引きこもりやニートから、バイトを始めるのは大変です。
私も経験がありますが、社会復帰するのは心身にストレスがかかりました。
バイトを始めるとき、勇気だけで乗り切ろうとするのは危険です。
そこで今から『引きこもりやニートのバイト復帰の方法』についてお話しします。
大切なのは勇気ではなく、働き方を工夫していくこと。
バイトするのが不安なとき、どういった働き方に気を付ければいいのでしょうか?
引きこもりやニートがバイト復帰するとき!不安なシチュエーション
なぜバイトするのに躊躇してしまうのか。
それは以下の3つのシチュエーションで不安を感じるからです。
あなたはどのシチュエーションに不安を感じますか?
① バイト面接で職歴がなくて不安になる
引きこもりやニートで怖いのが、バイト面接です。
採用されるかわからないし、職歴に空白期間があることを尋ねられるかと恐怖でした。
自分を査定されている気もするし、不採用になったら落ち込むんですよね。
『自分を評価される』というシチュエーションで不安を感じてしまいます。
② 引きこもりやニートからいきなりバイトが続くか不安
面接を通ったとしても、次はバイト初日の恐怖が待っていました。
『仕事が自分にできるのか』という不安ですね。
特に人生初バイトだと、過剰に不安を感じてしまうかもしれません。
求人の募集要項に書かれている内容と、実際に働くのはやはりギャップがあります。
『一人前になれるのか?戦力になれるか?』という不安はつきものでした。
③ バイト先の人間関係は大丈夫か?
アルバイト先の悩み事としては、仕事より人間関係の方が多いです。
先輩や上司・同期とのコミュニケーションで悩む人は多いんですよね。
実際に働いてみないとわからないので、そういった意味でも不安は募ります。
これらの不安や悩みに、どうアプローチしていけばいいのでしょうか?
ポイントは勇気を振り絞ることではなく、バイト選びや働き方を工夫することでした。
- 面接で採用されるか怖い
- 仕事がきちんとできるか不安
- 人間関係で馴染めるか自信がない
引きこもりやニートからバイト復帰したいときの求人選び
先ほどの不安を感じるシチュエーションを踏まえて、バイト選びのポイントを見ていきます。
何に不安を感じるかで、バイト選びの方法も少しずつ変わってきますよ。
① バイト面接が嫌なら倍率が低い求人を選ぼう
面接が嫌で勇気がでないときは、倍率が低い求人を狙うのがコツ。
例えば短期バイトは、一時的な人手不足で求人を募集しています。
なので面接でも、『とくに問題がなさそう』と思えば採用してくれるんですね。
短期バイトなら働く期間も短いので、長期バイトよりハードルは低いはず。
そういった意味でも、引きこもりやニートでバイトが不安なら短期バイトはおすすめです。
あとはシフト自由のバイトも、引きこもりやニート向けになります。
シフト自由のバイトは、仕事内容が簡単な求人が多いんですね。
工場の軽作業や宅配バイトなどがあり、自分が働きたいペースで働くことが可能。
面接も通りやすいし、体調を最優先にしながら働くことができます。
こういったバイトを探すときは、お祝い金が出る求人サイトを使うとお得。
例えばマッハバイトなら採用されたら、お祝い金5000円~1万円が支給されますよ。
② 一人前にバイトが続くが不安なら簡単な仕事を選ぶ
働くことへの不安を解消するなら、できるだけ簡単な仕事から始めましょう。
臨機応変さを求められる接客バイトは次の機会にして、モノと向き合う仕事がおすすめ。
- 試験監督
- 治験
- 交通量調査
- ティッシュ配り
- 看板持ち
- スーパーの品出し
- ポスティング
その日に仕事内容を教えてもらえば、すぐに取り組めるような求人もあります。
暇だったりやることがないという別の悩みは出てきますが、バイトに慣れるという意味では簡単な仕事もおすすめ。
③ バイト先の人間関係が不安なら一人でできる仕事を探す
もしバイト先の人間関係が不安なら、一人でできる仕事もおすすめ。
世の中には、職場に一人で過ごすことが多いアルバイトもあります。
夜間の仕事は基本的に少数でいることが多いですね。
- 夜勤の清掃
- 夜間の警備
- バイクでの宅配
- 食品工場の調理
- ホテルのベットメイク・清掃
- ポスティング
- 覆面調査
- 飲食店の皿洗い
バイト先の仕事より人間関係の不安が大きいときは、無理をして大人数の職場を選ぶ必要はありません。
まずは一人の時間が長い仕事を選び、そこから少しずつ働くことやコミュニケーションに慣れていけばOK。
それでも引きこもりニートがバイトする勇気が出ないとき
いろんな働き方を知ったけど、それでもバイトで社会復帰するのが不安。
そんなときは在宅ワークから始めてみるという方法もあります。
もちろん最終目標は、アルバイトや正社員のままで大丈夫。
ただ悩んで何もしない日々を過ごすよりは、在宅ワークで仕事に慣れて自信をつけるという選択肢もありますよ。
- アンケートモニター
- データ入力
- テープ起こし
- ハンドメイド制作
スキルや経験不要でできる在宅ワークは、単価が安く稼ぎにくいです。
ただ仕事に慣れるという目的でなら、検討する価値はあります。
- 仕事が簡単なバイトを選ぶ
- 一人でできるバイトを選ぶ
- それでも怖いなら在宅ワークから始める
引きこもりやニートがバイト選びでNGな行動!無理やり勇気を出すのは危険
最後はバイト選びや働き方で、おすすめできないNG行動を見ていきます。
リスクがある働き方をすると、体調を崩してバイトを辞めてしまうかもしれません。
そうなれば『やっぱり自分にはムリだ』となる可能性もあるので注意しましょう。
バイトをするのに勇気を振り絞る必要はない。ノリも危険
バイトを始めるタイミングに関しては、あなたの体調や本音で決めましょう。
焦る気持ちもわかりますが、無理やりバイトを初めても長続きするかはわかりません。
それよりも今の自分に出来る範囲内で、仕事に慣れていった方が良いです。
それこそ在宅ワークや、1日だけ働く単発バイトもあります。
こういった負担の少ない働き方から、少しずつアルバイトに慣れた方が良いですよ。
参考⇒半年だけバイトで雇っ てくれる?半年後にやめる”おすすめ求人”
臨機応変さを求められるアルバイトは誰でも大変
面接で通りやすいけど、向き不向きがハッキリわかれるバイトが存在します。
例えばカフェスタッフだったりコールセンターですね。
面接自体は採用されやすいですが、仕事内容は接客が中心になります。
なのでコミュ力がないと働き続けるのはきついので、覚悟しておきましょう。
最初はマニュアルで対応できる仕事の方がおすすめ。
接客バイトは最終的な目標にして、復帰最初のバイトは簡単な方が始めやすいですよ。
もし”合わないな”と感じたら無理に働かずに、他のバイトに切り替えることもできますし。
参考⇒バイトを辞める理由で精神的ってあり?辞めたいときの理由の作り方
- 一時的な勢いでバイトに応募する
- 柔軟な対応を求められる仕事に応募する
引きこもりやニートがバイト復帰で必要なのは勇気ではなく工夫
引きこもりやニートの状態からバイトをするのは不安なはず。
確かに勇気は大切ですが、全てを精神論で片付けようとするのは危険です。
自分に合わない仕事や仕事量を任されると、心身へのストレスも大きくなるから。
まずは『ちょっと物足りないな』くらいの仕事から始めるのがおすすめ。
そこから自信をつけていき、最終的にやりたいと思っている長期バイトに応募してはいかがでしょうか?