ラーメン屋のバイトは、きついと感じる瞬間はあります。
他の飲食店にはない、ラーメン屋ならでの特殊な環境が原因のものも多いんですね。
今回はラーメン屋のバイトできつい瞬間や対策を紹介。
- ラーメン屋のバイトできつい瞬間
- どんなラーメン屋でバイトすればいいの?
- 大変な状況への対応策を考えよう
もし応募前なら、今から話すシチュエーションに耐えられるか見ていきましょう。
きつい状況のいくつかは、事前に対応することもできますよ。
ラーメン屋のバイトできつい瞬間7選
ラーメン屋でアルバイトをするとき、きついと感じるのは次の7つ。
あなたはラーメン屋のバイトを耐えられそうですか?
① ラーメン屋のバイトは匂いがつく
ラーメン屋のバイトは匂いがつきやすいです。
- 脂っこいラーメンの匂いが服につく
- 食材や洗剤の匂いが指先につく
- 厨房で汗をかく
こういった匂いが体につくのが嫌だという声が多いです。
ほんとラーメン屋でバイトしてたら匂いとか嗅ぎすぎてラーメン嫌いになるわ
— 🌻 (@Merle________of) August 11, 2016
バイト終わりのデートなどは、気軽にできない不便さがありますね。
デオドラント対策が必要になります。
② ラーメン屋は厨房が暑いから汗をかきやすい
暑さに弱い人もラーメン屋のバイトは大変です。
ラーメン屋の厨房は、他の飲食店と比べても暑さを感じやすいです。
バイトおわた〜
まじラーメン屋でバイトすごい暑い!!!!— ひみつきち (@Mitsu_32kichi) July 20, 2019
ずっとラーメンを作っているし、狭い厨房が多いので蒸れやすい。
なので蒸し暑く汗をかきやすいんですね。
なので通気性が良い肌着を着るなど、汗が溜まりにくい工夫が必要になります。
③ ラーメン屋のバイトは”熱い”のも大変
暑さと同じで熱さも感じやすいのがラーメン屋のアルバイト。
例えばラーメンを運ぶときや、調理中の油が飛び跳ねるときに火傷リスクもあります。
単純に暑いだけでなく、バイト中に熱い思いもするのがきついと感じやすいんですね。
とくに繁盛期で焦って仕事をしていると、火傷しやすくなります。
④ ラーメン屋のバイトは挨拶も厳しい
ラーメン屋に入ると、店員さんが『いらっしゃいませ!』と言ってくれますよね。
大きな声で『いらっしゃいませ・ありがとうございました』と接客されるお店が多いです。
なので逆にバイトする側になると、大きな声での接客を求められるということ。
普段から大人しい性格だったり、物静かな人には、元気な接客は慣れるまで大変です。
店長から『もっと大きな声で!』と怒られることもあるでしょう。
もともと部活などで大きな声を出すのに慣れている人は大丈夫。
ただ文化系だった場合は、この働き方をきついと感じやすいです。
⑤ ラーメン屋のバイトは怒られる
ラーメン屋を開こうという人は体育会系の人が多いです。
昔はやんちゃしてたとか、気が強いタイプが多い。
頑固でラーメンを追求するタイプの人もいます。
何気なく入ったラーメン屋で、刺青オラオラ系の店主(?)がバイトに「今日のお前はイライラする顔をしてる」とかなんとか言った挙句、バイトが少し反論したら「は?俺に因縁つけてるの?裏行くか???」とかいう壮絶パワハラ仕掛けてて大変厳しい。
— はにわ (@soaringhaniwa) August 30, 2018
こういった店長が働くからこそ、ラーメン屋のバイトは厳しい人間関係になりがち。
怒り方がオーバーだったり、ささいなことで怒られると嘆く人も多いです。
大人しい性格で怒られることに慣れていないなら、きつい職場になるでしょう。
⑥ ラーメン屋のバイトは覚えることが多い
ラーメン屋のバイトは覚えることが多いことでも有名。
例えばラーメン1つにとっても種類があるし、トッピングまで含めると覚えることは一気に増えます。
常連さんは自分だけのトッピングやオーダーを通してくることもあるし、調理と接客の両方をこなす必要があります。
なので仕事を覚えられるようになるまでは、きついと感じることは多いですね。
ただ覚える量に関しては店舗によってバラバラです。
食券があるお店などだと接客する手間も少なくなるので、お店選びが重要になりますね。
参考⇒キッチンバイトはきつい?厨房で3年働いて大変だったこと
⑦ ラーメン屋のバイトは忙しいときの落差が激しい
お客さんがラーメン屋にいくときは曜日や時間帯が決まっています。
カフェ感覚で使う人はいないので、食事をする時間帯に一気に混むんですね。
ヒマな時間と忙しい時間の落差が激しいのも、ラーメン屋のバイトの特徴です。
働き方に慣れるまではシンドイと感じやすいでしょう。
厨房編
- 匂いがつく
- 暑いので汗をかく
- 熱くて火傷しやすい
人間関係編
- 挨拶など体育会系
- 店長に怒られやすい
仕事編
- 店舗によっては覚えることが多い
- 忙しい時間帯や時期がハッキリしてる
ラーメン屋のバイトを探すとき、きつい職場を避けよう
まだラーメン屋のバイトをする前なら、お店選びが重要になります。
単純に時給が高いからといった理由で応募すると後悔するかも。
次の2つのリサーチをすれば、ラーメン屋のバイト選びが失敗する可能性を減らせますよ。
お客さんはそのラーメン屋をどう評価しているのか?
働きやすい職場かを調べるのに、求人サイトだけでは不十分です。
求人サイトに掲載する文章は、店長など内部の人が書いているので信用できません。
なのでまずは口コミを見て、お客さんの評判を見ていきましょう。
- 食べログ
- グーグルマップ
こういったサービスを使えば、お客さんの評判を知ることができます。
そうすれば味以外の職場の様子を知ることができますよ。
- 店員の態度が横柄
- 店長がよく店員を怒鳴る
- 客層が悪い
- 店内が汚い
求人サイトだけで判断するのは危険です。
まずはリアルなお客さんの声を調べて、ラーメン屋の職場環境を調べましょう。
② あなたはそのラーメン屋をどう感じたか?
次はあなた自身が、そのラーメン屋で働きたいと思えるかを調べます。
そのときに使えるのが、下見という方法。
実際にお客さんとして来店して、サービスを受けてみましょう。
そうすればお店の中を自分の目で確かめることができます。
- 店員さんは楽しそうに働いているか
- 店長とは仲良くなれそうか
- 客層はファミリー層などが多いか
- ラーメン屋の周辺の治安は良いか
- ラーメンは美味しいか(まかないで食べるので)
- 接客の仕事はどこまであるか(食券)
- 料理は覚えるメニューが多いか
一番大切なのは、そのラーメン屋で働く人たちと上手くやっていけそうかです。
波長が合いそうなら、一緒に働いているうちに仲良くなれる可能性が高いでしょう。
『ここで働きたい!』と思えたら面接対策など、次のステップへ進みます。
参考⇒飲食店のバイトの面接を攻略!服装や髪型のチェックリスト付
- お客さんの口コミから職場環境をチェック
- 実際にお客さんとして来店して職場をチェック
ラーメン屋のバイトできついシーンの対策
最後はラーメン屋のバイトで働いたとき、きついと感じる状況への対策をお話しします。
事前に対応できるものや、実際に辛いと感じたときの対処法を知っておきましょう。
① ラーメン屋のバイトの匂い対策!
ラーメンの匂いは髪や服につきやすいです。
そこでポイントになるのがデオドラント対策。
ファブリーズなどの消臭スプレーを、100均の小さいスプレーに入れておきます。
こうすればカバンに消臭スプレーを常備することができるんですね。
あとはバイト着を毎日持って帰って洗うという対策もあります。
連勤でなければバイト着を洗濯して、こぼりついた匂いを消すことは可能。
② ラーメン屋の厨房の暑い対策
暑い時は通気性の良い肌着を着るようにしましょう。
例えばユニクロのシルキードライなどですね。
あと真夏は冷却スプレーを使えば、肌着がヒヤッと冷たくなります。
暑さを0にはできませんが、暑さによる不快さを軽減することはできますよ。
参考⇒キッチンバイトの暑い対策!体感温度を下げ快適に働くコツ
③ 仕事のミスが怖いときは慣れるまで平日出勤をする
ラーメン屋に限らず、新人だとどうしてもバイトでのミスは起こります。
教えてもらった仕事を忘れたり、お客さんに謝ることになるなど。
こういったミスは混雑時に焦ると起きやすいんですね。
なので新人時期は平日に出勤するという方法が有効です。
ラーメン屋なら休日より平日、夕方よりお昼の方が空いています。
混雑がない環境でなら、落ち着いて一つ一つの仕事に集中できる。
なのでミスも減るし、仕事を覚えて自信にも繋がります。
④ ラーメン屋のバイト先で怖い人がいたらシフトをズラす
ラーメン屋のバイトで、よく怒ってくる先輩や変な常連さんがいるとき。
そんなときはまずシフトをズラせないか考えます。
会いたくない人が出勤しない曜日に出勤する。
相手が必ず出勤する曜日や時間帯は避ける。
このようにシフトを微妙にズラすことで、対人関係のストレスを減らすことができます。
たまに出勤日が被ることもあるでしょう。
対人関係のストレスは0にはできませんが、シフトを工夫すれば減らすことができますよ。
- 匂い…持ち運びできる消臭スプレーを自作する
- 暑さ…通気性のいい肌着や冷却スプレーを使う
- 仕事のミス…仕事に慣れるまでは混雑時に出勤しない
- 人間関係…嫌な人がいたらシフトをズラす
ラーメン屋のバイトはきついと評判
ラーメン屋のバイトは確かにきついと感じる瞬間はあります。
それは他の飲食店にはない、ラーメン屋特有の職場環境や人間関係によるもの。
なので応募する前に、自分に向いているかを確かめた方が良いですね。
口コミや下見をすれば、そのお店の職場環境を確かめることができます。
実際に自分の目で見て確かめてから応募しても遅くはありませんよ。