バイトを始める時期はいつからが正解なのでしょうか?
今回はいつからバイト探しを始めるのがいいのかを、大学生・高校生別にお話しします。
- 大学生でバイトを始める時期はいつから?
- 高校生でバイトを始める時期はいつから?
- バイトを始めるときの流れや準備
この3つを確認すれば、あなた自身がバイトを始めるベストなタイミングがわかります。
変な時期に応募して学業と両立できなかったり、受験に影響が出るというようなことがないようにしましょう。
実際に求人を探すときは、お祝い金がもらえる求人サイトを使うのがお得です。
例えばマッハバイトという求人サイトから応募すれば、お祝い金5000円~1万円がもらえますよ。
大学生ってバイトはいつから?始める時期は高校卒業して直後でも良い
まず大学生について、バイトを始める時期について見ていきます。
早ければいつからバイトを始めることができるのかや、ベストなタイミングを見ていきましょう。
① 実は大学一年生・新大学生になる前から応募できる
一日でも早くアルバイトを始めたい場合は、いつからバイトができるのでしょうか?
実は大学に入学する前から、高校生不可のアルバイトを始めることはできます。
必要なのは卒業見込証明書や卒業証明書。
卒業式がまだの学生には卒業見込証明書、卒業式が終わった学生は卒業証明書をもらえば、高校生不可のバイトにも応募できます。
実際に4月の新大学生として入学する前からバイトをする学生も多いです。
② 大学生がバイトを始めるベストなタイミングは3つ
次はどのタイミングでアルバイトを始めるかについて。
大学生という立場で言えば、時期的には早ければ早いほど選考で有利になります。
なぜなら早く働こうとするほど、職場で働ける期間が長くなるから。
逆に大学4年からバイトを始めるとなると、求人サイトを上手に活用しないと難しくなります。
なのでバイトを始める時期としては1年生からがベスト。
さらに3月・5月・7月末から働くことをおすすめします。
なぜならこの時期は学校生活が落ち着いているので、バイトに集中できる時期だから。
- 高校を卒業して入学式を迎えるまでの3月
- 新生活に慣れてきてGWがある5月
- テストが終わり夏休みに入る7月末
この3月・5月・7月に始めると、学校が比較的に暇な時期にアルバイトを学ぶことができます。
結果的に学業とバイトを両立しやすくなるんですね。
逆に避けたいのが、4月や7月上旬からアルバイトを始めること。
4月は大学生として新生活が始まるし、7月は大学生になって初めての学期末試験があります。
この時期に人生初のアルバイトを始めると、精神的に追い詰められてしまいます。
なのでば3月・5月・7月下旬からバイトを始めるのがオススメ。
例外なのはディズニーやスターバックスなど人気のアルバイトですね。
人気バイトには応募が殺到するので、募集があればすぐに応募した方が良いです。
【注意】 バイトはいつから働ける?1カ月後を目安に逆算する
よほど人気のアルバイト以外は、基本的に求人がどの時期でもあります。
なので、いつからアルバイト探しをすればいいか迷ってしまうかもしれません。
目安としては働きたい月の1カ月前から求人を探した方が良いです。
アルバイト候補を探すのに1週間、電話して面接のアポをとって1週間。
そして面接に受かり採用されると『次のシフトから来て欲しい』と呼ばれるので1週間~2週間ほど待機します。
なので目安としては1ヶ月ほど前からバイト探しをスタートすると余裕がありますよ。
面接も1回目で必ず採用されるわけでもないので、早めに始めておいて損はありません。
【注意】 大学生がバイトを探すときのコツやシフトの組み方
バイト探しをするときは、次の2つのパターンを決めた方が効率が良くなります。
それが『①大学の近くで探す』・『②家の近くで探す』です。
大学の近くの職場なら、授業終わりに働けるので時間を効率的に使えます。
授業もバイトもないオフの日も作りやすいのがメリット。
一方で家の近くの職場なら、授業終わりに急いで職場に向かう必要がなくなります。
授業終わりに友達とゆっくりできます。
このようにバイト探しは、大学の近くか家の近くから探してみましょう。
またバイト生活が始まったときは、慣れるまではシフトにゆとりをもたせることをオススメします。
アルバイトは想像する以上に疲れるので、スケジュールを入れすぎると疲労が抜けません。
大学生活や学業との両立をするためにも、バイトに慣れるまではシフトに余裕を持たせた方が無難です。
大学生でバイトを始める時期
- 入学前の3月…できるだけ早く働きたい場合
- 5月…学校生活に慣れてきてから始めたい場合
- 7月…学期末試験が終わってから始めたい場合
- ※例外 人気バイトはすぐ応募しないと募集が締め切られる
注意事項
- 働きたい月の1カ月前からバイトを探す
- 大学の近くか家の近くの職場を探す
- 最初はシフトに余裕を持たせる
高校生ってバイトはいつから?高校卒業までに始める場合
次は高校生がバイトを始める時期について見ていきます。
高校生がアルバイトをするときは、年齢や親の承諾などクリアすべきステップがあるんですね。
なので始めるタイミングも大事ですが、法律的にOKかどうかも重要になります。
① 新高校生はバイトでいつから働けるか?
そもそも早く働きたいと思ったとして、高校一年生で働けるのでしょうか?
実は大学生のときとは違い、新高校生が働くのは意外とハードルが高いです。
そのハードルというのが労働基準法
労働基準法には以下のように書かれているんですね。
【労働基準法 第56条(最低年齢)】
使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。引用元 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000049
使用者とはお店のことを言います。
つまり「お店は15歳の誕生日も後で、最初に迎える4月1日から雇える」ということ。
なので大学生のときとは違い、中学校の卒業式を迎えたとしても3月31日まではアルバイトはできません。
4月1日まで待つ必要があるんですね。
② 高校1年生以降でバイトを始めるときのベストなタイミング
大学生のように高校生が入学前の3月から働くことはできません。
なのでバイトを始める時期としては5月・7月・12月がおすすめになります。
高校生活が始める4月にバイトも始めると、両立が難しいので避けました。
高校生活に慣れてきた5月以降や、期末テストが終わった7月や12月にバイトを開始すると働きやすいです。
特に夏休みや冬休みに、アルバイトを始めることをオススメ。
学校生活がない時期にアルバイトを始めれば、仕事をゆっくりと覚えることができますよ。
高校2年や高校3年になって学校生活に慣れて来たら、時期はいつでも構いません。
ただテストや受験に影響が出ないようにはしたいですね。
【注意】 高校生がバイトを始めるときは親の承諾が必要
4月1日を迎えたからといって、高校生が独断でアルバイトを始めることはできません。
まずは親(もしくは保護者)に了承を得る必要があるんです。
そもそも無許可でバイトを始めるのは危険。
なぜなら法律では未成年の承諾なく親や保護者がアルバイトを辞めさせることができるから↓↓
【民法 第5条(未成年の法律行為)】
未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。
ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。【労働基準法 第58条(未成年者の労働契約)】
親権者若しくは後見人又は行政官庁は、労働契約が未成年者に不利であると認める場合においては、将来に向つてこれを解除することができる。
要するにアルバイトの契約を交わしたあとでも親は子供のアルバイトを辞めさせることができる。引用元 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000049
さらに働き始めたあとも成績が下がるなど悪影響があれば辞めさせられるということです。
だからこそ親や保護者の了承を経てアルバイトを始めることが重要なんですね。
高校生の場合や夜間に働くこともできません。
バイト終わりも真っすぐ帰った方が親御さんも安心してバイトを応援してくれます。
参考⇒高校生はバイトで1日何時間まで働ける?8時間以上働きたいとき
【注意】 高校の校則を確認してバイトを探そう
高校生の場合は学校がアルバイトを禁止している可能性もあります。
(学校としては禁止していなくても部活で禁止というケースもあります。)
なのでアルバイトに応募する前に校則を確認しましょう。
校則がなければ担任の先生に確認して、アルバイトをしていいのか確かめます。
校則で禁止されているのにアルバイトを始めるとリスクが大きくなります。
停学なら良いですが、退学など卒業後の進路に影響がでるかもしれません。
【注意】 最初は少し物足りないシフトから始めると続けやすい
校則もOKで親からの了承を得たら、安心してアルバイトを探せます。
気を付けたいのはパンパンにスケジュールを詰めないコト。
張り切ってお店側の要求通りにシフトを入れると、どんどん疲れてしまいます。
- 土日のどちらかは必ず休む
- テスト期間は休めるように事前に店長に伝える
このように余裕をもったシフトを組むようにしましょう。
もしお小遣いが足りない場合は、在宅ワークを掛け持ちすると良いです。
アンケートモニターのようにスキマ時間にスマホでできるお小遣い稼ぎもあるので、通学中に取り組めますよ。
高校生でバイトを始める時期
- 新高校生は4月1日にならないと働けない
- 7月の夏休み
- 12月末の冬休み
注意事項
- 事前に親の了承をもらう
- 校則でアルバイトが禁止されていないか確認
- シフトを少なくして在宅ワークも検討する
バイトを始める時期までの準備!いつから始めるか決めた後に必要なもの
最後にアルバイトを始めるときの流れや必要なものについて確認していきます。
始めてアルバイトをするときに参考にしてください。
① 必要なものを準備しながら求人サイトでバイトを探す
最初は求人サイトでアルバイトを探しながら、必要なものを準備していきます。
必要なものを一覧にしてみました↓↓
面接当日に必要なもの
- 筆記用具
- メモ帳・スケジュール帳
- スマートフォン
- 現金
- ハンカチ
- 手鏡
- 常備薬
- ガム(口臭予防)
準備しておくもの
- 履歴書
- 印鑑
- 通帳
準備しておきたいのが履歴書や通帳。
まだ通帳を作っていないなら口座を作っておくと便利です。
お近くの銀行でも良いし、手数料などが安いネットバンクでも良いですね。
② バイトの面接で大事になる第一印象のチェックポイントを予習
アルバイト候補をいくつか絞って、1つ目の求人に応募した段階で面接対策を始めます。
最初は第一印象のチェックをしましょう。
アルバイトの面接として第一印象で気を付けたいのがマイナス要素がないか。
真面目そうに見せようとするより、不真面目そうに見られる服装やファッションを避けた方が良いです。
第一印象チェック項目
- ネイルをしていないか
- 香水をつけていないか
- ピアスをつけていないか
- フケはないか
接客業などのアルバイトでは清潔感が重要になります。
飲食店で香水やネイルをつけるなんてNG。
髪色もアルバイトによってOKとNGの境目が変わるので注意したいですね。
チェーン店なら他の店舗で働いている人の外見を見て参考にするといいですよ。
面接の服装や髪型をどうしようか迷ったら、嫌われない方を選ぶのが良いです。
どこまでがOKかというより、マイナス査定にならないかで見極めましょう。
③ アルバイトの面接を突破するための対策をしておく
アルバイトの面接で見るポイントは外見の他に2つあります。
それが『シフト』と『コミュニケーション』
まず最重要なのがシフト。
どれだけ優れた学生さんでも、人材が足りない曜日や時間帯に働けなかったら意味がありません。
次にチェックするのがコミュニケーション能力。
特別なスキルというわけではなく、挨拶や受け答えを見ています。
他のアルバイトと一緒にやっていけそうか、お客さんの前に出しても問題ない人柄かを見ています。
面接当日に心掛けたいのは『いつもより少し大きな声で、ゆっくりと話すこと』
緊張すると人は声が小さく早口になります。
なのでいつもより少し大きくゆっくり話そうと意識すれば、いつも通り話せるようになりますよ。
もし面接が不安なら、模擬面接を自宅で行ってみましょう。
スマホのカメラを使って、自分が面接をしている様子を撮影します。
あとからカメラを見直せば、あなたの面接での受け答えを客観的に見ることができるんです。
『意外と声が小さいな。活舌が悪いな』とか新しい発見がありますよ。
- 求人サイトでバイトを探す
- 面接までに必要なものを準備する
- 面接のアポをとる
- 服装や外見など第一印象をチェックする
※迷ったら清潔感がある方を選ぶ - スマホのカメラで自分の面接練習を撮影する
- 面接当日は少し大きな声でゆっくりと話す
バイトを始めるタイミング!大学生も高校生も学校が暇な時期を選ぼう
大学生や高校生によってアルバイトを始めるオススメの時期は微妙に変わります。
ただ共通しているのは『学校が暇な時期』からアルバイトを始めると働きやすいということ。
GWや夏休みの時期から逆算して1カ月前から求人を見るのがおすすめです。
学校生活が慣れた2年生以降は、バイトをいつから初めてもOK。
ただ新大学生・新高校生の1年生のときは、学校生活が落ち着いた時期からバイトを始めた方が無難です。