バイトをしながら就活するのは、無理ではありません。
確かに面接と出勤日が重なるなどのリスクはあります。
でもバイトの働き方を変えれば、両立することは可能。
就職活動をするからといって、必ずバイトを辞める必要はありません。
今回は就活しながらバイトをする方法を紹介します。
- バイトしながら就活は無理か?
- 2つを両立するメリット・デメリット
- 大学生・フリーター別の働き方の戦略
アルバイトの働き方さえ注意すれば、就活とバイトの両立は可能です。
ただ今の長期バイトを続けながら就活をするリスクも頭に入れておきましょう。
バイトしながら就活は無理ではないが理想は…
バイトしながら就活すること自体は可能です。
アンケート調査と、私の実体験の2つを紹介します。
① みんなは就活するときバイトって辞めるの?
先輩たちは、就活とバイトを両立する人が多かったようです。
就職ジャーナルというサイトの調査によると、約8割が就活とバイトを両立していたことが判明。
引用元 就職ジャーナル
つまり就活とバイトの両立はできるということです。
ただ両立する苦労や弊害があったのも事実。
私はというと、以下の方法で就活に挑みました。
② 【体験談】バイトを有給で休む!就活に集中してバイト代がもらえる
私が実際にしたのが、バイトの有給をとるという選択でした。
それまで貯めていた有給を就職活動が始まった時に消費。
就職活動に集中しつつ、1カ月分のアルバイト代をもらうことができたんです。
まずは有給を消化できないかを調べてみましょう。
アルバイト契約でも有給がもらえる職場はありますよ。
③ 【体験談】就活終わってからバイトを再開できる
有給はあったとしても数日分。
なので数か月ほど続く就職活動では、有給を全て消化しても足りなくなります。
そこで私はバイトをきっぱり辞めることにしました。
そして就活が終わってからバイトを再開。
アルバイトなら大学4年など卒業間近でも、普通に再開することができます。
なのである程度の貯金をしておけば、就活を優先してバイトを辞めても問題ありません。
参考⇒就活後のバイトにおすすめ5選!大学4年の就活終わりでも間に合う
- 約8割が両立していることが判明
- 有給があれば使うチャンスではある
- バイトは就活後からでも再開できる
バイトしながら就活ってどうするの?両立するメリット・デメリット
次は実際に、バイトと就活を両立するメリットとデメリットを見ていきます。
あなたが両立するのか、バイトを辞めるのかの判断材料にしてください。
バイトしながら就活するメリット
バイトと就活を両立するメリットは2つあります。
まず1つ目は就活費用に怯えなくていいこと。
就活は交通費やランチ代・スーツ台など出費がかさみます。
しかも就職活動が長引けば、どんどん貯金が無くなっていくんですね。
でも同時にバイトをしていれば、アルバイト代で就活費用を稼ぐことができます。
なのでお金の心配なく、就職活動を続けることが可能。
2つ目のメリットは、バイトが気分転換になるということ。
就職活動は不採用が続くと、メンタルが病み気分も落ち込んでしまいます。
そんなときに気分転換になるのがアルバイト。
体を動かしたらリフレッシュするし、就活以外の交流ができて気分が和らぎます。
バイトしながら就活するデメリット!かぶったら休めないのが痛い
一方でバイトをしながら就活するのはデメリットもあります。
まず一つ目がダブルブッキング。
就職活動は急に『◯曜日の◯時から面接』など予定が入ります。
そうするとアルバイトの出勤日と重なってしまう可能性があるんですね。
面接でなくても説明会やセミナーなどの予定も入れにくいです。
このようにスケジューリングが難しくなるのがデメリット。
2つ目のデメリットは体力や精神の消耗です。
ダブルブッキングを避けるとなると、アルバイトは土日や夜間に出勤することになります。
この状態が続くと体を動かしっぱなしになり、休む時間が取れないんですね。
1ヶ月くらいで就活が終わればいいけど、長期化すると体力がもちません。
朝から夕方まで就職活動をして夜間はそのままバイトをする
こういったハイペースで動くと体力的にも精神的にもきついです。
その影響で就活の準備不足になったり、面接で全力を出せなくなるのは本末転倒。
アルバイト先で無断欠席や遅刻になると信用も落ちてしまいます。
スケジューリングをいかに慎重に行うかが、両立を成立させる方法と言えますね。
メリット
- バイト代を就活資金にできる
- バイトが良い気分転換になる
デメリット
- ダブルブッキングになる可能性がある
- 就活が長期化する体力的にきつい
就活しながらバイトしよう!大学生におすすめの両立方法
まずは大学生向けの就活とバイトの両立方法を見ていきましょう。
先ほどお話ししたように、いかにスケジューリングをするかが大切です。
特に大学生の場合は学業・就活・バイトの両立が必要。
なのでどんなバイトに切り替えるかがポイントになるんですね。
① バイトは単発・短期が良い
バイトをするときは短時間で何日も出勤するのはリスキーです。
いつどのタイミングで面接が入るかわからないので。
なので理想なのは、1日に長時間働けるアルバイトであること。
それを踏まえると両立に向いているのは、単発バイトや短期バイトになります。
単発バイトなら仕事は簡単なものが多いし、1日で1万円ほど稼げます。
月に3回の単発バイトでも月3万円ほどになるので、金欠にはなりづらいはず。
事前に貯金をしておけば就職活動を乗り切ることはできるでしょう。
もし今の長期バイトを続けるなら、シフトを減らしてもらえないか相談すると良いですよ。
面接がない日曜日などは、飲食店にとっては繁盛期です。
なので『繁盛期には出勤できるのでシフトを減らせませんか?』と交渉も工夫できます。
参考⇒大学生のバイトで週3~週4がきついとき!お店側への伝え方
② 在宅バイトも組み合わせると良い
100%自分のペースで働けるのは在宅バイトになります。
在宅バイトなら出勤時間も短縮できるし、スケジューリングも簡単。
急に面接が入っても、在宅バイトの時間をズラすだけなので両立しやすいです。
- 内職をする
- ポイ活をする
- メルカリで不用品を売る
- アンケートモニターをする
在宅のデメリットはスキルがないと収入の単価が少ないこと。
なので何か1つに取り組むというより、同時にいくつも掛け持ちした方が稼ぎやすいです。
- ポイ活で月1万
- データ入力で月1万
- メルカリの不用品販売で月1万
このように複数の稼ぎ方を試して、コスパのいいものを探していきましょう。
ギリギリまでバイトをして貯金すれば、在宅バイトだけでも就活費用は作れますよ。
参考⇒大学生だとバイトっていつまでできる?就活シーズン前後が平均?
- 単発バイトや短期バイトがおすすめ
- 掛け持ちで在宅での稼ぎ方も探す
就活しながらバイトしよう!フリーターにおすすめの両立する方法
フリーターの場合は授業がない分だけ、バイトと就活は両立しやすくなります。
大学生よりも少しアルバイトを選ぶ幅も出てきますよ。
今のバイト先でシフトをズラしてもらう
今のバイトを継続したいなら、シフトを減らしてもらえないか交渉しましょう。
土日だけにしてもらったり、夜間だけの出勤にしてもらえないか相談。
それができたら就活とバイトも両立しやすくなります。
就活が失敗したとき、以前と同じ職場で働きたいなら店長に要相談。
これまで真面目に働いていたのなら、店長も聞く耳を持ってくれるはずです。
シフト自由のバイトに切り替えて朝や夜に働く
もし今のバイト先でシフトを減らせないなら、別のバイトに切り替える必要があります。
おすすめはシフト自由で働ける職場。
工場など24時間365日体制の職場だと、シフト自由が多いですね。
シフト自由なら面接がない日曜日や、早朝・夜間に働くことができます。
面接がない平日に睡眠をとれば、就活とバイトの両立も可能。
自宅から通えるシフト自由の求人がないか探してみましょう。
参考⇒バイトで週1~週2の希望だと受からない?出勤数が少ない働き方
バイトしながら就活は無理じゃない!ただバイト時間は減らそう
バイトをしながら就活するのは無理ではありません。
実際に多くの人は両立して内定を勝ち取っています。
ただ全力で就職活動をしたいなら、バイトの働き方を変えた方が良いですね。
面接がない土日や夜間に働けないかを交渉しましょう。
もしくは単発バイトやシフト自由のバイト、在宅バイトに切り替えるという方法もあります。
大学生の場合は、内定がもらってからでもバイトは再開できますよ。