アルバイトで5時間働くというのは、他のスタッフと比べても平均的なはず。
それなのに疲れるのであれば、それは働き方のコスパが悪いのかもしれません。
立ちっぱなしなど体力が必要な仕事は、慣れるまでは疲れるもの。
それに苦手な業務やミスが続くと、アルバイト時間が長く感じてしまいます。
そこで今回は『5時間のバイトを乗り切る方法』を紹介。
5時間という労働時間は変わりませんが、”あっという間”に過ごす工夫は試せます。
またどうしても苦手で慣れない業務であれば、バイトを変えるという選択肢も検討しましょう。
バイトで5時間はきつい?休憩なし立ちっぱなしだと疲れる
なぜ5時間のアルバイトできついと感じてしまうのか。
その原因を突き止めると、改善策も見えてきますよ。
① バイトで5時間はきついのはなぜ?⇒休憩なしだから
5時間のバイトできついと感じる原因。
その原因で一番多いのが、職場で休憩時間が取れないこと。
実は5時間の労働時間だと、休憩時間を作ってもらえない職場もあるんですね。
労働基準法を見ても、休憩の義務は6時間からとなっています。
労働基準法第34条
労働時間が6時間~8時間以下の場合は最低45分
引用元 労働基準法
8時間を超える場合は、最低1時間の休憩を与えなければならない
なので5時間となると、ギリギリ休憩が不要となります。
休憩なしでぶっ続けで5時間働くのは、慣れるまではきついと感じるもの。
慣れて来たらペース配分もできますが、最初はしんどいと感じるのも無理はありません。
② 5時間も立ちっぱなしだと疲れる?レジなどの仕事の場合
また仕事内容が合わないと、5時間のバイトでもきついと感じます。
例えば体力に自信がない人の場合は、立ち仕事だと足が疲れることも。
- レジ
- 飲食店スタッフ
- アパレル
こういった接客対応だと、基本的に座ることはできません。
慣れるまでは5時間も立ちっぱなしだと、ふくらはぎが疲れてしまうんですね。
ただこういった仕事の疲労は、時間とともに少なくなってきます。
慣れてくれば、体力的な疲労は無くなると考えて良いですよ。
むしろ接客などは肉体的なストレスより、精神的なストレスを避けた方がいいです。
③ バイトの職場が合わないと精神的にきつい!暇すぎたり騒音ストレスなど
職場が合わないときも、5時間のバイトで疲労しがち。
例えばパチンコ店などは騒音のせいで、必要以上に疲れがたまります。
それに時間が長く感じるという意味では、暇すぎる職場もある意味で大変。
時間は同じ5時間なのに、暇だと体感時間が伸びていくんですね。
『暇なバイトが良い』とコスパ重視で選んだはずが、逆に暇すぎてしんどいという事態に。
こんなときは体感時間を短くするような、働き方の工夫が必要になってきます。
- 休憩なしで働き続けるから
- 立ちっぱなしなど仕事に慣れるまでは疲れる
- 騒音や暇すぎる職場は体感時間が長くて苦痛
バイトで5時間(休憩なし)を乗り切る!”あっという間”に過ぎるコツ
では5時間のバイトできついと感じるとき、どのように過ごせばいいのか。
働き方の工夫や、シフトの組み方などで対応していくのが良いでしょう。
① バイト初日できつのは当然?休憩なしは慣れるまでは長いと感じる
- 休憩なしで5時間のバイトがきつい
- 慣れない職場で精神的に疲れる
こういった問題は慣れてしまえば、勝手に問題が解決していきます。
仕事を続けていけば、休憩がない方が短時間でバイト代が手に入るので楽になるんですね。
職場に慣れたら、勝手にペース配分ができるようになるので、疲労感も溜まりません。
なので働き始めて最初に感じる疲れは、慣れるまで意識的にケアしましょう。
- お風呂でマッサージをする
- 練る前にストレッチやヨガをする
- 疲れを感じる体の部位を温める
- 睡眠時間を長くする
- バイト代で自分へのご褒美を買う
- 一人でゆっくりできる時間を作る
バイトに慣れるまでの期間だけ、意識的に体と心をケアする。
そうすれば自然と職場に慣れて、5時間のバイトで疲れにくくなります。
もしバイトを続けても体の疲れが取れない場合は、相性が悪い可能性も。
そんなときは後で紹介する、楽に働けるバイトへの切り替えも検討しましょう。
② 5時間バイトを”あっという間”に過ごす工夫
もし体感時間が長くてキツイと感じるとき。
そんなときは働き方を工夫して、体感時間を短くできないか試してみましょう。
なぜ5時間のバイトで長いと感じるのか。
それは以下のような原因が考えられます。
- バイトが暇すぎて何もしない
- つまらない単純作業が続く
逆に言えばこれらの原因を取り除けば、体感時間が短くなっていきます。
一例を挙げるとこんな感じ↓
- 暇なとき
- 職場の掃除や整理をする
- 新しい仕事を教えてもらう
- 後輩の育成をする
- 横にいるスタッフと脳内で競争する
- 昨日の自分と勝負してスピードを速める
- その後の予定や恋愛などの妄想する
それでも暇すぎて何もすることがないときは、ダイエットをするのもおすすめ。
立ち仕事なら少しの運動で、消費カロリーを増やすことができますよ。
③ 土日⇔平日へのシフトを変えると疲労感も変わる?
- 仕事に慣れるまではきつい
- 暇すぎて体感時間が長くてきつい
実はこれらの悩みは、シフトを変更すると軽減されます。
例えば働き始めてキツイと感じているなら、平日など暇な曜日に働くのがおすすめ。
お客さんが少ない時間だと、テンパらずにゆっくりと仕事を覚えることができます。
逆に暇すぎてきついなら、土日祝など忙しい曜日に働きましょう。
お客さんが多ければ、仕事量が増えてあっという間に時間が過ぎます。
これらの工夫をしても、まだ5時間バイトできついと感じるなら相性が悪いのかも。
仕事内容や職場など、もっとあなたに合った求人を探すのも良いですよ。
参考⇒バイトを辞める理由で精神的ってあり?上手な理由の作り方
- 慣れるまでは意識的にケアをする
- 体感時間は脳内ゲームや集中で短くなる
- シフト変更をすると問題が解決しやすい
どうしてもバイトで5時間働くのがきついとき!働き方を変える
先ほどのような工夫をしても、疲れが軽減されない場合。
そんなときは、もっとあなたに合った働き方を探してみませんか?
マイペースに働ける仕事なら、ペース配分を考えて疲れないように働けますよ。
① 高校生や大学生ならバイト以外の選択肢もある
- 少しだけお小遣いを増やしたい
- でも学生だとアルバイトが制限される
こんなときはバイト以外の稼ぎ方も並行するのがおすすめ。
例えばポイ活をして月1万円稼げば、それだけバイト時間を減らせますよね。
するとバイトで感じる疲労感も減らせます。
学生さんであれば、通学時間などのポイ活がオススメ。
② マイペースに働けるバイトを掛け持ちする
アルバイトを掛け持ちして、今のバイトの負担を減らすこともできます。
例えばマイペースに働けるバイトは、以下のようなものが挙げられます。
- 在宅バイト
- シフト申告制のバイト
- 登録型のバイト
これらのバイトをしてバイト代を稼ぐ。
そして稼いだ分だけ、きついバイトのシフトを減らします。
そうすればバイト代は減らず、疲労だけ減らすことができますよね。
最終的にマイペースに働けるバイトに完全に切り替えることも可能。
今のバイトが合わないと感じているなら、バイトを変えることも視野にいれましょう。
参考⇒飲食店のバイトはやめとけ!○○な人はやめたほうがいい説
③ バイトを頑張る日を作って、出勤数を減らすのもいいかも
またはバイト時間を増やして、出勤数を減らすという方法もあります。
例えばバイトを6時間することで45分の休憩時間をもらう。
そうすれば一気に5時間も働くより、肉体的な負担は減らせますよね。
1回のバイト時間を増やせば、1ヶ月の出勤数は減らせます。
- 1回の出勤のバイト時間を増やして休憩時間を作る
- 1ヶ月の出勤数を減らして負担を減らす
来月以降のシフトで、こういった働き方にできないか店長に相談してみましょう。
労働基準法では6時間から、休憩時間の義務が発生します。
- ポイ活などで稼ぎ出勤数を減らす
- マイペースに働けるバイトに切り替える
- 労働時間を増やして出勤数を減らす(休憩ももらう)
5時間のバイトをきついと感じるときは原因別にアプローチしていこう
バイトで5時間働くとなると、休憩なしの場合もあります。
なので立ちっぱなしの仕事などは足が疲れやすい。
それに慣れないバイトや暇すぎるバイトなども精神的に負荷がかかります。
まずはあなたの疲れがどこから来ているかを突き止めましょう。
そして今の職場で改善できないかを考える。
それが無理なら別のバイトへの切り替えや、シフトを変更することも検討します。
どんなアルバイトでも向き不向きはあるもの。
なので周りが普通に働けているからといって、無理をして続ける必要はありませんよ。