バイトのシフトって断ってもいいのかな。
結論から言えば、特に何か予定がなくてもシフトは断って構いません。
- 店長から希望日以外でシフトに入ってほしいと言われた
- バイト仲間から急にシフトに入ってほしいと言われた
こういった状況は長期バイトをしていれば出てきます。
もちろんできる範囲内で協力し合うのは、すごく大切なこと。
でも働きたくなかったり、休日をもらってリフレッシュしたいなた断っても構いません。
ただ冷たく断ったり、毎回断るなど断り方で相手を不快にさせるのは辞めましょう。
シフトはスタッフ同士で助け合って埋めていくものです。
なので断りすぎることなく、お互いに同じくらいの頻度で代わるのが理想。
- 人手不足のときは、みんなで少しずつカバーする
- 誰かが体調不良で欠勤するときは、お互いに助け合う
この関係性ができていれば、あなた一人が無理をすることはありませんよ。
バイトのシフトを断ると罪悪感を感じる理由!断り過ぎは申し訳ない
シフトを断っても構わない
それはわかっているのに、なぜ罪悪感を感じるのか?
真面目すぎたり性格が良すぎることも原因かもしれません。
ただ次の3つのシチュエーションだと、申し訳ない気持ちになりやすいです。
① バイトのシフトを断る理由がなく嘘をついてしまった
“シフト入って”と言われて、特に予定はないけど嫌だった。
そんなときについ嘘をついてしまうこともありますよね。
シフトに入らなかった当日、家でダラダラしてると罪悪感が生まれやすい。
ただ特に予定がなかったからといって、無理をして出勤する必要はありません。
予定がなくても体を休めたり、リフレッシュする期間を作るのも大事ですよね。
注意したいのは、後でバレるような嘘をつくこと。
体調が悪いなどという理由は、その後も周りから心配され罪悪感が生まれます。
なので嘘はつかず、次回以降は『予定があります』と抽象的に断るのが良いでしょう。
② シフトを毎回断ると申し訳なくなる!断り過ぎで罪悪感
職場のスタッフの人数がギリギリだと、シフト調整も大変。
スタッフ全員が協力してシフトを埋めていくことになります。
そんなときに毎回のように断っていたら、申し訳ない気持ちになるのは当然。
断ろ過ぎていると、周りの人からの視線も気になりますよね。
ただ面接時に伝えていた頻度で出勤していたら、断っても問題はありません。
その状況がずっと続くなら、人手不足を解決しない店長の責任です。
それでも罪悪感を感じるなら、バイト中に真面目に働くことを意識しましょう。
掃除など周りが敬遠する仕事も率先して行うこと。
誰かが忙しそうにしていたりミスをしたときもフォローしてあげる。
シフト以外で助け合いの姿勢を見せておくと、バイト先の人間関係も良好になりますよ。
③ シフトを以前に助けてもらったのに断った
あなたが以前に、シフト調整で困っていたときに助けてもらった。
そんな相手からのシフト交換をお願いを断ると、罪悪感を感じてしまいます。
これはある程度は仕方ない部分もあるでしょう。
次からは協力的になってシフトを代わる姿勢を見せれば大丈夫。
断るときも理由を正直に伝えて、謝罪すれば誠意が伝わります。
バイト先のシフトは全員で協力しあって埋めていくのが理想です。
あなたが周りの人に助けてもらった回数くらいは、あなたも周りを助けた方がいいです。
その関係性が保てず、助けてもらってばかりだと、周りから不満が生まれるかも。
- 嘘の理由で断った
- 毎回断ってしまう
- 自分は助けてもらったのに相手を助けられなかった
バイトのシフトを断るとき罪悪感を薄める方法!代わりたくないとき
ではどうすればシフトを断るとき、罪悪感を感じなくていいのか。
ネガティブ感情を0にすることはできませんが、薄めることはできます。
① バイトのシフトは断る権利がある!急に入ってくれと言われても難しい
大前提としてバイトのシフト交代は断っても構いません。
面接時に希望するシフトの曜日や頻度は伝えたはず。
それを踏まえて採用されたのだから、その曜日や時間帯以外に出勤するのは難しいです。
あなた自身が何度もシフトに穴を空けるなどしていなければ問題なし。
特に”急に入ってくれ”というような要望に対しては、誰でも対応が難しいでしょう。
すでに予定が入っていることもあるし、何も予定がなくても急に出勤するのって憂うつですよね。
なので大切なのは、あなたがシフトの穴を無理をして埋めていくことではありません。
マナーを守って断りをすれば、罪悪感を感じる必要はないんですね。
② シフトを断るときは正しい断り方をしよう
断っても良いといっても、淡白に”無理です”と伝えるのは感じが悪い。
基本的にシフトを断るときは、”謝罪”と”理由”をつけることをおすすめします。
返事をするとき、まずは結論として『申し訳ありません』とキッパリ断ります。
そのあとで理由を付ければ、相手も”仕方がない”と納得してくれますよ。
理由については具体的なもので嘘をつくなら、抽象的に濁しても問題ないですよ。
“予定が入っている”とか”先約がある”と言っても大丈夫。
もし罪悪感を感じるなら代案を出すのも良いですね。
代わりに入れる曜日や時間帯を伝えれば、別の解決策が出てくるかもしれません。
職場自体に不満がなければ、できるだけ穏便に断りたいところ。
以前からバイトへの不満が高まっているなら、別の選択肢も出てきます。
③ シフト変更のメールやラインの返信は早くしよう
もしメールやLINEでシフト交代の要望が来たら、できるだけ早く返信した方がいいです。
断るにしてもギリギリに断ったら、相手はその後で別の人に頼まないといけなくなる。
そうなるとさらにシフト調整が難しくなりますよね。
なので断るなら当日中に、できるだけ早く断った方がいいでしょう。
そうすれば、まだ出勤当日まで時間がある状態で、他の人に頼める余裕ができます。
断り方を迷っている間に時間が過ぎるのは相手にとっても辛い。
先ほどの例文を参考に、早くキッパリと断るのが相手のためになります。
【オマケ】今後はバイト先で困っている人がいたらシフトを代わってあげる
正しい断り方をしても、それでも罪悪感を感じる。
そんなときは次回以降は、シフト交代に協力すると決意するのはいかがでしょうか。
例えばシフトに空きが出たときは、スタッフの誰かがそれを埋めることになります。
その頻度が全員で均等になるように、あなたもシフト調整に協力する。
またあなた自身が体調不良などで、誰かにシフトを代わってもらったとき。
そのときは次回は、誰かが困っていたら、あなたが交代してあげるのもいいですね。
このように平等で納得のいく範囲内で、シフト調整に協力していきましょう。
罪悪感を感じるからと、毎回シフト交代を受け入れていたら、相手の都合の良いように使われるかもしれません。
“お互い様”という関係性が築けないのであれば、バイト先を変えた方がいいかもしれません。
職場からいいように使われるのも気分が悪いですよね。
- 大前提として急なシフト変更は断っても問題ない
- 断るときは謝罪と理由をつける
- メールやLINEでお願いされたときはできるだけ早く断る
- 次回以降は助けてもらった回数を目安に助ける側に回る
今後もバイトのシフトを代わりたくないときの対応について
今回だけでなく、今後もシフトをできるだけ変わりたくないとき。
そんなときに円滑にバイト先で働けるための工夫を見ていきましょう。
頼まれる回数を減らしたり、シフト交代以外でフォローする姿勢を見せるのが大切です。
① バイト以外に取り組んでいることを職場で話すのも大事
急なシフトを断るときは、”予定がある状態”が多い。
なので普段から、バイト以外で何をしているのか話す場を作るのは大切なことです。
- 学校の授業がある
- 就職活動の準備を始めた
- 資格の勉強を始めた
- 他のアルバイトを掛け持ちしている
- 親の看病やお見舞いがある
- 子供の習い事の送り迎えがある
こういった予定は、『○曜日は働けない』とか『○時からは働けない』などという理由になります。
なので事前にバイト仲間に話していれば、最初からお願いされる回数が減るんですね。
そうすればあなたも断る必要がなく、罪悪感も感じずにすみますよね。
日頃からコミュニケーションを取ることは、こういったときにも有効になります。
② シフト交代以外の助け合いに積極的に参加する
仕事はみんなで助け合いながら行うこと。
なのであなたがシフトに困っていたら、誰かが助けてくれる。
そのお返しとして、あなたもできる範囲内でシフトを代わるのは素晴らしいことです。
ただどうしてもシフト交換が簡単にできないとき。
そんなときはシフト交代以外で職場の人を助けられないか考えます。
例えば誰かが忙しそうにしていたら、仕事を少し手伝ってあげる。
失敗をして怒られたあとは優しくフォローをして話を聞いてあげる。
掃除や整理整頓など面倒な仕事は率先して行う。
このようにシフト調整以外でもバイト先に貢献する方法はあります。
真面目に働いていたら、シフトを断られたくらいであなたのイメージは落ちません。
③ シフト調整が多くて困っているならバイトを変えることも検討
ただどうしてもギリギリの人数でやっていると急なシフト変更は起こります。
そんな職場にストレスを感じるなら、最終手段としてバイトを変えるという選択肢もあります。
いきなりバイトを辞めるのは勇気がいること。
ただスキマ時間に求人サイトを見て、どんなアルバイトがあるのか調べることはできますよね。
- 何度もしつこくシフトの要望がある
- いつも人手不足で忙しい
- シフトを断っていたら雰囲気が悪くなった
こういったバイト先での働きにくさがあるなら、バイトを辞めることも検討しましょう。
特にシフトを減らされたりすれば、バイト代も稼げないので一大事です。
- バイト以外の用事や習い事を周りに説明しておく
- シフト調整以外で貢献する姿勢を見せる
- バイト先で働きにくさを感じるなら新しいバイトを探す
バイトのシフトを断るとき罪悪感は不要!できる範囲内で協力すればOK
バイト先のシフトを断っても罪悪感を感じる必要はありません。
あなたが希望する曜日や時間帯は面接で伝えたはず。
それ以外の曜日や時間帯に働くのが難しいのは当然のことです。
確かにシフトはスタッフ同士で助け合いながら埋めていくもの。
あなたが体調不良のとき誰かに代わってもらうこともあるでしょう。
なので助けてもらった回数分は、あなたも周りを助ける側に回った方がいいです。
ただ何度もシフト交換をお願いされるなど、都合の良い人として扱われるのは危険。
バイト先で働きにくさがあるなら、もっとシフトに融通の利く職場に変えることも考えた方がいいですね。