大学生でバイトを始めるときは、シフトの組み方に注意しましょう。
シフトを入れすぎると大学生活との両立が難しくなります。
逆にシフトが少なすぎると、バイト代が稼げずに交際費が減ってしまいます。
シフトを上手に調整しながらバイト代を稼いで、大学生活を充実させませんか?
バイトのシフトの組み方!大学生が心がけたい入れ方
まずはシフトをどう入れればいいかわからない大学生向けの、シフトの考え方を紹介します。
次の3ステップを行えば、大学生活に悪い影響がでない範囲内でアルバイトを続けることができますよ。
ポイントは『理想・現実・バランス』です。
【理想】稼ぎたい額から1カ月の出勤数を計算して週何回バイトをするか決める
まず最初は出勤数の理想を計算します。
最初に1ヶ月に欲しいアルバイト代を考えましょう。
1ヶ月で使う額や、貯金しておきたい金額はいくらですか?
ちなみに大学生のバイト代の平均は月3万円ほど。
一人暮らしでない限りは月3万円~月5万円あれば十分ですよ。
稼ぎたい金額が出たら、それをアルバイトの時給で割ってください。
すると1ヶ月に何時間働けばいいかがわかります。
バイト先が未定なら時給1000円、1回の出勤で4時間働くとして計算しましょう。
- 月5万円を稼ぎたい
- 時給1000円なので月50時間働く必要がある
- 1回の出勤で4時間働くので、月12.5回出勤する
- 週3~週4日シフトに入る必要がある
【現実】大学生活と両立できるスケジュールを組んでバイト代を計算する
次は現実的に、出勤できる日からシフトを考えていきます。
大学生活に影響が出ない範囲内で働ける出勤数は何日でしょうか?
テスト期間中やサークル活動・部活などに影響が出ないレベルをイメージしてみましょう。
注意したいのはアルバイトを始めた当初は、モチベーションが高くて多めにシフトを組んでしまうこと。
最初は良いのですが、次第に疲れが溜まっていき、大学生活との両立が難しくなってしまいます。
なので長期的に考えて、どのくらいの出勤数なら影響が出ないかを考えていきましょう。
出勤数を出したら時給をかけて、1ヶ月に稼げるアルバイト代を計算します。
ここでは例としてシフトを週3・働く時間は1日4時間・時給1000円で計算してみます。
- 週2日~3日の出勤数が良い
- 1ヶ月の出勤数は約11日
- 1ヶ月の働く時間は44時間
- バイト代は4万5000円ほど
理想と現実のバランスをとってバイトのシフトの組み方を考える
理想と現実がわかれば、どうやって働けばいいかが見えてきます。
例えばバイト代が足りないときは、授業があるときは週2日で働き、夏休みに短期バイトを掛け持ちする。
もしくは通常のバイトと在宅ワークを掛け持ちしてバイト代を稼ぐという方法もあります。
ちなみに私は大学生時代に飲食店でアルバイトを週2日ほどしていました。
遊ぶには少しバイト代が物足りないので、暇な時期に単発バイトも行っていました。
このように稼ぎたい金額と、現実的な出勤数を考えることで、大学生活に悪影響が出ない働き方が見えてきます。
- 稼ぎたい金額から出勤数を出す
- 続けられる出勤数からバイト代を計算する
- そのギャップを短期バイトや在宅ワークで埋める
バイトのシフトの組み方!大学生が注意したい入れ方
基本的なシフトの入れ方は先ほどの考え方でOK。
次はケースバイケースで、シフトを組むときの注意点を見ていきます。
人生で初バイトのときは忙しい日にシフトを入れない方がおすすめ
もし今回のアルバイトが人生初バイトなら、土日など忙しい日は入らないようにしましょう。
忙しい日は先輩たちも、あなたにゆっくり仕事を教える余裕はありません。
仕事に慣れるまではお客が少ない日に入って、じっくりと仕事を覚えた方が良いです。
学校帰りにバイトをすると土日両方とも出勤しなくてよくなる
大学生の場合は、授業終わりにアルバイト先へ向かう日を作りましょう。
学校帰りにバイトをすることで、授業もバイトもない休日を作りやすくなります。
『学校に行く日』と『バイトする日』を完全に分けると、丸1日休める日がなくなってしまうんですね。
オフの日が作れないと、気分転換にならないし友達とも遊べなくなります。
オフ日を作るためにも、学校帰りにバイトに行く日を設定しておくのが良いですよ。
シフトを組むときは夏休みなどの予定は早めに申告する
大学生の場合は夏休みなどに友達と旅行に行ったり、帰省することもあるでしょう。
このような予定はできるだけ早くに店長に伝えておいた方が良いです。
お店側も授業がある時期と夏休みで、シフトの希望が変わることは想定内。
早く伝えることでシフトの融通がきくし、休みの日も取りやすくなりますよ。
急なシフト変更はグループLINEと電話を使い分ける
一度決めたシフトを変更してもらうときもあるでしょう。
事前にシフトを変更したいときは、バイト仲間同士のグループLINEを使います。
1人1人に聞く手間が省けますし、代わりに出勤してくれる人も見つかりやすいですね。
そして次の出勤するときにシフトを変更したことを店長に伝えればOK。
注意したいのは、当日に欠勤するとき。
体調不良で出勤できないときは、直接店長に電話することをおすすめします。
緊急な要件なのでバイト同士で解決しようとせずに、店長に助けを求めましょう。
勉強する時間がないなど長期的にシフトの希望が通らないなら辞める
バイトのシフトを提出すると、すんなりと受け入れてもらえないこともあります。
『日曜日に入ってくれない?』とか『人手が足りないからシフトを増やしてほしい』など。
新人バイトが入るまでの短期的な理由なら、できる限りお店側の要望に応えるのも良いでしょう。
ただシフトが合わない状態がずっと続くなら、今のバイト先を辞めることも検討すべきです。
無理をして働いていると、単位が取れない・就活ができないなど自分の人生にネガティブな影響が出る可能性もあります。
逆にシフトが少なくてバイト代が稼げないときも同じ。
短期的な問題なら単発バイトや在宅ワークで補填できますが、長期的な問題なら乗り換えた方が良いかもしれません。
参考⇒バイトのシフトが少ない!出勤日が増えないときは辞めるべき?
- 初バイトなら忙しい日にシフトを入れない
- 学校もバイトもないオフの日を作っておく
- 夏休みの予定は早めにお店側に伝える
- シフトの変更はグループLINEと電話を使い分ける
- シフトの希望が長期間、通らないなら辞めることも検討する
大学生がバイトのシフトを申告するときは理想と現実から考える
アルバイト歴が短いと、シフトのどのように組めばいいかわからないこともあります。
そんなときは理想と現実の2つの視点からアプローチしましょう。
- 稼ぎたい金額から、理想の出勤数を出す
- 実際に出勤できる日数から、バイト代を計算する
この理想と現実を考えることで、そのギャップをどのように埋めればいいかもわかります。
夏休みに短期バイトを掛け持ちするのも良いし、在宅ワークを始めるなどですね。
大学生なら1年生から4年生のどの時期からでもアルバイトを始めることはできます。
無理に続ける必要もないので、長期的にシフト希望が通らないなら、バイトの切り替えも検討した方が良いですよ。