっかり覚えるまでの間、接客中の問題をどう解決するかを先に決めておきましょう。
(注:優しい先輩に聞くのが一番です。怒られたら余計にテンパるので。)
③ バイトのメニューが多すぎるときの覚え方! よく注文がでる料理を優先する
働き始めた当時の私はメニュー表の1ページ目から覚えようとしていました。
でもお客さんは1ページ目から注文するわけではありません。
なので覚えたメニューや内容と、オーダーが入るメニューや質問される内容にギャップが出るんです。
そこで私はお店が閉店してから伝票を確認することにしました。
伝票を見ることで『自分が働く曜日や時間帯に、どのメニューが多いか』がわかるんですね。
まずはその優先順位が高いメニューを先に覚えるようにしたんです。
毎回のようにオーダーされるものでいうと居酒屋では”おつまみ”と”お酒”
料理だと季節の限定品はよく注文が入りますよね?
こういったオーダーが良く入るものから覚えていきました。
記憶力に自信がないとき。とりあえず少しでもミスを減らしたいとき。
そんなときは『注文されやすい料理』から覚えるようにすると効率が良いですよ。
④ 暗記に役立つアプリを使ってメニューを覚える!覚え方のコツはインプット量
本格的にメニューを覚えるときは、『覚える』というより『インプット数』を増やしましょう。
もともと脳は覚えたモノを忘れるようにできてます。
でも何回も繰り返し刷り込んでいくと忘れにくくなるんですね。(短期記憶と長期記憶というやつです)
まずメニュー表をスマホのカメラアプリを使って、メニュー表を撮っていきます。
そしてこのメニュー表をスキマ時間があるたびに見る回数を増やします。
寝る前なんかは効果的ですね。
記憶は寝てる間に定着するので、寝る前の方が頭に入りやすいと言われています。
あと私が見ていたのは『バイトに向かう電車の中』だったり『バイトの休憩中』だったり。
スマホの写真フォルダに入れておけば、すぐ見直せるので便利です。
(今なら暗記アプリもありますよ)
⑤ 覚えられないメニューは偏る!よく忘れるメニューやキッチンのレシピはメモ
スマホで撮ったメニュー表を1ページ目から順に覚えようとしても、記憶にはバラつきがでます。
なぜか自分には覚えやすいメニューだったり、何回覚えても接客中にど忘れするメニューがあるんですよね。
だから覚えられないメニューや料理の内容はメモを取りましょう。
ポイントはメモ帳を『現場用』と『記憶用』の2つ用意するコトです。
仕事中は忘れた内容だけパッと書くメモ帳。
休憩時間や帰りの電車の中で、現場用のメモ帳を記憶用のメモ帳にキレイに書き直します。
自分にとって覚えにくい内容って偏るものなので、そういうものを見つけるたびにメモを取る。
そうすれば忘れやすいメニューを1個ずつ潰すことができます。
メニュー表を完璧に覚えようとするより、効率が良く記憶することができますよ。
⑥ バイトのメニューの覚え方のコツ!”体全体”を使えば短い期間で記憶に定着
家でメニューを覚えるときに、頭の中だけで覚えようとすると大変。
仕事中はこっちも忙しいので『覚えていたはずなのに思い出せない』となりがち。
そんなミスを減らすのに効果的だったのが体で覚えることですね。
家で覚えるときでも、実際に接客するときをイメージしてメニューを声に出します。
私はリビングに誰もいない時に、接客のイメトレをしていました。
誰かが椅子に座ってる前提で、架空の接客をします。
さきほど書いた『忘れやすいメニュー』を中心に何度も口に出す。
これだけでも頭で覚えるより、記憶しやすいんですよね。
体全体を使って覚えれば、仕事中でも自然に思い出しやすくなります。
ぜひ家に誰もいないときに、リビングで架空のお客さんを想定して練習してみてください。
【最終手段】どうしてもバイトの仕事内容が覚えられないならメニューが少ない店も検討
今回は飲食店でバイトをしてるけどメニューを覚えられない。
そんなときのメニューの覚え方についてお話しをしました。
まずはテンパらないように忙しい曜日や時間帯を避けてシフトを組むこと。
そして接客中に困ったことがあったときにどうするかを事前に決めて、不安を減らしましょう。
実際にメニューを覚えるときは、まず伝票を使って”よく出るメニュー”から優先的に覚えること。
(季節限定のものも出やすいので先に覚えるようにする)
あとはメニュー表をカメラアプリで撮って、1日に何度も見るようにする。
忘れやすい箇所はメモをとったり、家でイメトレをして体全体で覚えるようにしましょう。
もしここまでしてもメニューが覚えられないとき。
新人期間を通り越しても、全然覚えられるようにならないとき。
そんなときは『今のバイトがあなたに合ってない』かもしれません。
世の中はファミレスや居酒屋のバイトばかりではありません。
覚えることが少ないアルバイトも存在します。
『私には今の職場しかない』
そう考えると精神的に辛くなってしまいますよね?
実際にバイトを変えるかは置いておいても『どうしても嫌なら変えても良い』
そう思っているだけでも心がフッと軽くなりますよ。
無理に続ける必要はありません。
だから気を楽にして、まずは今回お話しした『メニューの覚え方』を実践。
今までより覚えやすいか、職場で思い出しやすいかを試してみてください。