- 居酒屋バイトって時給が高いし良さそう
- でも飲み屋って怖いイメージもある
- 上手く自分がバイト先で楽しく働けるかなぁ
このように居酒屋でのバイトを考えていると、わからないことで不安になり迷ってしまいますよね。
そこで今から『居酒屋バイトできついことと、その対処法』についてお話します。
私がお酒を扱う個人店の和食屋さんで6年ほどバイトした経験も踏まえてぶっちゃけます。
居酒屋などお酒を扱う深夜まで営業している。
そんな飲食店でバイトするときに、きついと感じることが多いのが以下の8つのシチュエーションになります。
① 居酒屋のバイトは病む?人見知りや陰キャだときつい
業界ごとにアルバイトする人の人柄や雰囲気は違います。
例えば文房具で働く子はおっとりした女の子が多い気がしませんか?
本屋でアルバイトする男女は本が好きで真面目なイメージが漂ってきます。
その点でいうと居酒屋バイトに多いのは元気でテキパキと働ける人。
年代だと大学生やフリーターなど20代が多いですね。
もしかしたら陰キャというかコミュ障だと職場で馴染めずしんどい思いをする可能性があります。
ただ居酒屋という業界ではなく、お店ごとに雰囲気が変わるのも事実。
実際に私が働いていたお店自体が真面目な雰囲気があったので、客層も従業員も真面目な人が多かったかな。
ではこういった働いている人の人柄を、どこで見分けるかと言うと求人欄。
求人サイトの募集要項を見ると、お店側がどんな人柄を求めているかわかります。
例えば『元気でハキハキしている方募集』と書いてあったり『真面目に長く働いてくれる方募集』と書いてあるなど。
それ以外だと求人欄に乗せてある写真や、実際にお店にお客としていきアルバイトの雰囲気を見るのも効果的。
その店舗で働く従業員と友達になれるかという視点で見ると、自分が馴染めるかわかりますよ。
- 業界特有の雰囲気に馴染めないと大変
- 求人広告でどんな人を募集してるか確認
- 実際にお店に下見へいくのが一番良い
- 働いているアルバイトと仲良くできそうかで判断する
② 居酒屋のバイトに慣れるまでは足が痛くてきつい
立ち仕事が初めてなら居酒屋バイトを初めて2週間くらいは足にきます。
休憩時間以外はずーっと立ってるので、足の同じ筋肉を使うので筋肉痛になって痛いんですよね。
1カ月もすれば慣れて何ともなくなるけど、働き始めはきついです。
部活とか筋トレで鍛える場所ではないところが疲れる感じ。
(以前に立ち仕事をしているなら大丈夫)
そんな状態を和らげるのが、靴選びになります。
バイトで使う靴にクッション性がなかったり、滑りやすい靴は足に負担がかかるのでNG。
詳しい靴選びに関してはこちらの記事を参考にしてください↓↓
- 過去に立ち仕事の経験がないと筋肉痛になる
- 1カ月もすれば平気になる
- クッション性があって滑りにくい靴を選ぶ
③ 居酒屋のバイトは治安が悪いと危ないから大変
居酒屋バイトの特徴の1つに働く時間帯が遅くなることがあります。
お店に寄りますが終電を過ぎて、深夜2時ごろまで働く店舗もある。
職場から家までが遠いと、帰宅時間はさらに遅くなりますよね。
この深夜遅くまで働くのって、とくに大学生は授業との両立がきつくなるんです。
さらに職場付近の治安が悪いと、精神的な辛さが倍増。
仕事中にお店の外で怒鳴り合いが聞こえたり、パトカーの音が聞こえると安心して働けませんよね。
こういったデメリットを防ぐために、居酒屋バイトを考えているなら職場選びが大切。
家や駅から近いお店だとバイト終わりにすぐ帰れるし安全。
特に女性の場合は、治安が良い地域からお店を選んだほうが安心です。
- 家から遠いと帰宅時間が深夜遅くなる
- 治安が悪いと安心して働けない
- バイト選びのときに駅チカや家チカを選べば大丈夫
④ 居酒屋のホールバイトだとタバコの匂いがきつい
先ほどの3つはホール・キッチンともに共通の”きつい瞬間”でした。
次からはホールバイトできついと感じた瞬間について。
まず1つ目はニオイ。
居酒屋っていろんな匂いが充満している空間なんですよね。
キッチンまで料理を取りに行けば、食べ物のニオイが服につきます。
お酒臭いお客さんの相手をしながら、ずっと動き続けるので汗もかく。
さらに働くお店が喫煙OKだと、タバコのニオイも服や髪に付着。
(そもそも受動喫煙で体にも悪いし)
こうなるとバイト終わりに恋人とデートというのがマジで大変。
髪や服にこびりついたニオイって自分では当たり前になっていて気づきにくいんですよね。
もし嫌なニオイを避けたいなら全席禁煙のお店を探すこと。
そしてバイト中は制服を着て接客するお店を選べば、私服にニオイが付くことはありません。
- 料理と汗とタバコの混合臭がきつい
- バイト終わりのデートがしにくい
- 禁煙のお店や制服がある職場を選ぶ
⑤ 居酒屋のホールバイトは酔っ払いの接客が病む
これも居酒屋の接客ならではのデメリットになります。
お酒を頼むお客さんがほとんどなので、酔っぱらっちゃうんですよね。
勝手に酔っぱらってお酒をバンバン飲めばお店の利益になるのですが、絡んでくる人もたま~にいます。
怒りっぽくなってネチネチ説教してくるサラリーマンや、無駄に話を引き延ばしてくるオジサン。
女性の場合だと連絡先を聞かれたり『彼氏いるの?』なんて聞かれるハラスメント的な危険もあります。
居酒屋のホールバイトで酔っ払いの面倒な客を100%避けるのは不可能です。
対策としてはキッチンバイトを希望するコト。
または客層が上品なお店を選ぶこと(料理の値段が高い居酒屋)くらいですね。
安くて飲み放題食べ放題!ってところは我慢するしかないかと。
平日にシフトを組むと飲み過ぎる客は少ないかなぁという印象です。
- お酒で人が変わるタイプの対応が面倒くさい
- 女性の場合はセクハラまがいなリスクもある
- キッチンバイトなら接客しなくていい
- 料理の値段が高いお店なら客層が上品になる
⑥ トイレ掃除(ゲロ掃除)で病む人は居酒屋のバイトは辞めとけ
タバコの臭いがついたり、酔っ払い客の対応がきつい。
そんな話を聞くと居酒屋バイトでもホールよりキッチンバイトに興味がでるかもしれません。
ただキッチンバイトがバラ色かと言えばそうではないんですよね。
年末年始の忘年会シーズンに多いのがトイレ掃除(ゲロ処理)です。
お酒を飲み過ぎた客がトイレにいくものの間に合わず…というとき。
処理をするのもバイトの仕事です。
(店長が良い人だと代わりにやってくれます。こういった店長は最高)
こういった経験はそこまで多くはなく、私の場合は過去6年働いて2回くらいでしたね。
自分で入ってるシフトで、その時点で年長者だったので仕方なく片付けました。
大学時代の友人は飲み放題でガラの悪い地域で働いていたことも関係してか、毎日のように掃除してると嘆いていましたね。
飲食店で働いていると、こういった万が一の事態もありますが、お店の雰囲気や職場によって確率は変わります。
- 優しい店長や先輩がやってくるお店もある
- ガンガン飲む世代(20代)の客が多いと頻度が多い
- 上品な居酒屋やデートで使うお店なら可能性は低い
- ただ極度の潔癖ならそもそも向いていない
⑦ 居酒屋のバイトの食器洗いは手荒れがきつい
キッチンバイトで働くことになり、まず最初にやるのが皿洗いです。
チェーン店でキッチン業務を分担してる場合以外は、ほぼ最初にやる仕事。
お客さんが食べ終わった食器を洗うだけなので、その日からすぐ戦力になるんですよね。
そんな精神的には楽な仕事でも、何時間も続けてるときつくなってきます。
まず洗剤による手荒れ。
手がムズムズと痒くなってきたりヒリヒリしてきます。
だいたいはゴム手袋を着用できるますが、何時間も洗ってるとゴム手袋の中に洗剤が入ります。
私は慣れるまでは、家でハンドクリームを塗るのが日課になっていました。
また背が高いなら、洗い場の高さが合わずに腰にくる男性もいます。
同じ場所で同じ姿勢で同じ作業を繰り返す。
仕事内容はシンプルですぐできますが、ずっと続けるのがキツイのが皿洗いバイトですね。
⑧ 居酒屋の厨房バイトは店長との相性が悪いとしんどい
居酒屋バイトできつい最後の瞬間は職場選びに失敗したときのケースについて。
それが店長や社員さんなどと波長が合わないケースです。
ホールバイトはアルバイト同時が協力し合って働きますが、キッチンバイトは閉ざされた空間で働きます。
店長(料理長)が指示を出してアルバイトは調理補助や盛り付けを担当する場合が多い。
だからこそ厨房での雰囲気が大事なんですね。
チェーン店だと社名を背負ってる分だけ店長も周りの目を気にしますが、個人店は違います。
働くお店によって天国と地獄に分かれる感じ。
性格の不一致でも同じ場所で働くのはきついのに、最悪パワハラとか受けたら大変ですよね。
そうならないためにも私は、下見を何度もして従業員と店長の雰囲気を確かめてからバイトに応募しました。
個人経営のバイトの探し方については以下の記事でお話ししているので役立ててください。
- 厨房は同じ場所で同じ人と働くので相性が大事
- 個人経営の居酒屋は店長の人柄を事前にチェックした方が良い
- お客として下見をして店長やバイトの雰囲気を確かめる
【番外編】初心者や初めての居酒屋バイトで仕事を覚えられないのは問題なし
最後はキツイと思いがちだけど問題がない場合について。
それが仕事が覚えられないといった新人特有の時期の辛さです。
よく周りで飲食店でアルバイトしてる人に話を聞くと『仕事が大変』ということが多いです。
ただこういった場合は慣れてないだけで、1~2カ月もすれば一人前に働けることがほとんど。
最初から料理の名前やお酒の名前・レジ打ちを完璧にできる人なんていません。
居酒屋で働くけどお酒が飲めないといった下戸でも問題なし。
お客から料理やお酒に関して聞かれる質問ってパターンがあるので、すぐ対応できるようになります。
確かにバイトでミスをすると辛いし精神的にきついかもしれません。
でもこれはお店やあなたに原因があるわけではなく、誰でも通る道。
真面目に1つ1つの仕事に取り組んでいれば自然と働けるようになります。
そして後輩を指導する時に『私にもこんな時期があったなぁ』と懐かしくなるので大丈夫。
- 最初から仕事ができないのは当たり前
- 自然と慣れて一人前に働けるので問題ない
- きついかもしれないが、誰でも通る道なので大丈夫
居酒屋のバイトはきついときもある!下見をして病む職場を避けホワイト職場を見つけよう
今回は居酒屋のバイトできつい瞬間をお話ししました。
時給が高くて出会いが多そうで、みんな楽しそうに働いているのが居酒屋バイトの特徴。
でも実際にお酒を扱うお店で働くと、デメリットというかキツイ瞬間もあります。
理想だけで固めてしまうとイメージとのギャップに苦しむかも。
だからこそ今話した内容を事前に想定して、そういったシチュエーションを避けるバイト選びをしましょう。
職場の雰囲気や人間関係を知る上でも、お客として下見をするのがブラック職場を避けるために効果的ですよ。