長期バイトでも3カ月以内に辞めることはできます。
ただ店長や職場の人は予想していないので、驚かせることになるでしょう。
大切なのは伝え方やタイミング、また辞める理由を事前に知っておくことです。
強い意志を持ってハッキリと伝えないと説得されかねません。
どうすれば長期バイトを、すぐ辞めることができるのでしょうか?
- 今日すぐにでもバイトを辞めたい
- 店長に伝えたり出勤するのは嫌だ
あなたの代わりに職場に連絡してくれるので、二度と出勤する必要もありません。
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バイトの長期で3カ月で辞めることは可能か?辞めるかの決断方法
そもそも長期契約のアルバイトなのに、すぐ辞めることはできるのでしょうか?
契約違反になるリスクや、アルバイトと法律について確認しましょう。
① 長期バイトでもすぐ辞めることは可能
結論から言うと、長期バイトでもすぐ辞めることはできます。
民法でも『やむを得ない理由があれば契約解除できる』と書かれています。
第628条
引用元 e-Gov法令検索
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
やむを得ない理由とは、雇い主と従業員の関係性が続けられないもの。
企業側に問題があるケースも、従業員側に問題があるケースも考えられます。
- 仕事内容が募集要項と全く違う
- パワハラやセクハラがある
- 罰金などをとられる
- 残業代が出ない
- 病気や怪我で働けなくなった
- 家族の介護などが必要になった
- 引っ越しが決まった
長期バイトでもすぐ辞めることはできる
ただ本当に辞めるかどうかは、あなたが辞めたいと思う本当の理由によって変わります。
② 仕事ができない&覚えられないという理由で3カ月で辞めるのは早い
- 仕事ができない
- 全然、覚えられない
- 先輩のように働けない
このように仕事についていけないという理由で辞めるのはもったいないです。
なぜなら多くの人が、最初はミスをしながら仕事を覚えていくものだから。
最初から完璧に働ける人はいません。
接客など臨機応変な対応が必要な場合は、3カ月続けても仕事に慣れない場合もあります。
それに新しいバイトを始めても、また1から仕事を覚える必要がありますよね。
なので仕事内容が未熟と言った理由で辞めるのは早いと言えます。
参考⇒バイトが辛いとき!始めたばかりの新人が嫌な時期を乗り切るコツ
③ 職場の人間関係が慣れないなど人間関係が原因なら仕方ない
一方で時間が解決してくれないような悩みを持っている場合。
先ほどのハラスメント行為や、いじめ・無視などですね。
人間関係の不満を持っているなら、本当に辞めることも検討しましょう。
仕事が覚えられないといった悩みは、時間が解決してくれる可能性が高いです。
ただ職場や人間関係の不満は、あなたの努力で解決できないことも多いですよね。
なので『人間関係のトラブルや悩み』が原因なら、長期バイトでもすぐ辞めた方が良いです。
- やむを得ない理由があれば可能
- 仕事への不満や悩みなら続ける価値あり
- 人間関係のトラブルや悩みなら辞めた方が良い
バイトの長期を3カ月で辞める方法【王道】
長期バイトをすぐ辞めるとき、まずは王道の辞め方を試しましょう。
長期契約のアルバイトを辞めるときは以下の3つの流れとなります。
① 店長にLineや電話でアポを取る!言うタイミングは早いほど良い
まずはできるだけ早いタイミングで店長にアポを取りましょう。
アルバイトを辞めたいという報告は、早ければ早いほど良いです。
法律上は2週間前までに伝えれば辞めることは可能。
ただ実際に2週間前に言われても、新人を採用して育成する余裕はありませんよね。
なのでできれば1ヶ月ほど前に伝えるのが理想。
今月分のシフトができているなら、”来月に辞めたい”という意志を伝えると店長を困らせずにすみます。
円満に退社したいなら、早く伝えることを意識しましょう。
② 店長に切り出すときは暇な時間帯を選ぶ!理由も大事
出勤日に店長に辞めると切り出すときは、時間帯に注目しましょう。
店長が暇な時間帯を選ぶのがマナーです。
ゆっくり話を聞いてもらえるので、お客さんが少ない時間帯を選びましょう。
伝えるときは”辞める理由”を何にするかが大事です。
辞めたい理由が弱いと、『もう少し頑張ろう』と説得される可能性もあるんですね。
なので店長が『それなら仕方ないね』という理由を用意しましょう。
学生であれば”学業との両立が想像より難しかった”という理由がおすすめ。
注意したいのはバレるリスクがある嘘です。
引っ越しや病気なども辞める理由に使えますが、嘘だと後でバレるかもしれません。
バレない理由を用意した方が無難ですよ。
③ バイト先のみんなに退職と感謝を伝える!
辞めることが決まったら、職場の人に挨拶することも考えられます。
簡単な挨拶で良いので、お世話になった感謝を伝えましょう。
退職日まで出勤するのが気まずいときは、シフトを減らすなどで工夫できます。
参考⇒バイトを辞めるけどシフトが残ってる!残りのシフトが気まずい
お土産なども用意しても構いませんが、必須ではありません。
- 店長にLINEや電話でアポを取る
- 出勤したときに辞めることを伝える
- 職場の従業員に挨拶を済ませる
バイトの長期を3カ月で辞める【できるだけ早く辞めたい場合】
- 1日でも早くバイトを辞めたい
- もう二度と出勤したくない
- 店長に伝えるのが怖い
このように早く辞めたい場合も、退職する方法は残されています。
① 長期バイトを今日限りで辞めることは可能?
アルバイトは原則2週間前に伝える必要があります。
ただ例外として、今日限りで辞めることもできるんですね。
そのために必要な条件が『雇い主と従業員の双方の了承』
つまりお互いに認めれば、アルバイトは今日で退職することもできるんです。
このときに必要なのが、バイトを辞める理由ですね。
今日で辞めることを相手が納得してくれる理由を考えるのが大変です。
“行きたくない”といった漠然とした理由だと、『急に言われても困る』と相手も困惑するので。
参考⇒バイトを辞める理由で精神的ってあり?辞めたいときの理由作り
② バイトを辞める理由も不要!今日限りで確実に退職する方法
確実にアルバイトを辞めたい場合は、退職代行サービスも検討しましょう。
最近ニーズが増えている退職代行サービスですが、正社員だけでなくアルバイトでも対応しています。
プロにお願いすれば、確実に今日限りでバイトを辞めることが可能。
代行会社が代りに伝えてくれるので、辞める理由を考える必要もありません。
後でトラブルにならないように、弁護士や労働組合など法律のプロが交渉してくれるサービスを選びましょう。
③ 長期バイトすぐ辞めたいからと絶対にしてはいけない行為
- すぐ辞めたい
- でも店長に切り出せない
- 退職代行サービスも使いたくない
このようなときに、やりがちなのが無断欠勤。
確かに無断欠席をして、そのまま退職させてくれるお店はあるかもしれません。
ただこれはお店側の配慮があってできること。
無断欠勤は違法行為であるので、訴訟される可能性だってあるんですね。
もちろん『無断欠席=訴訟』というわけではないし、お店側もそこまで考えることは稀。
ただ短い間でもお世話になった職場なので、相手が困るような対応はとらないようにしましょう。
- 相手を説得できれば今日限りでも辞められる
- ハッキリした理由がない場合は退職代行サービスも検討
- 無断欠勤はマナー違反だし相手に迷惑がかかるのでダメ
長期バイトをすぐ辞めた後の稼ぎ方も知っておくと便利
長期で働く気があったのに、すぐ辞めることになった。
この場合に困るのがバイト代が足りなくて金欠になること。
そこで最後に長期バイトをすぐ辞めるときの金欠脱出法を紹介します。
① 在宅のお小遣い稼ぎならストレス0で取り組める
最初に考えたいのが在宅でできるお小遣い稼ぎです。
スマホのポイ活などは、いくつか取り組めば月1万~2万は可能。
新しいアルバイトが見つかるまでの応急処置に使えますよ。
- アンケートモニター
- ポイントサイト
- レシートアプリ
1つだけ取り組んでも稼げる額は少ないです。
何個も掛け持ちして、稼ぐ金額を増やしていきましょう。
② 単発バイトや短期バイトなら向き不向きも確かめられる
もう一度、長期バイトをするのが不安なら、短期バイトもおすすめ。
1日~数日で契約が終わる短期バイトなら、バイト選びで失敗するリスクが低いです。
- ティッシュ配り
- イベントスタッフ
- Xmasなどのケーキ販売
いろんな短期バイトをして、向き不向きを知るのもいいですね。
あなたにどんな仕事が合っているのか、短期バイトで確認しませんか?
③ 新しい長期バイトは応募する前に視察しよう
『長期で続けるつもりだったバイトをすぐ辞めた』
その原因の1つは理想と現実にギャップがあったからですよね。
そのギャップを作らないために、新しいバイトに応募する前に試したいことがあります。
それがバイト候補を見つけたら視察すること。
お客さんとして来店したり、職場の周りを散歩して従業員さんをチェックしましょう。
- ここでなら働けそう
- この人たちとなら仲良くなれそう
このように事前に確認してから、求人への応募をしても遅くはありません。
視察をすれば、『こんなはずじゃなかった』と後悔する可能性を減らせますよ。
参考⇒飲食以外のバイトであすすめ!楽に働けるバイト20選【状況別】
長期バイトでも3カ月で辞めることは可能!理由を用意しよう
長期契約のアルバイトでも、3カ月以内で辞めることはできます。
やむを得ない理由があればお店側も納得してくれるはず。
店長が『それなら仕方ないね』と言う理由を用意してから、切り出した方が良いですね。
仕事には相性があります。
誰かにとって簡単なバイトでも、他に人にとっては難しかったりするもの。
なので長期バイトをすぐ辞めること自体には問題はありません。
ただ無断欠勤などはマナー違反となるので、それだけは避けましょう。