- キッチンバイトって接客しないから楽そう…
- 同じ仕事を同じペースでできるから楽?
- キッチンバイトに興味があるからこそ、本当の仕事内容を知りたい!
私は飲食店でのアルバイト経験が6年あります。
最初は皿洗い、次にホールで接客、その次にキッチンバイトを経験。
そのあとはオールラウンダーとして、その日のシフトに合わせてホールとキッチンを行ったり来たりしてました。
その経験をもとに、キッチンバイトの楽なところをぶっちゃけます。
もしあなたが「こんな仕事をしてみたい」と思えたら、キッチンバイトに向いていると言えます。
- どんな人がキッチンバイトを楽に感じるのか?
- 厨房のバイトでキツかったこと
この2つを正直に話すので、あなた自身がこのバイトに向いてるか確かめてください。
キッチンのバイトはどんな感じ?楽なところは人付き合い
キッチンバイトの何がラクかというと、接客をしなくていいところです。
酔っ払い客にオーダーを取るのも、料理が遅いとクレームを受けるのもホールスタッフの仕事。
キッチンスタッフの仕事は料理の下準備や料理の盛り付けetc。
その業務に接客という2文字はありません。
- 接客するのは苦手かも…
- 営業スマイルなんてムリだ…
そんな人にとってはキッチンバイトは精神的に楽なバイトになります。
固定された環境で同じメンバーで働くので、他のアルバイトとも仲もよくなりやすい。
私も明るいタイプではなかったので、ホールよりキッチンの方が楽しかったですね。
早朝や午前中のキッチンバイトは楽すぎ!楽な店など何もしないで時給が発生
接客をしなくていい以外にも楽なところがあります。
それがお客さんが来店しないとき。
オーダーが入らないとキッチンスタッフの仕事は始まりません。
お客さんがお店に来ないと、厨房でボーっとしたり雑談するだけになります。
もちろんお客が少ない日は厨房の掃除や片づけをやりますが、それもずっとできる仕事じゃない。
だから最初はお店の外の掃き掃除とかをしますが、だんだんやることがなくなってきます。
雨がどしゃ降りの平日の午前中なんかは、あまりにも暇でしたね。
『何もしないでバイト代をもらって申し訳ない』ってレベルでした。
季節や気候やイベントが重なると、このように『暇な時間帯』が生まれることがあります。
このときは言葉通り『ラク』でしたね。
だって何もすることがないから。w
厨房の皿洗いは仕事を覚えるのが楽!料理ができない未経験や高校生でもすぐ戦力
キッチンバイトは料理経験がないとムリなの?
そんな疑問を持つかもしれませんが、大丈夫です。
あくまでバイトなので私たちがするのは調理補助。
野菜を洗って切ったり、盛り付けをしたり、デザートを用意したり。
空いた時間に店長に料理を教わって、少しずつ料理を学ぶことができます。
参考⇒キッチンバイトで料理が上達する?料理を学びやすい求人の選び方
ちなみにキッチンバイトの仕事で最も簡単な作業が皿洗い。
教えられたその瞬間からできるので、何も覚える必要はありません。
新人バイトとして入ったら、まず最初にやるのが皿洗い。
仕事がカンタンだから負担も少ないし、この間に職場の雰囲気になじむことができますよ。
調理に慣れるまでは自宅で練習すればOK!料理スキルは向き不向きに関係ない
調理に関してもチェーン店ならマニュアルを用意してくれている企業が多いです。
もちろん現場の社員さんや先輩が教えてくれますが、マニュアルもあるのは心強いですね。
ただ個人経営のお店だとマニュアルがあるなんて稀でしょう。
メモ帳に教えてもらったことを書くようにすれば問題ないのは確か。
でもできればマニュアルが手元にあった方が仕事を覚えるのがラクです。
そこまでこだわる必要はありませんよ。
働きたい職場に用意されてたらラッキーくらいに思っておきましょう。
チェーン店だとマニュアルが用意されてるお店が多いかなと。
実際に求人を探すときは、お祝い金がもらえる求人サイトを使うのがお得です。
例えばマッハバイトという求人サイトから応募すれば、お祝い金5000円~1万円がもらえますよ。
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キッチンバイトは楽しいところだけじゃない!
- 接客をしなくていい
- 平日の午前中に雨が降ると何もすることない
- 最初にする皿洗いはすぐ覚えられる
- マニュアルがあれば仕事を覚えるのがラク
キッチンバイトにはこういったラクな面があります。
でもずーっとラクかと言われると、そうは言い切れませんでした。
キッチンバイトでも『キツイ』と思う瞬間はあります。
そのキツイ瞬間や、そういったお店を事前に知って、面接の応募しない方法をお話しします。
土日の昼やディナー時は厨房の忙しさは体力的にも精神的にもきつい
平日の午前中に雨が降ればラクという話はしました。
でも土日の昼や夜など混雑する時間帯は、厨房は戦場となります。
作っても作っても減らないオーダーされた伝票の数。
皿洗いの時間がなく溜まっていく食器。
ときには足りなくなる食材を走って買い出しにいくこともありました。
日によってオーダーされる料理に偏りがあるんですよね。
そのオーダーの流れを読み切るのは店長でも難しい。
それくらい混雑時の厨房は忙しいんです。
一度経験したら、お客として外食した時に料理が来るのが遅くてもイライラしなくなりますよ。
『これだけ混んでたら仕方ないよね』と優しい目で待つことができるようになります。
こういった働き方のムラを無くしたいなら、大型店舗に勤務すると良いですね。
複数展開するようなチェーン店だと、忙しくても人数はそろってるので1人当たりの負担は減ります。
逆に個人経営のお店で「厨房が店長と自分だけ」というパターンは危険。
暇なときは本当に何もすることがありませんが、団体客が2,3グループどどっと入店すると一気に忙しくなります。
面接に応募する前に下見に行くのが効果的ですね。
自分が働こうと思っている曜日と時間帯で、お店がどれだけ忙しそうかを見ると、働くイメージがつきやすいですよ。
皿洗いばかりしてると肌荒れしやすくなるのはキッチンバイトの”あるある”
皿洗いは先ほども言った通り、仕事自体はメチャクチャ簡単です。
お皿を洗ってお湯で洗剤を洗い落とすだけ。
でもずーっと食器洗いをしてると手がムズムズしてきます。
私は肌が特別に弱いわけではありませんでしたが、ムズ痒くなる感覚はありました。
お店にゴム手袋が用意されてたら助かりますが、必ずあるわけではありません。
自分でゴム手袋を用意したり、ハンドクリームで手を保護して肌を守る必要も出てきます。
もともと肌が弱かったり洗剤が合わないなら、面接時に質問して確認しましょう。
もしくは皿洗いのバイトは別で応募しているお店だと安心ですね。
個人の飲食店で体育会系の店長に注意!職人気質だと怒られるし怖い思いも…
あとこれは人と人の相性の問題ですが、私の場合は職人気質が強い店長が働くお店は避けて応募しました。
たまにお店にいったときに、お客の前で店員を怒鳴る料理長とかいませんか?
私は単純にそんな人と一緒に仕事するのが嫌だったんです。
だから興味があるお店には下見をしてました。
そのなかから厨房で働く人がアットホームな感じの印象を受けたお店に応募。
結果的にすごく楽しく働くことができました。
厳しくても本格的に料理を学びたいという体育会系歓迎の人は気にする必要はありません。
でも私のように楽しく働きたいなら、厨房の雰囲気を確かめた方が、働いた後に後悔せずにすみますよ。
飲食店のキッチンバイトとはコツコツ努力型タイプに向いてる!キッチンのみなら接客不要
今回はキッチンバイトのラクなところと、そうじゃないところを正直にお話ししました。
キッチンバイトの楽なところ
- 面倒な客の接客をしなくていい
- クレーマー対応も0
- お客が来るまでは暇すぎ
- 最初にやる皿洗いは覚えるのもラク
注意点
- 厨房スタッフの数が少ないと団体客がきたとき忙しすぎる
→チェーン店など人数が一定数いるお店なら大丈夫 - 肌が弱い人は食器洗いの洗剤で手荒れする
→面接時にゴム手袋があるか聞く
→皿洗いバイトを別で募集してるお店を選ぶ - 怒りっぽい料理長がいると職場がピリピリする
→嫌ならお店の下見にいって確かめる
キッチンバイトは100%楽なわけではありません。
ただ目の前の仕事にコツコツと取り組むのが好きな人にとっては相性がいいですよ。
接客よりも作業に集中したい人はぜひ検討してみましょう。
もしキッチンバイトをしようか悩んでるなら、前向きに検討しては?
働いてバイト代をもらいながら、料理を覚えられるなんて贅沢なハナシだと思いませんか?