『カフェのバイトはやめとけ』という声が一部あります。
オシャレに働ける印象があるカフェのアルバイト。
ただ実際にスタッフとして働くと、大変な仕事と感じる状況もあるんですね。
そこで今回は『カフェのバイトのきつい瞬間』を紹介。
カフェで働くことに興味があるなら、応募前に実情を見ておきましょう。
デメリットを知れば、自分に合うかどうかも見極めることができますよ。
仕事内容・働き方・職場環境に分けて、”○○な人にはカフェは合わない”というポイントを見ていきましょう。
カフェのバイトはやめとけ!仕事内容できつい瞬間
カフェのバイトの仕事内容はたくさんあります。
お客さんの立場から見ていると楽そうに見えますが、次の3つが苦手な人には不向きです。
① 記憶力が悪い人はやめとけ!カフェのバイトは覚えることが多い
カフェのバイトは覚えることが多いです。
メニュー名やドリンクのカスタマイズ。
また季節限定のメニューも、定期的に覚え直す必要があるんですね。
ホールで働くなら、お客さんからの質問にも迅速に対応しなければいけない。
キッチンで働く場合も、料理の手順などを常に覚え直していきます。
なので記憶力に自信がない人は、カフェのバイトで苦戦しがち。
特に働き始めてから慣れるまでは大変です。
スタバやタリーズへ行けばわかりますが、スタッフがドリンクを作りますよね。
ドリンクごとの作り方や、カスタマイズにまで対応するのは一苦労です。
それ以外でも清掃やレジなども含めれば、一通りの仕事を覚えるだけでもキツイ。
② コミュ力がないなら辞めとけ!接客も厨房も会話は必須
コミュ力に自信がない人も、カフェのバイトは辞めた方がいいでしょう。
ホールスタッフであればメインの仕事は接客です。
オーダーを聞き、料理を運び、レジ対応をする。
その流れの全てにお客さんは存在します。
スタバなどはお客さんからも、よく質問されることが多いですよね。
初めてのお客さんに説明をしたり、常連さんと世間話をすることも。
一方でキッチンスタッフだったとしても、厨房では従業員同士でやり取りがあります。
狭い空間で働くので、お互いに助け合えるようなコミュ力は必須です。
このようなコミュニケーションに自信がないなら、カフェのバイトはきついはず。
苦手だからバイトで克服しようと思っていると、苦痛な時間が増えてしまいます。
職場は苦手を克服する場所ではなく、得意を活かす場所。
なのでコミュ力に自信がないなら、接客がないバイトも検討しましょう。
③ キレイ好きを超えた潔癖症もやめとけ!トイレ掃除やゴミ捨てが大変
キレイ好きな人は飲食店バイトには向いています。
清掃で店内をキレイにできれば、スタッフもお客さんも気持ちが良いですよね。
ただ綺麗好きを通りこして潔癖まで行くと、きつい仕事が出てきます。
それがトイレ掃除。
カフェであればトイレ掃除やゴミ出しなどもアルバイトの仕事。
新人の時期はとくに担当することが多いので、これらの仕事が精神的にきついなら向いていません。
- 食器洗い
- トイレ掃除
- ゴミ出し
- 店舗周りの掃除
もしトイレ掃除が嫌なら、店内にトイレがないカフェを選ぶという方法もあります。
オフィスビルなどであれば、店内にトレイがないカフェも多いですよ。
- 覚えることが多い
- 最低限のコミュ力は必須
- トイレ掃除などもバイトの仕事
カフェのバイトはやめとけ!働き方が合わないとお互いに大変
あなたがどのように働きたいか。
カフェ側がどのように働いて欲しいか。
ここにギャップがあると採用後も、苦労が多くなります。
次の3つの働き方を希望しているなら、カフェのバイトは辞めた方がいいかもしれません。
① 暇な平日だけ働きたいならやめとけ!カフェの忙しい時間に出勤できる?
あなたは何曜日の何時にアルバイトをしたいと考えていますか?
あなたが働きたい曜日や時間帯に、カフェ側が働いて欲しいと思っているか。
ここにギャップがあると、お互いに助け合っていくのは難しくなります。
一般的にカフェは土日や夕方に混むんですね。
なのでお店側としても、土日祝に出勤できる人を求めています。
もしあなたが平日だけ働きたいなら、カフェのバイトは辞めた方がいいかも。
暇な日だけ出勤するとなると、そもそも採用が難しいでしょう。
もちろん店舗によっては『平日のみ可』などで募集しているお店もあります。
なのでお店側が人手不足になる曜日に働けるか。
それを応募前にしっかりと確認した方が、採用後にモメることもありません。
② すぐバイトを辞めるとお店側がきつい!長期が前提
カフェは人気アルバイトの一つ。
バイト面接の倍率も高いので、採用するのも一苦労です。
お店側は採用した新人に一から仕事を教えることになります。
お客さんが忙しい時期でも丁寧に仕事を教えてくれるでしょう。
だからこそ先輩たちが困るのが、新人にすぐ辞められること。
せっかく時間をかけて仕事を教えて、一人前に働けるように成長した。
そのタイミングで辞められたら、先輩たちの努力は無駄になってしまいます。
だからもし1年以内のバイトを考えているなら、カフェのバイトは辞めましょう。
短期募集しているカフェなら問題なし。
でもそれ以外なら大前提として、長期で働ける人を求めています。
③ 自分勝手にシフトを決めたい人はやめとけ!カフェはシフトも助け合い
カフェで働くということは、基本的に年中無休のお店が多くなります。
そうなると大変なのがシフト調整。
バイト面接時に伝えていた曜日だけでは、人手が足らなくなることもあるんですね。
そんなときに大切になるのが、スタッフ間で協力し合ってシフトを調整すること。
『友達と遊びたい』とか『休みたい』という気持ちをこらえることも出てきます。
その代わりに、あなたが体調不良や急用ができたときは、他の誰かに変わってもらう。
このようにシフトを協力して埋めていく店舗が多いです。
なのでシフトを100%自分で決めたい人は、カフェのバイトは辞めましょう。
シフトを固定したいなら『シフト申告制のバイト』や『在宅バイト』が向いています。
- 土日など混雑期に働けない
- 長期のバイトを考えていない
- シフトは100%自由優先で決めたい
カフェのバイトはやめとけ!職場環境が合わないときつい
カフェで働くには、その職場環境に合わせる必要があります。
次の3つが苦手だったり、嫌だと感じるなら、カフェのバイトは辞めておきましょう。
① 大手チェーンはガヤガヤ!こじんまりした個人店は静寂!苦手な職場は?
スタバやタリーズなどの大手チェーンは常にお客さんでにぎわっています。
なので静かに落ち着いた場所で働きたいなら、大手のカフェへの応募は辞めましょう。
大手は基本的に都心や駅チカに多いので、車や電車の騒音も多いです。
混雑・騒音が苦手な人はストレスを感じやすいんですね。
逆に静かな場所が苦手な人は個人店のカフェは避けた方がいいです。
個人経営のカフェは大手と違い、静かな店舗が多い。
常連さんが来てゆっくりと過ごせるような空間を提供しています。
このようにどういった空間で働きたいか。
それによって大手・個人経営のどちらのカフェが向いているかがわかりますよ。
参考⇒カフェのバイトに向いてる人の特徴は?向いていない人との違い
② 香水・髪色・ネイルなどを楽しみたいならやめとけ!カフェは制限が多い
もしファッションを自由に楽しみたいなら、カフェのバイトは辞めた方がいいでしょう。
なぜならカフェの多くは見た目への条件があるから。
例えば飲食を扱うのでネイルや香水は原則禁止です。
それに髪色に関しても明るすぎる色や、奇抜な髪型で働く人はほとんどいないですよね。
カフェで働く間は、こういったファッションを我慢する必要があるんです。
最近は少しずつ緩和の方向で動いていますが、それでも禁止されていることは多い。
もしファッションを自由に楽しみたいならコールセンターや軽作業など、お客さんと直接関わらない仕事が良いですよ。
参考⇒飲食以外のバイトであすすめ!楽に働けるバイト20選【状況別】
③ “見た目”を整えるのが面倒なら接客はやめとけ
カフェのバイトでは見た目が重要になってきます。
でもそれは『イケメン』とか『美人』であるかというわけではありません。
アルバイトでいう見た目とは、清潔感のことです。
- 寝癖がついている
- 爪が長い
- 爪に汚れがついている
- 服に汚れがついている
- 姿勢が悪い
- 言葉が聞き取りづらい
こういった言動はお店の第一印象を悪くさせます。
なのでお店側としても常に店長などがチェックしているんですね。
こういった清潔感を意識するつもりがあるなら何の問題もありません。
でも日頃から親や友人に注意されるような人は、辞めた方がいいかもしれません。
- 大手か個人店で混雑度が変わる
- ファッションの制限が多い
- 清潔感を常に意識できるか?
カフェのバイトはきつい?迷っているときの働き方
今までの話を聞いて、カフェのバイトをするか迷っている。
そんな人にオススメなのが、次の2つのステップになります。
バイト選びで後悔する確率をグッと減らすことができますよ。
① カフェのバイトは店舗による!相性が良いお店を選ぼう
カフェのバイトは店舗によって、働き方もガラっと変わります。
人手不足の曜日や、見た目の規則などもバラバラ。
特に個人経営のカフェなら店長の考えが、そのまま反映されるので統一されていません。
そこでもしカフェのバイトに興味があるなら、店舗選びをしましょう。
どの店舗であれば楽しそうに働けるか。
オススメはお客さんとして来店して下見をすること。
下見をすれば従業員の様子や店内の雰囲気がわかります。
それに個人経営のカフェだと、求人サイトではなく店内の張り紙でバイトを募集していれうことも。
そういったお店も逃さないためにも、働きたい地域で散歩してカフェ巡りをすると良いですよ。
② カフェの短期募集に応募して相性を確かめる
カフェのバイトは基本的には長期契約が多いです。
ただ年末年始や夏休みなどは短期で募集しているお店もチラホラ。
そこでカフェのバイトに興味があるなら、短期で試すという方法がおすすめです。
短期ならもし『合わない』と思っても、すぐ契約が終了するのでリスクが低い。
実際に働いてみないとわからないことを確かめることができます。
今後カフェのバイト面接をするときも、経験があればアピールにもなりますし。
カフェのバイトは万人受けしない!楽に働きたいならやめとけ!
カフェは若い世代から人気があるバイトです。
でもだからといって楽なわけではないし、誰にでもオススメできるものではないんですね。
基本的には常に忙しいし、覚えることも多い。
接客業なのでお客さんから嫌なことを言われることもあるでしょう。
なのでコスパを重視しているならカフェのバイトは辞めた方がいいです。
それよりも”やりがい”や”成長”を求めている人におすすめ。
もし今のバイトを辞めてカフェに切り替えようと思っているなら、以下の記事も参考にしてください。