- できれば飲食店でアルバイトをしたい
- けど検便にはメチャクチャ抵抗がある
- 検便って義務なの?検査がないバイトってない?
定番のアルバイト先でもある飲食店。
時給も高めだし、まかない付きだと食費が浮くので助かりますよね。
そんな飲食バイトですが、ネックとなる業務が1つあります。
それが今回お話しする検便です。
衛生面で問題がないかを確認するために必要なことだとはわかってる。
「でもやりたくない。恥ずかしいし気持ち悪い」というのが当時の私の本音でした。
私は結局、6年間のバイト生活でずっと検便をしたのですが、最終的に好きになれませんでした。
ただ検便のネガティブな印象は無くなったし、ストレスなく検査できるようになったのも事実です。
今回は①検便は法律で義務なのか、②検便がないバイトの探し方、③苦痛がない検便の方法【体験談】をお話しします。
飲食店でのバイトに興味があるけど、検便が怖いという人に役立つお話しとなっています。
① 飲食店のバイトで検便は出さないとダメ?義務ではない説
結論から言うとアルバイトでの検便は義務ではありません。
だからすべての飲食店が検便を実施しているわけでもないんです。
そもそも検便は食中毒など細菌の感染を防ぐための検査。
法律で『検便してない奴は働かせるな!』と書かれているわけではありません。
実際に厚生労働省のHPにある「管理運営基準に関する指針(ガイドライン)」には以下のように書かれています↓
管理運営基準に関する指針(ガイドライン)
第3 食品取扱施設等における食品取扱者等の衛生管理
(2) 保健所から検便を受けるべき旨の指示があったときには、食品取扱者に検便
を受けさせること。引用元 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/140523.pdf
要は保健所から「検便して」と言われたらやらないといけないということ。
ここで初めて必要性が出てきます。
あと注意したいのが保健所から支持がなくても、主体的に検便を行うお店もあるということ。
このように定期的に検便をしているお店で働く場合も、それに従う必要があります。
(やる意味は”うちのお店は衛生面にも気を配ってますよ”とアピールできるから)
- 検便は義務ではない
- 保健所から指示があれば従う
- 働くお店がすでに検便をしていても従う
要は検便が義務化されていないが、検便をしているお店は多いし、これから指示を受ける可能性もあるということです。
例えば私の友人は飲食店で働いていても、検便は1回もしたことがありませんでした。
検便をするお店としないお店の違いは何なのでしょうか?
② バイトの検便が気持ち悪いし恥ずかしい!やりたくないときは検便ない職場を探す
まず保健所から指示がないのに、自ら検便を行うお店はチェーン店が多いです。
大手の飲食チェーン店は、ほとんどが検便の提出をしている印象があります。
それは1つのお店でのミスが会社全体のイメージダウンにつながるから。
1つの店舗だけで起きたことも「〇〇のお店で食中毒だって!」とネットで拡散され日本中に広まります。
そうなる確率を少しでも減らすために、定期的に検便を行っているんですね。
逆に小さなお店だと検便を行っていないところもあります。
商店街のお店とか昔ながらの喫茶店とかですね。
「周りがやってないから」という理由で自分の店もしない決めている。
もし保健所から通達があれば従うという個人店もあります。
参考⇒個人経営のバイトの探し方!カフェや居酒屋求人を上手に見つける
だから検便がない飲食店で働きたいときは個人でやってる飲食店を優先的にチェックすること。
もしくは食品を扱わない仕事を選ぶのもアリです。(短期で募集してる皿洗いなど)
参考⇒飲食店の皿洗いはキツイ?実際にやって感じたメリット・デメリット
【注意】飲食店のバイト以外でも検便をする会社も!
どうしても検便が嫌なら飲食以外のお店を探した方が早いです。
ただ注意したいのが、飲食以外でも検便を行う仕事があるということ。
例えばコンビニやスーパーですね。
店内で調理をしているお店は、検便をしている可能性が高いです。
(大手チェーンだと、より可能性が高くなります。)
私の大学時代の先輩はコープの農産部門でアルバイトをしていたのですが、検便を定期的に行っていたようです。
このようにお客の口に入るものを扱う仕事は、飲食以外でも検便をするところが多いです。
③ 飲食店バイトでの検便のやり方!出ないと後日に検便だけ出しに行く日もあった
最後に私の検便体験を告白します。
デリケートなハナシなので少し恥ずかしいですが、正直に言いますね。
検便は最初は出ない?生理など期限に間に合わないときも
最初の検便はメチャクチャ辛かったです。
とくに潔癖症とかではないけど、それでも嫌々やってました。
検便の器具は飲食店から渡されました。
私が手渡されたものは『綿棒で、ウンチにさして綿棒に便をつけて提出する検査方法。』
説明だけ聞くとシンプルですよね?
でも記念すべき初めての検便はけっこう難しかったです。
まず検査方法自体に抵抗がありました。
ニオイとかは気にならなかったですが、便に綿棒をさすときの感触が手に伝わるので1回目は吐きそうでしたね。
あと一番難しかったのがタイミングです。
もしあなたが毎日のように快便なら問題ありません。
でも私のように慢性的な便秘でコロコロうんちが多い体質なら検査と便意を調整しないといけません。
提出日の前日も便意がなくて焦る。緊張するからさらに出ない。
だから提出する当日もウンチが出ず間に合わないで未提出。
結局バイトがない日に職場にいって、検便だけ出したこともあります。
(バイト先の提出期限に間に合わないときは個別で送らないといけません)
あと検便をバイト先に提出する日に学校にいくときはドキドキしましたね。
ニオイが漏れるとかはありませんが、「何かの拍子でカバンから出たら人生終わりだ」とかソワソワしました。
このように検便自体は初体験なので、いろいろと苦労があります。
たぶん潔癖症の人には辛いかもしれません。
バイトの検便は回数をこなせばコツをつかんで慣れていく!
最初は嫌々やっていた検便も3回目くらいからコツをつかみました。
まずは和式トイレでやると楽だということを発見。
最初は家の洋式でトライしていたのですが、ウンチが水についたらダメなので大変でした。
洋式の水が溜まってる手前にトイレットペーパーをしき、そこに便を出していたんですね。
ただ和式にしてからはストレスがなくなりました。
トイレットペーパーさえしけば、場所を気にしながら力む必要はありません。
あと綿棒を便につっこむときの感触が嫌でしたが、これも解決!
綿棒を直接手で持つから感触が伝わるんですよね。
綿棒を割り箸で持てば手に感覚が伝わりきらない。これだけで嫌~な感触問題もすっきり解決です。
このように何回かしてると自分なりの解決策が出てきます。
1回でも慣れればあとは何のストレスも感じずに検便をできるので、慣れるまでの辛抱とも言えます。
飲食バイトの検便は慣れる!どうしてもやりたくないなら検便ないバイトへ
今回は飲食店で多い検便についてお話ししました。
- 検便は義務ではないが大手飲食店はほとんど実施してる
- 保健所から通達があれば検便をしないといけない
- 個人経営のお店なら大手と比べて実施してる確率は低い
- 飲食店以外でも衛生管理が必要なアルバイトには検便がある
- 検便は最初はキツイ!慣れてくるとストレスを感じない
- ただ潔癖症なら耐えられないかも…
次はコチラ⇒飲食店のバイトで出会いも作りたいときのバイト選びと注意点
次はコチラ⇒飲食店バイトはきつい?ホール・キッチン別のキツイ瞬間TOP3
私も最初に聞いた時は「嫌だ!したくない!」と心の中で叫びました。
ただ3~4回目くらいから楽なやり方を編み出して、気分が晴れましたよ。
極度のキレイ好きや潔癖なら検便は無理かもしれません。
どうしてもいやなら飲食店や調理がある食品関連のアルバイトは避けましょう。