バイト先の新人が使えないと、イライラしてしまう気持ちはわかります。

新人バイトが戦力外なら、その分だけあなたの仕事量が増えますよね?

ただ邪魔者扱いしていると、いつまで経っても新人は成長しません。

だから新人バイトを一人前に育てて、あなたの負担を減らしませんか?

  1. バイトの新人が使えない問題
  2. 新人バイトの育て方と教え方
  3. どうしてもイライラして邪魔なとき

この3つのポイントを抑えれば、バイト先で抱える問題にアプローチできます。

将来の自分の負担を軽くするために、新人バイトとどう接していけばいいのでしょうか?

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バイトで新人が使えないときに起こる問題

バイト先の新人が戦力外のとき、どういった問題が起きるのか。

職場で起こるイライラするポイントをハッキリさせれば、どう対応すればいいかも見えてきます。

① バイト先で後輩の分まで自分の仕事量が増える

忙しくなる職場

店長は職場にいるアルバイトの数を、一定にするようにシフトを組みます。

戦力にならない新人バイトでも、1人としてカウントされるんですね。

すると見た目の人数は足りてるのに、新人が仕事ができない状態に。

こうなるとあなたや先輩たちの負担が増えることになります。

『仕事量が全然違うのに、時給は同じなのが納得いかない』ということもあるでしょう。

仕事量が不平等になるのが1つ目の問題。

② 新人バイトに何度も同じ仕事を教えるのが手間

新人バイトはわからないことばかり

新人バイトだと、1回で仕事を覚えることは難しい。

似たようなミスが続いて、『昨日も言ったのに』と仕事で同じ説明をするハメになることも。

人は忘れる生き物なのは知っているけど、何回教えても成長できないときはイライラしてしまいますよね。

なので仕事を教えるときは『相手にメモを取ってもらう』など、工夫が必要になります。

③ バイト先で新人を邪魔者扱いしてもイライラするだけ

バイト先で泣く

新人バイトの覚えが悪いと、イライラする気持ちはわかります。

ただそこで邪魔者扱いしていたら、新人もいつまで経っても成長しません。

新人が成長しないということは、あなたの仕事の負担も軽くならないということ。

だから大切になってくるのは、どうやって一人前に育てるかです。

そこで次は新人バイトの育成法について見ていきましょう。

新人バイトの問題点
  • 新人以外の仕事量が増える
  • 何度も同じ指摘をしなければいけない
  • ただ邪魔者扱いしていたら問題は解決しない

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バイト先の新人が使えないときの対策【新人教育をしよう】

では戦力外の新人バイトを、どうやって育成すればいいのか。

育て方や仕事の教え方を見ていきます。

難しいものは何1つなく、どれも次から実践できることですよ。

① バイト先の後輩が仕事を覚えないときはメモを活用

バイト先の仕事をメモする

何回教えても仕事を覚えてくれない。

そんなときは相手にメモをとってもらうようにします。

頭で覚えられないなら、先にメモ帳に仕事を覚えてもらう。

こうすれば似た状況になったら、新人君もメモ帳を見れば対応できますよね。

また相手の覚えが悪いときは、理由付けができていないケースも多いです。

例えば飲食店の場合、まず最初にお水を出してメニュー表を渡すとき。

単純に手順を伝えるだけじゃなくて、『食前の薬を飲むお客さんもいるから先にお水を出そうね』と理由をつけると覚えやすいでs。

人は事柄だけを覚えるより、ストーリー化した方が記憶に定着しやすいんですね。

なので仕事を教えるときは、なぜその仕事が必要なのかの理由も一緒に伝えましょう。

② 要領が悪い後輩のためにバイト中の仕事を実際にやってみせる

バイト先の先輩と後輩

”百聞は一見に如かず”という、諺(ことわざ)もあります。

なので仕事が暇なときは、あなたが実際に工程をやってみせるのも大切。

いくら言葉で伝えても、伝えきれないことはあるんですね。

そういった細かい作業も、実際にやって見せれば、新人君も理解しやすいはず。

あとは、職場で一番うまい人を教えてあげるのも効果的です。

飲食店の場合は、『先輩の○○さんの接客や敬語は真似した方が良いよ』と教えてあげます。

そうすれば先輩の真似をして、新人バイトも仕事が上達しやすくなります。

頭で理解して仕事を覚えるより、一人前の人が実際にやってみせた方が早いです。

③ あなたがお客になって新人バイトに練習させる

バイト先の新人研修

次は新人バイトに、覚えたての仕事をやってもらいましょう。

特に接客などは頭で覚えきるよりも、体で覚えてもらった方が早いです。

あなたがお客さんになって接客を受け、間違っているところを修正していきます。

このときのポイントは相手にスピードを求めないこと。

仕事を覚えれば、慣れて勝手に作業スピードも速くなります。

最初は早さより正確さを重視して、相手の仕事をチェックしてあげてください。

仕事を教えるときは、ミスばかり指摘すると相手も委縮します。

『ここは良かった。でもここが惜しかった』と褒めとセットにすると良いですよ。

④ バイト先の後輩の覚えが悪い時は優先順位を伝える

仕事の優先順位を決める

新人バイトの覚えが悪い時は、必ず理由があります。

一番多いのが、仕事を上から順番に完璧に覚えようとしていること。

例えば飲食店の場合は、お客さんに聞かれることってパターン化しますよね。

でも新人君はそれがわからないので、メニュー名と料理と1ページ目から覚えようとします。

そんなときは、『何から覚えるか』の優先順位を教えてあげるのが効果的。

  1. まずは最低限、覚えて欲しいこと
  2. お客さんによく聞かれる質問
  3. 後回しにしていいこと

このように優先順位を伝えれば、新人バイトも大切な仕事から覚えていきます。

アルバイトの仕事に関しては慣れが必要なので、記憶力に頼らないようにしたいですね。

参考⇒飲食店のバイトでメニューが覚えられないときの解決案

⑤ 仕事ができるまでは雑用をやってもらう

皿洗いのバイト

仕事をある程度できるようになるまで、雑用をメインでやってもらうという手段もあります。

例えば飲食店の場合はお店周りやトイレの掃除、食器洗いなど。

接客のように柔軟な対応は少しずつ慣れていくとして、まずは誰でもできる雑用をやってもらう。

こうすれば、あなたが雑用する時間が省けて仕事に専念できます。

役割分担をして仕事が早く終われば、空いた時間を利用して丁寧に仕事を教えてあげられますよ。

⑥ 新人バイトが指示待ちのときはコミュニケーションが問題?

仕事が恥ずかしい

忙しいはずなのに、なぜか新人バイトだけ暇そうにしていることってありませんか?

これがいわゆる『指示待ち』の状態。

次にやるべきことがわからず、ボーっとしている状態のことです。

もちろん仕事を覚えていない新人バイトの問題ですが、それだけが原因とは限りません。

なぜなら『次は何をすればいいですか?』と聞きづらい職場である可能性があるから。

職場自体がピリピリしていたり、新人に厳しく接していると、相手は委縮します。

そうなるとバイト中にわからないことがあっても、聞いてこなくなってくるんですね。

なのでまず最初は『手が空いたら”次は何をすればいいですか”と聞いて欲しい』と伝えましょう。

以前、このようなツイートが拡散されたように、育成には根気強さも必要です。

さっき食べたラーメン屋の店主が、海外から来たバイトの子に「分からない事があれば聴いて、同じ事、何回聴いても良いから。そんな事ぐらいで絶対怒らない。困るのは、少しでも分からないままやって、失敗する事。失敗したら落ち込むからね。お互い」と話してて、言葉にする事って大事だなと思った。

— 竹林 崇@脳卒中リハの専門家, 作業療法士, PhD(医学) (@takshi_77) December 14, 2021

自分が新人時代に先輩たちに仕事を教えてもらったことを思い出しながら接するのも忘れないようにしたいですね。

コミュニケーションがしやすい関係の方が職場も過ごしやすいし、結果的に早く新人が一人前に育ちますよ。

新人への仕事の教え方
  1. 相手にメモを取ってもらう
  2. 仕事を教えるときは理由もセットで伝える
  3. 相手の目の前で実際に仕事をやってみせる
  4. 新人が体で仕事を覚えるまで練習させる
  5. 覚えるべきことの優先順位を伝える
  6. 一人前になるまでは雑用もやってもらう
  7. 何度も教える覚悟を持って根気強く接する

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どうしてもバイト先の新人が使えなくてイライラするとき

先ほどは新人バイトの育て方についてお話ししました。

最後は『新人バイトの人間性に問題がある場合の対応』について。

仕事が覚えられないなど、技術面でなく性格に問題があるときの対策を見ていきます。

新人バイトが挨拶しない&タメ語のとき

バイトで怒られる

人生初のアルバイトのときは、何も知らない状態から仕事をスタートします。

なので職場の挨拶などができないことも、珍しいことではありません。

新人君が挨拶をしないときは、まずあなたから挨拶を。

相手が『お疲れ様です』と返事をしたら、『後輩から声をかけるんだよ』と教えてあげます。

挨拶に関しては知らない場合がほとんどなので、教えてあげましょう。

参考⇒バイトで大きな声がでない!接客の声出し練習

問題なのは敬語ができない場合などですね。

新人なのに年齢が上だからという理由で敬語が使えない人は問題です。

店長に間に入ってもらって指摘してもらうのが一番。

それでも相手が敬語を使わない場合は、次の選択肢に入ります。

後輩のやる気がないときは放置!他の人に任せてシフト変更

シフト変更

根気強く仕事を教えても、やる気を感じられない。

そんなときは別の人に育成係をやってもらえないか相談しましょう。

あなたが育成の全てを行う必要はありません。

社員さんや店長などに相談するのも良いですね。

相手の能力ではなく正確に問題がある場合は、あなたにできることは限られてきます。

参考⇒バイトで嫌われる新人の10つの特徴とは?

他の人に任せるタイミングとしてはシフト変更が有効。

例えば新人君と一緒の曜日を『来月から出勤できません』と店長に伝えます。

そして新人君が出勤しない曜日に、あなたがバイト先で働くようにする。

このようにシフトをズラせば、職場が一緒になる回数を減らせます。

相手の性格が問題?
  • 挨拶は知らないことの方が多い
  • 敬語が使えないときは相手の問題
  • 相手のやる気がないときも相手の問題
  • シフトを変えて他の人に任せるのも良い

バイトの新人は邪魔と思いがち!ただ能力や経験は身につく

使えない新人バイト

誰でも初めての仕事のときは、わからないことだらけです。

なので単に経験が足りないときは、他の人がフォローする期間も必要。

相手にメモを取ってもらい、実際に見本としてやってみせる。

これだけでも新人バイトは仕事を覚えやすくなります。

もしやる気がないなど相手に問題がある場合は、あなた一人で背負うことはありません。

他の人に教育係を任せたり、シフトをズラして出勤日が重ならないようにしましょう。

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