カフェのバイトで顔採用されることは稀です。
『イケメン・美人だから採用』というわけではありません。
カフェの採用担当者が求める人物像にマッチしているかの方が、はるかに重要です。
今回は『カフェのバイトと見た目の関係性』について解説。
顔や見た目がどのくらい採用に関係するのか。
そしてなぜ美男美女が働くイメージがあるのかから、面接対策についてお話しします。
少しでもカフェのアルバイトに興味があるなら、職場が求める人物像に当てはまっているか確かめてみましょう。
カフェのバイトに顔採用はある?”絶対条件”ではない
結論から言うと、カフェのバイトは顔だけで採用されるわけではありません。
美男美女でも面接で落ちることはあるし、もっとほかに重要な要素があります。
① カフェの店長がアルバイトに求めるものは?
採用担当者は店長であることが多い。
では店長はアルバイトに何を求めているのか。
それは『シフトの相性』と『店舗のイメージ』になります。
お店の人材が不足している曜日や時間帯に出勤できないと採用する意味はありませんよね。
その上でお店のイメージを損なわない接客をしてくれる人材を求めています。
なので『顔や見た目がいいから採用』ということはありません。
見た目も採用項目にあるかもしれませんが、顔立ちよりも清潔感が重視されます。
実際にいろんなカフェやコーヒーチェーン店に行けばわかりますよ。
全員がイケメンや可愛い子というわけではありません。
私が良くいくスタバでも午前中は中年の方も働いていますし。
② カフェのバイトは美男美女でも落ちる
カフェのバイトは見た目が良ければ採用されるわけではありません。
とくに面接で落ちるのは、先ほどお話ししたシフトの不一致や清潔感の欠如。
- お店が働いて欲しい曜日に出勤できない
- 土日祝に働けない
- その他の混雑時も出勤できない
お店側が求めるシフトに応えられなければ、採用は難しいでしょう。
新人を採用する意味もなくなってしまいますし。
それに『お客の前に出せない』と判断された場合も同じ。
イケメンや可愛い子でも、以下のような見た目だと採用は厳しくなります。
- ネイルをつけている
- 香水がきつい
- 露出が多い
- 髪が奇抜(お店による)
カフェは食事やドリンクを扱うお店。
なので清潔感に欠けていたら、見た目がどれだけよくても採用されません。
髪色や髪型についてはお店によって規定があります。
それでも迷ったら一度、お店にいって店員さんの髪色をチェックしてみましょう。
③ もし顔重視するカフェなら、そんなお店で働く必要はない
顔採用は”ほぼない”という答え方をしました。
なぜ”100%ない”と言えないかというと、結局は採用担当者のさじ加減になるからです。
自分好みの人だけを採用している採用担当者も、探せば出てくるかもしれません。
でもそういったお店で不採用になったら、逆に好都合だと思いませんか?
採用・不採用を顔で決めるような店長と一緒に働きたいと思える人は稀。
そんな場所よりも、もっとみんなで仲良く働ける職場はあります。
特に人気のカフェだと、採用するかは店長の判断次第ということもあります。
この辺りはあまり気にしすぎない方がいいですよ。
参考⇒カフェのバイトに向いてる人の特徴とは?向き・不向きの判断
- 基本的には顔だけで採用は決まらない
- 最重要なのはシフトと面接時の清潔感
- 店長によっては公私混同している人がいるかも
カフェのバイトでかわいい人やイケメンが多いと感じる理由
カフェのバイトは顔重視で選ばれるわけではない。
ではなぜイケメンや美人が多いイメージがあるのでしょうか。
① カフェはおしゃれ意識が高い男女が応募する
業種によって、どんな人が応募するか偏りがあります。
例えば勉強に自信がある人は家庭教師のアルバイトを。
体力に自信がある学生は引っ越しのバイトを選ぶ傾向が高い。
そんな中でカフェのバイトは『おしゃれ意識が高い男女』が応募する傾向があります。
なので結果的におしゃれな人が採用され、美男美女が働くイメージがつくんですね。
- おしゃれに見られない
- おしゃれな空間で働きたい
こういった要望を持つ人が選ぶアルバイトの1つがカフェとなります。
実際にカフェのバイトは出会いが多いとも言われています。
もしバイト先での恋愛なども期待しているなら、カフェのバイトはおすすめ。
② おしゃれな店内と制服で見た目が良く見える
また店内の雰囲気により、イケメンや美人に見えやすい面もあります。
おしゃれな店内・可愛い制服などで働く人たち。
最近はマスクもするので、美男美女に見えやすいんですね。
さらに応募をしようと求人サイトを見ると、あきらかに見た目が良い人が写っています。
こうなると『やっぱり顔採用があるのかな』と不安になるのも当然かもしれません。
でも実際は求人サイトに掲載される写真は、どこか1つの店舗のみ。
これはお店側がイメージを良くするために意図的に選んでいるだけです。
なので候補となる店舗へ実際にお客さんとして来店してみましょう。
そうすれば実際に働いている従業員さんを確認できます。
『この人たちとなら一緒に働けそう』と思えたら、応募も前向きになりますよね。
③ 明るく元気に接客されると相手のイメージが良くなる
またカフェの店員さんは、明るく接客してくれる人が多いです。
笑顔で対応してくれて、おすすめのコーヒーを紹介してくれる。
常連さんになれば世間話などもして、距離が縮まっていくこともあるでしょう。
このように元気に明るく接客されると、お客さんから見て従業員の印象も良くなります。
印象が良くなるので、”可愛い子が多い”とか”かっこいい人が多い”と思いがち。
これは顔というわけではなく、印象が良くなった結果とも言えますね。
採用担当をする店長も、こういった人材をアルバイトに求めています。
一人でも無愛想な店員がいたら、それだけでお店の評判が悪くなるリスクもあるので。
なので接客が苦手な人は、カフェのバイトは辞めた方がいいかもしれません。
参考⇒カフェのバイトはやめとけ!きついと感じやすい人の共通点
- オシャレ意識が高い人が応募するから
- 店内の雰囲気や制服がかわいいから
- 元気に明るく接客して印象が良くなるから
カフェのバイトで見た目より大事なもの!自称ブサイクでも関係ない
ではカフェのバイトに興味があるとき、どのような対策をすればいいのか。
面接で採用を引き寄せるためには次の3つを意識しましょう。
単純な見た目は関係ありません。
① お店側が働いて欲しいシフトを把握する
まず最初はお店側が働いて欲しい曜日と、あなたが働きたい曜日をマッチさせること。
ここが不一致だと、どれだけ優秀な人材でもアルバイトとして採用されるのは難しいでしょう。
求人サイトを見て、『◯曜日歓迎』とか『土日に入れる人募集』といった文章を確認。
できるだけその曜日に働けることを面接でアピールすると好印象です。
ただ採用されたいからと『何曜日でも働けます』など嘘をつくのは禁止。
またアルバイトを優先しすぎると、学業にも支障がでるので注意した方がいいですよ。
もしお店側が求めるシフトに合わせられないなら、別の店舗を探した方が賢明です。
② カフェバイトの面接では”接客できそう”と思われることが大事
面接時は採用担当者に『接客できるイメージ』を持ってもらうことが大切。
(キッチンスタッフの場合は別ですが)
そのために必要なのは先ほどから何度が出ている『元気で明るい対応』です。
- 自分から挨拶をする
- ゆっくりとハッキリした言葉で話す
- 笑顔を作る
こういったことができていると『お客さんの前に出しても問題ないな』と判断されます。
見た目を良くする努力よりも、印象を良くする努力をしましょう。
参考⇒接客のバイトなのに笑顔ができない!営業スマイルの作り方
シフトの相性もピッタリであれば、それで採用をグッと引き寄せることができるんですね。
敬語に関してはあまり神経質にならなくても良いです。
志望動機なども事前に回答を用意しておくと混乱せずに済みますよ。
③ カフェのバイトで必要な見た目の清潔感とは?
最後は見た目について。
見た目といっても顔というわけではなく、全体の印象となります。
迷ったら『清潔感を感じられるか』で決めましょう。
清潔感のない人を採用して、お客さんの前に出すわけにはいきません。
- 爪が長い
- ネイルをしている
- 寝癖やフケがある
- 香水をつけている
- 前髪が長くて目が見えない
- 服に汚れやシワがある
- 靴が汚い
- 露出が多い
- サイズが合ってない
- ピアスや指輪をしている
接客のアルバイトをする上で見た目は重要です。
ただ見た目といっても、顔立ちではなく、お客さんへ悪い印象を与えるかどうかという意味。
清潔感がある見た目や、不快にさせる言動に注意すれば大丈夫です。
参考⇒カフェのバイト面接に落ちる人の特徴は?受かる人との違い
- お店側が希望するシフトに合わせる
- 顔立ちよりも”元気に明るく”が大事
- 面接当日の見た目は清潔感があるかで決める
カフェのバイトは顔や見た目だけで採用は決まらない!印象が大事
カフェのバイトでは見た目や顔も重要になります。
でもそれは決してイケメンとか美人という判断基準ではありません。
接客を受けたお客さんが不快にならないかという基準になります。
なので顔立ちというよりも、元気や明るく対応ができるか。
そして笑顔であいさつや接客ができるかが重要になります。
もし顔だけで採用・不採用を決めているお店があるなら、そういうお店に応募する必要はありません。
そんな店長が作ったお店が、従業員によって働きやすいとは思えないので。