何度もバイト先でミスをすると、周囲の視線が気になりますよね。
新人ならバイト先での失敗も、ある程度は仕方ありません。
ただ半年から1年も経てば、戦力として働かないといけない時期。
今回はバイトでミスばかりしてしまう原因と対策を見ていきます。
- バイト先でミスしたときの対応
- 失敗ばかりする原因と対策
- バイトを辞めるかの基準ってある?
原因がわかれば、対策も見えてきます。
ミスばかりの自分を卒業するための一歩を、今日から踏み出しませんか?
バイトでミスが続く!失敗の報告義務について
まずはバイト先でミスをした直後の対応を見ていきましょう。
先輩や社員さんに伝えるのは嫌かもしれませんが、報告はとても大事なこと。
伝えないで隠すリスクについても紹介します。
① バイト先のミスはすぐ伝えて謝る
バイト先でミスをしたら、まずは周囲の人に報告しましょう。
気は進まないかもしれませんが、先輩や社員さんに伝えると以下のメリットがあります。
- フォローしてもらえる
- 教え直してもらえる
- 被害が最小限に抑えられる
伝えるのは勇気がいるかもしれませんが、仕事でも報連相は大切。
報告・連絡・相談を怠ると、あなたのミスが取り返しのつかない大事になるかもしれません。
② バイト先の失敗が周囲にバレなくても隠すのはダメ
小さなミスなら伝えなくても大丈夫だよね。
こう思っているかもしれませんが、ミスを報告しないリスクはあります。
- 自分で解決するしかない
- また同じミスを繰り返す
- 被害がどんどん大きくなっていく
自分で何とかカバーできるミスなら良いでしょう。
ただ自分だけで何ともならないときは、ミスによる被害がどんどん大きくなっていきます。
結局先輩や社員から、『なんでもっと早く言わなかった』と報告しなかったことも怒られることに。
なのでミスをしたときは、できるだけ早く報告した方が無難です。
- 先輩や社員に報告する
- 正しい対応を学べる
- 隠すとまた同じ失敗を繰り返す
バイトでミスばかりが続く3つの原因
バイトでミスばかりが続くときは、次の3つの原因が考えられます。
どれが当てはまっていますか?
① 新人ならバイトの失敗は当たり前!始めたて~3カ月は我慢
働き始めた新人バイトなら、ミスをするのも仕方ありません。
私も新人次第はミスしない日がないといっていいくらい(笑)
やってみる⇒間違いを指摘してもらう⇒学ぶ
このトライアンドエラーを繰り返しながら、人は仕事を覚えていきます。
特に最初の3カ月間は、試練の時期と言えるでしょう。
人生初バイトの場合は、『今が踏ん張りどきだ』とこらえることも大切です。
② バイト先の苦手な作業だけミスがでる
仕事にも慣れてくると、少しずつミスは減っていきます。
ただ苦手な作業がある場合は、そこでの失敗は続くことも。
誰もがすべての仕事を平均的にできるわけではありません。
どの仕事が得意で、どの仕事が不得意かも個人差があって当然。
苦手な分野があると苦手意識が生まれ、それが次のミスに繋がる。
このように苦手な仕事があるだけで、『向いていないのかも』と悩むこともあるんですね。
辞める前に、まずは苦手分野を克服できないかを考えましょう。
接客が苦手なら家でも練習する。
上手な先輩のモノマネをするなどで、少しずつ慣れてくるかもしれません。
参考⋙バイトで大きな声がでない!接客で声出しが苦手なときの対策
③ ミスが続いてメンタルが弱くなる⇒ミスが連続
ミスが続くと『自分にはアルバイトはできないのでは』と不安が募ります。
特に先輩や上司に怖い人がいると、注意されるだけで委縮してしまいます。
このようにメンタルが落ち込むと、テンパってまた新しい失敗に繋がる。
精神的にもろいと、ミスが連鎖して悪循環になってしまいます。
モヤモヤをスッキリさせて、アルバイトに集中できる方法を試してみましょう。
具体的な方法に関しては次に解説しています。
- 新人で仕事に慣れていない
- 特定の仕事が苦手
- メンタルが弱くなっている
バイトで失敗ばかりの自分を変える
先ほどの原因を踏まえると、解決方法も見えていきます。
バイト先でミスが続くとき、どのようなことを心がければいいのでしょうか。
① 新人バイトが仕事内容を記憶に定着させるコツ
新人バイトのミスの多くは『知らない・忘れた』に分類されます。
- 接客でお客からわからないことを聞かれた。
- レジはバイト初日に聞いたのに忘れてしまった
このように記憶していないことが問題で起こるミスが多いはず。
そこで記憶に定着させるコツを実践していきましょう。
コツは2つあって、まず1つ目はメモに記憶させること。
頭で覚えようとしても、人は忘れる生き物です。
なので教えてもらった仕事はメモに残して、まずメモ帳に仕事を覚えさせます。
2つ目のコツは何度も反復して覚えること。
先ほども言ったように、人は自然と忘れていく生き物です。
なので忘れること自体は全く問題ではありません。
むしろ何度も覚え直すことで記憶に定着していきます。
『思い出そうとする・覚え直す』
メモ帳を見ながら仕事を何度も覚えれば、自然と記憶に定着していきますよ。
参考⋙飲食店のバイトでメニューが覚えられないときにの解決方法
② バイト中の苦手な作業を練習する
苦手な作業があるなら、まずは克服できないかを考えます。
接客などが苦手なら家で練習をしてみる。
実際に声を出して体をフルに使うことで仕事を覚えていきましょう。
参考⋙接客のバイトなのにニコニコ笑顔ができない!自然に笑うコツ
ただどうしても苦痛な仕事があるなら、無理をする必要はありません。
時間で解決できない悩みがあるなら、バイトを変えるという方法もあります。
もちろん少し嫌なことがあってバイトを辞めるのはNG。
ただ何度も練習をして、それでも苦手な仕事があるなら我慢することはないんですね。
バイトを辞めるか、どうかの決め方については後でお話しします。
③ メンタルを強くしてバイト先の失敗を引きずらないようにする
メンタルをすぐ強くする方法はありません。
ただ『発散』と『修正』に注目すると、仕事に集中しやすくなります。
まずネガティブ思考でメンタルが弱くなっている場合。
このときは一人で溜め込むことはせず、外に発散しましょう。
ノートに頭の中に浮かぶことを、どんどん書きなぐっていきます。
- また同じ失敗をした
- 自分は仕事ができない人間なんだ
- きっとまた同じミスをするだろう
このように頭によぎった思考をどんどん書いていきます。
書くだけでもスッキリするのですが、次のステップは『思考の修正』。
親友が同じ悩みを抱えていたとしたら、自分は何て声を掛けるかを想像します。
- また同じ失敗をした
⇒1度しか失敗しない人はいないよ - 自分は仕事ができない人間なんだ
⇒君に向いている仕事はきっと見つかる - また同じミスをするだろう
⇒似た状況なら、今のうちに対策がとれるよ
このように自分の思考を紙に書いて客観視する。
その後で『親友を助ける言葉』をかけると、自分の思考が極端なことに気づくことができます。
新人でミスが多いこと自体は気にする必要はありません。
職場の人達も同じようにミスをして少しずつ成長してきたはずです。
- メモと反復で記憶に定着させる
- 苦手な仕事は体を使って何度も練習
- ネガティブ思考をノートに書いて修正する
バイトでミスを繰り返すのが辛い!2年以上続くなら辞めた方が良い?
最後はどうしてもバイト先でミスが続くときの対応を見ていきます。
仕事には合う合わないがあるので、辞めるという選択肢もあり。
そこでバイトが合わないからと辞める状況を紹介します。
① 同じバイトを1年~2年続けてミスばかりするとき
ずっと努力を続けて、それでもミスが続くなら、その仕事はあなたに向いていない可能性が高いです。
働き始めて半年以内の新人バイトなら失敗するのは当たり前。
でも同じ仕事を1年~2年ほど続けているのにミスが続くなら向いていないかもしれません。
あなたより後に入ってきた後輩が、あなたより仕事ができるようになるのも辛いですよね。
『やりたい仕事』より『向いている仕事』を選んだ方が、充実感が高くなることもあります。
② バイト先でミスをすると怒鳴られる・弁償させられる
バイト先でミスをすると、周囲に過剰に怒られる。
そんなときもバイトを辞めるサインとなります。
注意されて怒られるのは当然。
ただ怒鳴るとか弁償といった過度な責任の取らされ方は異常です。
ブラックバイトの可能性もあるので、他のバイトも視野に入れた方が良いですね。
③ バイト先でミスが続く自分が嫌で病気になる
ストレスが続き、心身の健康が損なわれたときも辞めるサインと言えます。
- 寝ているのに疲れが取れない
- バイトに行く前に涙が出る
- 食欲がずっとない
このように体調も悪化している場合も無理をする必要はありません。
もう少しマイペースにできるバイトに切り替える。
もしくはティッシュ配りなど、単純作業のバイトから始めてみることをおすすめします。
- 1年以上も仕事に慣れない
- 怒鳴られる
- 体調が悪化した
バイトでミスばかりするときは原因を突き止めよう!新人なら大丈夫
バイトでミスばかり続くからといって、落ち込むことはありません。
誰もがミスをしながら少しずつ仕事を覚えていくから。
みんなでミスをフォローし合って、仕事は回っていきます。
もしミスを減らしたいなら記憶の定着・体で慣れるという方法がおすすめ。
努力を続けてもミスが減らない場合は、その仕事が合わない可能性があります。
他のアルバイトを調べて『こっちの方ができそう』と思えるバイトに切り替えるのもアリですよ。