ラーメン屋のバイトは、上下関係がハッキリしています。
店長が主なので店長が厳しければ、新人バイトは怒られることも多い。
今回はそんなラーメン屋のバイトで、新人時期の働き方について見ていきましょう。
- ラーメン屋のバイトで起こられるケース
- 問題となる怒られ方ってあるの?
- バイトを辞めたいときの判断基準
まずはどんなシチュエーションで怒られるか、どのように怒られるのかを確認。
そこからメンタルの持ち直し方や、今のバイトを辞めるかを検討していきます。
ラーメン屋のバイトで怒られるのは当たり前?
ラーメン屋のバイトでは、なぜ怒られるというイメージがあるのか。
そして実際に働き始めたとき、『厳しい』と感じるのか。
それはラーメン屋という、他の飲食店とは少し違う職場の特徴が関係しています。
① 店長の人柄で職場が変わる
ラーメン屋は他の飲食店と違い、店長を顔がお客さんから見えることが多いです。
カウンター席に座れば実際に調理している姿を見ることができますよね。
このように狭い空間で仕事をするということは、店長の人柄が反映されやすいんです。
その店舗で一番偉い店長が厳しい人なら、他の従業員も新人には厳しくなりがち。
一方でラーメン屋でも優しい店長なら、従業員の人も穏やかに仕事をするでしょう。
店長がどういった人なのかで、ラーメン屋の職場全体の雰囲気が変わります。
ただラーメン屋の店長は怖くて厳しい人が多いので、怒られるといった声が多いんですね。
② ラーメン屋の職場は上下関係がハッキリしている
ラーメン屋が他の飲食店と違うのは体育会系のノリ。
上下関係がハッキリしている職場が多く、部活のノリに近い雰囲気があります。
店長⇒社員⇒先輩アルバイト⇒新人アルバイト
このように部活の先輩後輩のような位置づけがされている職場が多い。
なので自然と新人で仕事に慣れるまでは、怒られることもあります。
相手にとっては『注意』だけど、こちらにとっては『怒られている』と感じることも。
体育会系のノリについていけるかが、ラーメン屋のバイトの向き不向きを決めますね。
③ まだ応募前ならラーメン屋のリサーチをする
もしまだラーメン屋のバイトに応募する前なら、リサーチをしましょう。
先ほども言ったように、店長の人柄によって職場の雰囲気はガラッと変わります。
個人経営のラーメン屋に限らず、チェーン店でも社員さんによって働きやすさは変わります。
具体的なリサーチ方法は以下の通りです。
- 食べログの口コミを見る
- グーグルマップの口コミを見る
- Instagramのハッシュタグを調べる
- お客として食べに行く
このときに『従業員の態度が悪い』という口コミが目立てば、応募は控えた方が良いです。
働く側の視点で口コミを見て、『ここで働きたい』と思えるお店の方が頑張れますよ。
参考⇒個人経営のバイトの探し方がわからない!個人店の見つけ方
- 店長の人柄が職場に影響する
- 上下関係があり体育会系のノリが多い
- 応募前なら口コミを見ると確認できる
ラーメン屋のバイトで怒られる!気にしないで良いケースと問題な場合
ラーメン屋のバイトで怒られる状況は、2つに分けることができます。
それが『気にしないでいいケース』と『深刻なケース』
深刻なケースに当てはまるなら、今のバイトをそのまま続けるか考え直した方が良いですよ。
① 失敗して怒られるのは普通!バイト初心者で始めたばかりなら仕方ない
新人時代に怒られるのは、あなただけではありません。
ラーメン屋のバイトに限らず、誰もがミスをして注意されながら仕事を覚えていきます。
入ったばかりで仕事がわからない時期なら、ミスをしても仕方ありません。
ただ注意したいのは、『同じ失敗を何度も繰り返す』という行為。
これはあなた自身の注意力散漫が原因なので、余計に先輩や店長がイライラしてしまいます。
なので一度ミスをして失敗した仕事は、メモ帳に記入しておきましょう。
そして仕事前や休憩中にメモ帳を見れば、以前の失敗や正しい働き方を思い出すことができます。
こうすれば同じ状況で同じミスをすることが減るんですね。
ラーメン屋のバイトに入ったばかりでミスをするのは仕方ありません。
ただ『当たり前だから』とミスをそのまま放置するのはダメ。
『次からはこうしよう!』と対策をとってメモ帳に書くことで成長に繋がります。
② お客さんにラーメンをこぼすなどのミスは怒られて当たり前
厨房でのミスは従業員のフォローで何とかなります。
ただお客さんへのミスは、そのままお店の評判に影響してしまいますよね。
例えばラーメンをこぼしてしまったといった場合は、問題となります。
店長もその場であなたを怒って、お客さんの怒りを鎮めようとするでしょう。
接客業に関してはお客さんへのミスはないように慎重に仕事をする必要があります。
- 注文を聞き間違える
- 料理や飲み物をこぼす
こういったことは新人バイトでも注意していれば事前に防ぐことが可能です。
なのでお客さんへのミスは、ラーメン屋に限らず怒られて当たり前の状態と言えますね。
③ ラーメン屋のバイトが覚えられない!繁盛期に仕事が遅いのも仕方ない
ラーメン屋のバイトは覚える仕事がたくさんあります。
他の飲食系のバイトとは違い、ホールとキッチンに仕事が分担されていないことも多いですよね。
なので接客と厨房の両方の仕事を覚える必要があって大変。
特に繁盛期になるとお客さんの流れが早くなるので、よりスピーディーな仕事が求められます。
そんなときに仕事を覚えていないこと、仕事が遅いことがあれば怒られることもあるでしょう。
対策としてはまず、ラーメン屋のバイトに慣れるまでは繁盛期にシフトを入れないようにすること。
時間が空いていて暇な時間帯に働き仕事を覚えるのが得策です。
他の従業員の人も暇なときなら、ゆっくりとあなたに仕事を教える余裕が生まるはず。
働き始めの新人バイトはミスや怒られることはよくあります。
ただそれは嫌われているのではなく、期待されている証拠。
嫌われるNG行動を避ければ、少しずつ戦力にもなるし周囲の人とも上手くやっていけますよ。
参考⇒バイトで嫌われる新人の10つの特徴とは?邪魔だと思われない働き方
④ 意図的にみんなの前で怒るのは問題?委縮に繋がる
働き始めのころは怒られるのは、ある程度は仕方ないという話をしました。
ただここからは、問題となる怒られ方について見ていきます。
まず1つ目が怒られるシチュエーションについて。
例えばあえてみんなに聞こえるように怒るのは問題です。
周囲の笑いものにしたり、人格を否定するようなケースもパワハラとなります。
こういった怒られ方をするなら、その職場で今後も働いた方が良いかは疑問。
他のバイトに切り替えることも選択肢に入れた方が良いですね。
⑤ 理不尽な怒られ方をするのも問題!教えてもらっていないのに…
2つ目に問題となるのが怒られる原因について。
最初にも言いましたが、何度も同じミスをすれば怒られるのは当然です。
『話を聞いていたのか!』と言う先輩や店長の言うことはもっとも。
ただ一度も教えてもらっていない仕事で怒られるのは問題かもしれません。
店長が『教えたと勘違いしているケース』もあります。
ただ何度も『教えてもらってないことで怒られる』ことがあれば、職場に問題があります。
この場合も他に不満があるなら、バイトを変えた方が良いかもしれません。
- ミスをして怒られるのは当たり前
⇒同じミスをしないようにメモしておく - お客さんへの不手際も怒られるのは仕方ない
⇒お客さんの怒りを鎮めるために店員を怒ることもある - わざとみんなの前で怒る・笑いものにするのは問題
- 教えてもらっていないことで怒られるのも問題
ラーメン屋のバイトで怒られるのが嫌だ!行きたくないとき
最後は怒られるのが、どうしても嫌なときの対応を紹介します。
ラーメン屋のバイトに向かないからといって、他のバイトもできないわけではありません。
ただすぐ辞めると、次のバイトも辞め癖がついてしまう可能性も。
どのような基準を持って、今のバイトを続けるか辞めるかを決めればいいのでしょうか?
① 怒られるのが怖いなら仕事に慣れるまでシフトをずらす
まずはシフトを調節して、仕事の負担を減らしていきます。
お客さんがいない曜日や時間帯にシフトに入りましょう。
ゆっくりと落ち着いて仕事ができるし、わからないことは先輩に聞く余裕も生まれます。
少しずつ慣れてきて戦力になってから繁盛期に働けば大丈夫。
バイトを辞めるにしても、『明日から行きません』というわけにはいきません。
なのでラーメン屋のバイトを続けるにしても辞めるにしても、シフトの調整は必要。
② ラーメン屋のバイトがきついとき!続けるか辞めるかの判断
バイトで怒られるのがメンタルにくる。
そんなときは今のバイトを続けるか辞めるか迷うかと思います。
そんなときは、あなたを悩ませている問題が時間で解決するかを考えましょう。
例えば怒られる内容が『ミスをした』とか、『メニューを覚えていない』なら大丈夫。
これは誰もが通る道ですし、時間が経てば自然と仕事ができるようになります。
なので時間で解決できる悩みなら、もう少し続けてみたはいかがでしょうか。
逆に辞める基準になるのは、時間では解決しないケースですね。
例えば人格否定してくるような怒り方をしてくるなどは店長の問題。
店長がお店を辞めることはないので、これは時間では解決できない悩みになります。
こういった時間で解決できない悩みなら、他のバイトに変えた方が良いですよ。
③ 自分に合ったアルバイトを見つけよう
怒られるのが嫌なら、次のバイトはシンプルな仕事の方が良いでしょう。
単発バイトならティッシュ配りやポスティングがおすすめ。
仕事内容が簡単なのでミスはありませんし、怒られることもなくマイペースに働けます。
また接客がないアルバイトは仕事量が一定になるので、焦ったりすることもありません。
スーパーの品出しのバイトや、工場の軽作業など黙々とできるバイトもあります。
ラーメン屋のバイトの何が嫌だったのか
それをハッキリさせて、次のバイト選びに活かしましょう。
そうしないとまた同じ問題が起きて、バイトを変えることになりますよ。
- お客さんが少ない曜日や時間帯に働いて様子を見る
- 怒られる状況が時間で解決するかで辞めるか判断する
- 辞めるときは接客以外・飲食以外のバイトも探す
ラーメン屋のバイトは向き不向きがある!怒られても気にしなくていい
ラーメン屋のバイトは、上下関係があり体育会系のノリの人も多いです。
なので他の飲食店の職場と違って、厳しいと感じることもあるでしょう。
ただ新人のときはミスをして注意されるということは仕方ない部分があります。
なので同じミスをしないように心がけて、1歩ずつ成長していけば問題ありません。
問題なのは怒り方が過剰だったりパワハラの要素があるとき。
そんなときは今の職場にこだわらずに、別のアルバイトも探すことを検討しましょう。