飲食店のバイトは、確かに人気で定番のアルバイト。
でも、誰にでもおすすめできる仕事ではありません。
今回は飲食店のバイトに向かない人の特徴を紹介。
- ○○な人は飲食店のバイトはやめとけ!
- 飲食バイトを諦める必要がない理由
- 飲食バイトに迷っているときの2つの対策
長期アルバイトに応募すると、『イメージと違うから』という理由だけではすぐには辞めにくいです。
働き始めてから後悔する前に、今から自分自身に合っているかを確かめませんか?
飲食店のバイトはやめとけ!○○な人はやめた方が良い
ではさっそく飲食バイトに向かない人の特徴を見ていきます。
次の9つの特徴のうち、いくつ当てはまりますか?
① “コスパ重視で楽に稼ぎたい人”は飲食店のバイトはやめとけ
飲食店のアルバイトは、王道バイトの一つと言っていいでしょう。
全国どこにでも求人はあるし、長期バイトにはもってこいの職場です。
仕事を覚えやすく時給も高いし、まかないで食費も浮かせられる。
同世代で働いてバイト仲間や恋人ができるキッカケにもなります。
ただ飲食バイトは楽に稼げる仕事ではありません。
確かに平日に雨が降るなど、お客さんが来店しないときは暇です。
それでも基本的には忙しい時間帯にシフトが入るので、体力は必要。
楽に稼ぎたいなら飲食バイトは辞めて、他のアルバイトを探しましょう。
② “土日祝日に遊びたい人”は飲食店バイトはやめとけ
先ほどの理由と似ていますが、土日祝に遊びたい人も飲食倍は向いていません。
なぜなら飲食店にとっては、土日祝が稼ぎ時だから。
多くの人が来店するので人手不足となります。
だから土日祝日や夕方などは、アルバイトが必要になるんですね。
もし土日祝日に遊びたいなら、平日に出勤できるバイトが良いでしょう。
GWや年末年始・お盆などに長期休暇を取りたい場合も、飲食バイトは向いていません。
③ “人と関わらず働きたい人”は飲食はやめとけ
飲食バイトは仕事内容に関わらず、人と協力をしながら働く時間が多いです。
ホールスタッフならお客さんへの接客をするのは当然。
キッチンスタッフも厨房で、料理長や他のバイトと連携を取りながら働きます。
なので『コミュニケーションを取りたくない人』は飲食バイトには向いていません。
短期の皿洗いバイトなら、最小限のコミュニケーションで仕事はできるでしょう。
ただ飲食店の長期バイトとなると、人と協力しながら働くのは前提となります。
参考⋙飲食店のバイトは出会いあり!付き合えるバイト先の選び方
④ “髪色や髪型を派手にしたい人”は飲食バイトは無理?
髪型や髪色を明るくしたい人も、飲食バイトは厳しいでしょう。
特にチェーン店などは、髪色や髪型が派手だと面接で採用されづらいです。
個人経営のお店なら、店長が独断で採用を決めるので可能性はあり。
またキッチンバイトで帽子をかぶって接客をしない場合も採用されるかもしれません。
ただ面接で不利になりやすいのは明らかです。
接客がない工場バイトや、コールセンターといった髪色自由のバイトも検討した方が良いですね。
⑤ “ネイルやタトゥーをしたい人”も飲食店のバイトは難しい
髪色と同じくネイルやタトゥーをしたい人も、飲食バイトには不向きです。
ネイルは見た目も衛生的にもマイナスの印象をもたれがち。
採用されにくいですし、お客さんからの印象も悪くなるでしょう。
タトゥーに関しては、バイト着を着て見えなければ特に問題はありません。
ただ手や首など、人目につく場所にあるなら、面接時に採用されにくくなります。
こういった場合も接客がないアルバイトの方が採用されやすいし、働きやすいですね。
⑥ “普段から香水が必須の人”も飲食店バイトはきつい
香水やヘアワックスが大好きな人も、飲食店バイトは向いていません。
お客様が気持ちよく食事をする空間を作るのが飲食業の仕事。
それなのに香水やデオドラントの香りがキツイと、食欲がなくなるお客さんも出てきてしまいます。
チェーン店だと採用されづらいし、採用後に香水をつけて来たら注意される可能性が大。
個人経営のお店だと店長の判断によりますが、お客さん側からすれば気持ちのいいものではありません。
ポスティングや看板持ちなど、接客がないアルバイトの方が取り組みやすいでしょう。
参考⋙飲食店のバイトで香水をつけるはマナー違反?飲食の”匂いルール”
⑦ “潔癖症の人”は飲食店のバイトは辞めとけ
ここからは内面について見ていきます。
キレイ好きの人は飲食バイトには向いています。
店内をキレイにすれば、働いている従業員も来店するお客さんも気分が良いはず。
ただキレイ好きを通り越して潔癖となると、飲食バイトは辞めた方がいいでしょう。
なぜなら飲食バイトにはトイレ掃除があるからです。
一般的な飲食バイトでも、トイレの掃除は必須。
お酒がある居酒屋バイトなら、吐しゃ物の掃除もアルバイトの仕事になります。
さらに店舗によっては、従業員の検便が必須のお店もあります。
検便チェックも潔癖の人は、苦痛を感じることが多い。
こういった仕事は潔癖と言われる人には、とてもストレスがかかるものですよね。
なので潔癖症の場合は、飲食バイトは辞めた方が良いと言えます。
特に居酒屋などお酒がある飲食店では、トイレ掃除が苦痛になりやすいです。
⑧ “笑顔で流せない人”は飲食バイトは辞めとけ
嫌なことやイラッとしたとき、すぐ顔や態度に出る人は飲食バイトに不向き。
接客をしていると、酔っ払いの客や横柄な態度の客への対応もしていきます。
そんなときに作り笑顔でサラッと流せる人は飲食バイト向き。
ストレスも溜めこまないし、お客とのトラブルも起こす心配がないからですね。
その一方で、自分の感情が顔や態度に出てしまう人だと状況は変わります。
お客とのトラブルが起きる可能性も高いし、ストレスもかかりやすいと言えますね。
- プライドが高い
- イラッとしたら顔に出る
- 正義感が強すぎる
- クレームには屈しない
このようなタイプの人は飲食バイトには向いていません。
正確さや誠実さが必要な軽作業バイトなど。ヒトよりもモノと向き合う仕事が向いています。
参考⋙飲食店のバイトに向いてない?飲食バイトが向かない人の特徴
⑨ “ニートや引きこもりを脱出したい人”も最初のバイトで飲食はやめとけ
ニートや引きこもりを脱出するための、最初のバイトとして飲食業はオススメしません。
確かに求人には『未経験歓迎』といった言葉が飛び交っています。
ただ今までの話の通り、飲食業のアルバイトは向き不向きがハッキリしているのも事実。
飲食業は『明るくてテキパキ働ける人』が向いています。
なのでニート歴が長かったり、引きこもりだった人が最初のアルバイトに選ぶのはリスキーなんですね。
職歴が空いている場合は、もっと気軽に取り組めるバイトから始めましょう。
在宅バイトや1日だけの単発バイトで『働く』という行為に慣れていく。
その後に長期バイトとして飲食バイトを検討しても遅くはありませんよ。
参考⋙ニート脱出におすすめのバイト15選!初めてでも受かりやすい求人
- コスパで職場を選んでいる人
- 土日に遊びたい人
- マイペースに働きたい人
- 髪色や髪型が派手
- ネイルやタトゥーもしたい
- 香水をつけたい
- 潔癖症な人
- 感情が顔や態度に出てしまう人
- 職歴の空白期間が長い人
飲食店のバイトを諦める必要はなし!○○な場合は辞めなくていい
次は逆に飲食バイトを諦める必要がない条件について見ていきます。
一般的には『○○だと飲食バイトは辞めた方が良い』と思いがちですが、間違っているケースですね。
① 飲食バイトは料理ができない(苦手)人でも問題ない
料理ができないからと飲食バイトを諦める必要はありません。
まずホールスタッフの場合は、料理スキル自体が不要になります。
キッチンスタッフも、野菜や果物の下準備や盛り付けを担当することがほとんど。
細かい料理は料理長や社員さんが行うので、複雑な料理スキルは不要です。
募集要項に『未経験者歓迎』と書いていたら大丈夫。
逆に『経験者優遇』といった言葉があれば採用されづらいでしょう。
② 以前に飲食バイトについていけなかった場合も大丈夫
過去に飲食バイトを『合わないから』と辞めた場合も大丈夫です。
飲食バイトといっても業種によって、店舗によって働き方はさまざま。
求められる能力や働き方も違うし、店長によって職場の雰囲気もガラッと変わります。
なので過去に辞めたからといって、再チャレンジを諦める必要はないんですね。
ただ過去に辞めた理由をハッキリさせて、同じ原因で辞めないようにするのは大切。
求人の募集要項を見たり、お店を下見して実際に職場を見学するなどしてから応募しましょう。
参考⋙飲食店のバイトの選び方!間違った探し方で失敗しないための注意点
③ 声が小さい・おとなしい人も諦めなくていい
飲食バイトは元気で明るい人が応募するイメージがあります。
もちろん元気で明るい人の方が働きやすいのは事実。
でもだからといって、大人しい人が絶対に不向きというわけでもないんですね。
例えばオシャレなカフェや、地元の喫茶店などでは大きな声は出す必要はありません。
お客さんがゆっくりとした時間を過ごせる空間を作るのが、アルバイトの仕事になります。
この場合は細かいことに気配りができる人が向いていると言えるでしょう。
このように店舗によって必要な人材は変わります。
- 料理が全くできない
- 一度飲食バイトを辞めたことがある
- おとなしい生活
飲食店のバイトは辞めた方が良い?迷っているときの2つの解決策
飲食店バイトに不向きな人の特徴をお話ししました。
そういった特徴に当てはまっているか微妙な場合は、応募するのを迷ってしまうかもしれません。
そこで最後に飲食バイトをしようか迷っているときの、2つの対応を紹介します。
バイト選びを失敗するリスクを減らすことができますよ。
① 飲食バイトの候補を下見!合わない人がいないかわかる
『このお店で働きたい』
そんな求人を見かけても、いきなり応募するのは勇気がいりますよね。
そこでオススメなのが職場の下見です。
お客さんとして来店して、店内の雰囲気をチェックしてみましょう。
- 他のアルバイトと仲良くなれそうか
- 社員さんは優しそうか
- 客層は大丈夫か
実際に下見しないとわからないことってあるんですよね。
あなたが『この人とは合わないな』と思う人がいれば、応募は控えた方が良いでしょう。
自分がその場で働く姿をイメージできるかを、下見で確認することができます。
もし働きたい気持ちが強くなったら、面接対策をして求人に応募しましょう。
② 飲食店の短期バイトに応募して練習してみる
いきなり長期バイトに応募するのも、勇気が必要。
そこで最初は短期バイトから練習していくという方法もあります。
夏休みや年末年始など一時的に忙しくなるとき、短期で皿洗いのバイトが求人に出るんですね。
こういった短期契約のアルバイトなら、働くことへのハードルもグッと下がります。
もし飲食バイトが合わないとしても、短期契約ならすぐ仕事が終わるのでリスクは低い。
実際に働いてみて、あなた自身と飲食バイトの相性を確かめることができますよ。
- 下見をしてみる
- 短期バイトで試してみる
飲食バイトを辞めた方が良い人はいる!
今回は飲食店のバイトを辞めた方が良い人の特徴を紹介しました。
飲食店のアルバイトは王道バイトですが、誰にでもおすすめはできません。
迷っているなら下見や短期バイトをしてみましょう。
実際に店舗に行ったり働いてみることで、新しい発見があるはず。
応募してから後悔しないためにも、今回のお話しを踏まえて慎重に判断しましょう。