そんな不愛想な顔をするな!
自分では真面目に接客してるはずなのに笑顔が出来ないせいで、また店長に怒られた。
もともと無愛想で自然な笑顔ができないと、接客のアルバイト中に悪い印象を与えて勘違いされることって多いですよね。
そこで今回は『接客バイトで笑顔ができないときの対処法』についてお話しします。
バイト中に笑顔ができないからといって、明るい性格に変わる必要はありません。
心から楽しみながら働く必要もありません。
まずは相手から見て自然な笑顔を作るための練習から始めましょう。
接客のバイトなのに笑顔ができない!まずは”雰囲気の良さ”を作ろう
そもそも論として、笑顔で接客すればそれでOKかというと違います。
あなたも他人のヘラヘラした笑顔を見て、不快になったこともありますよね?
だから笑ってないと0点、笑ってたら100点というわけではありません。
じゃあ何が大切なのかというと、”感じの良さが伝わる笑顔”です。
まずは接客するときに”雰囲気ポジティブ”になる!ニコニコ笑顔はいらない
「笑顔で接客しろ」と怒られたからといって無理やり笑っても、体は力みます。
この緊張感は相手にも伝わってしまうと、いくら笑って接客しても効果薄。
そこで笑顔が苦手な人が目指すのが”雰囲気ポジティブ”です。
“雰囲気イケメン”のように、声や姿勢を含めて何となく醸し出す雰囲気が明るければ問題ナシ!
だから他人からみて”自然な笑顔”にさえ見えば、大丈夫なんです。
(やり方については詳しくはあとでお話しします。)
無理やり性格を明るくしようとしたり、いつどんなときでもニコニコする必要はありません。
コツさえつかめば誰にでもできるようになります。
“笑顔が足りない”と怒られるなら逃げよう!バイト中の緊張は顔に出る
あと自然な笑顔で接客できるようになるまで、怒ってくる人と一緒に働かない方がいいです。
よく怒る人と一緒の空間にいると、それだけで緊張感が出てしまいます。
働く曜日や時間帯を変えて、少しでも怒る社員を避けたほうが気が楽になります。
その分だけ自然な笑顔も作れるようになれますよ。
バイト中に笑顔で接客ができないとき!自然な営業スマイルの作り方
- 完璧な笑顔ではなく雰囲気ポジティブを目指す
- 練習中は、よく怒ってくる社員さんを避ける
この2つを確認したところで、次からは接客時の笑顔の作り方についてお話しします。
愛想がないときは表情筋を柔らかくするトレーニング
無愛想や顔が怖いと言われる人は、表情を作る筋肉を日頃から動かしてない場合が多いです。
動かしてないから固くなる⇒すると余計に動きにくくなる
なのでまずは顔の筋肉をほぐすストレッチをしましょう。
お風呂や仕事前にやると、筋肉がほぐれて笑いやすくなりますよ。
鏡で自然な笑顔を知って練習する!ポイントは目と歯
次はあなた自身の自然な笑顔を、一度鏡で確認してみます。
YouTubeの爆笑動画やテレビなど、何でもいいので過去にハマった爆笑動画を閲覧。
そして自然に笑った顔を形状記憶して、手鏡で自分の笑顔を見てください。
注目したいのは口角(歯)ですね。
歯は笑っているときは、平均して6本くらい見えると言われています。
普段、あなたが笑ってるときの口角の位置を覚えておきましょう。
口角を無表情なときから笑顔のときまで移動させて、口角の位置を感覚で覚えていきます。
あと目尻にも注目です。
不自然な笑顔の代表的なものは接客スマイル。
人は作り笑いや愛想笑いをするとき、口角は上げるけど目尻はそのままになるんですね。
『笑顔=口角』というイメージがあるけど、お客さん的には目尻も印象に残るんです。
だから目尻も『笑ってるときはどれくらい下がるか』も把握しておきましょう。
あとはどれくらい筋肉を動かせば、口角と目尻を笑顔のときの位置に上げ下げできるか体で覚えること。
これで意識的に作る笑顔が、相手からは自然な笑顔に見えるようになります。
接客やレジなどでは表情の変化をお客に見せる!アイコンタクト後に笑うと印象UP
目尻と口角を中心に自然な笑顔を知ったあとは実践。
ここでお客さんに『雰囲気ポジティブ』な印象を与えるコツがあります。
それが表情の変化を見せること。
目が合う前から笑顔の店員さんは営業スマイルっぽい印象がありませんか?
それよりも自分と目が合った後で、パッと笑顔になってくれる店員さんの方が”感じ”が良いんです。
なので最初は普通の顔でいること。
普通の顔が無愛想なら口角だけ少し上げておきます。
そしてお客さんと目が合った時に目尻を下げて口角を上げる。
先ほど鏡で見た笑顔だったときの目尻の位置まで下げる。
これでお客さん側からは自然な笑顔のように見えて”雰囲気ポジティブ”な印象を持ってくれます。
笑顔自体がステキだったり完璧にする必要はありません。
それよりも「このお客さん感じが良いな」と思ってもらうようにすること。
こっちのようが現実的だし、笑顔が苦手でも目指せる目標になります。
どうしても接客のバイトで笑顔を作るのがしんどいなら切り替えも検討
今回は飲食業など接客のアルバイトで笑顔が苦手なときの対処法をお話ししました。
まず完璧なニコニコした笑顔を作ろうとしないこと。
目標が高いと挫折しやすいです。
あとは怒ってくる人とはシフトをズラして避けること。
怒られると体に力が入るし、余計に笑顔が作りにくくなるので。
あとは普段から表情筋をほぐすストレッチをして筋肉を柔らかくしておく。
鏡をみて普段の笑った顔の目尻と口角の位置を覚えておく。
そして接客時はお客さんと目があった後に、目尻を下げ口角を上げる。
これができればお客さんにマイナスな印象は持たれないはず。
でも機械的にでも目尻を下げたり口角を上げるのもしんどいとき。
笑顔で接客するのが精神的に辛いときは、アルバイト先を変えるかも検討した方が良いです。
参考⇒飲食店のバイトに向いてない?向かない人の特徴と辞める基準
世の中にはたくさんのアルバイトがあります。
笑顔を作る必要がない仕事も、接客がない仕事だったあります。
同じ飲食店でもキッチンバイトや皿洗いなら、笑顔を作れなくても誠実さがあれば大丈夫ですし。
参考⇒キッチンのバイトは楽しい?厨房バイトで味わえる”幸せの瞬間”
参考⇒皿洗いのバイトってどう?洗い場スタッフとして働いた感想
おなじ時給で同じ時間働くなら、自分に合ったバイト先の方が良いですよね?
今すぐバイト先を変える必要はありません。
ただ『いざとなったら辞めてもいい』と思うだけでも心がふっと軽くなります。