引きこもり脱出のバイト

引きこもりから、いきなりバイトするのが怖いのは当然。

私も就活に失敗して引きこもりの時期がありましたが、働く恐怖は大きかったです。

 

こんなときは少しずつ働くことへの恐怖を薄める方が効果的でした。

今からお話しするのは、『引きこもりでバイトが怖いときの対処法』

  • 仕事の何が怖いのかを突き止める
  • 少しずつバイトに慣れていく
  • 危険な働き方

この3つのポイントを抑えれば、不安を薄めることができます。

『いきなり正社員!いきなりアルバイト』を目指すよりも、現実的な方法ですよ。

スポンサーリンク

引きこもりでバイトが怖いとき!働くことの何が怖い?

まずはバイトをすることの、何が怖いかをハッキリさせましょう。

漠然と恐怖を感じているよりも、何が怖いのかを突き止めた方が対処しやすいです。

必要なのは紙とペンだけ。

① バイトをイメージして怖いことを書き出す

仕事を覚える

まずはバイトの何が怖いかを視覚化していきます。

紙に書き出すことで、頭の中で漠然と感じる不安がスッキリします。

 

思いついた順で構わないので、怖いことを紙に書き出していきましょう。

多くの人が怖いと感じること、そして当時の私が怖かったことは以下の通りです。

バイトで怖いと感じること

  • パワハラを受けた経験を思い出す
  • 人間関係のストレスが嫌だ
  • 理不尽なクレームが怖い
  • 休日がなくてブラック企業だったらどうしよう
  • 職歴の空白期間が長い

私が感じていた不安

  • 内定ももらえないのに働ける自信がない
  • 失敗して怒られるのが怖い
  • メンタル病が再発したらどうしよう
  • 職場の人と上手くやっていけるか不安
  • 立派な社会人になれる自信がない

誰に見せるわけでもないので、思いつくまま書き出していきます。

“就職活動⇒出勤初日⇒働いて1年後”など時系列にすると、不安な場面を見つけやすいですよ。

さらにアルバイトの何が怖いのか因数分解していく

観察する

次は書き出した項目を、さらに細かく分けていきましょう。

1つずつ『それの何が怖いのか?なぜ怖いのか?』を問いていきます。

 

これで自分が何に恐怖を感じているかが見えてきます。

私の場合は以下の通りでした。

私が感じていた不安

  • 内定ももらえないのに働ける自信がない
    ⇒周りからの低評価が怖い
  • 失敗して怒られるのが怖い
    ⇒ダメなやつだと思われるのが怖い
  • メンタル病が再発したらどうしよう
    ⇒職場の人からの評価が下がるのが怖い
  • 職場の人と上手くやっていけるか不安
    ⇒仲間外れにされるのが怖い
  • 立派な社会人になれる自信がない
    ⇒”あいつは使えない”と思われるのが怖い

結局、私は『他人からの評価』が怖かったことがわかりました。

 

このように『なぜ怖いのか』を突き止めると、恐怖を感じる対象がハッキリとわかります。

何に恐怖を感じるのかの傾向がわかったら、その恐怖への対処法について見ていきましょう。

バイトへの怖さを薄めてくれたのがエクスポージャー

ステップアップしていく

恐怖の正体がわかったあと、その恐怖を薄める方法はないのでしょうか。

私が実際に試して効果を実感したのが、エクスポージャーでした。

 

エクスポージャーとはメンタル病で使われる治療の一つで、『少しずつ慣れていく』というもの。

いきなり正社員としてて働こうとせず、自分のできる範囲から始めて恐怖に慣れるという方法です↓↓

  1. 怖いけどできる範囲でチャレンジする
  2. 何度も行動して慣れていく
  3. 慣れたら少し難易度を上げたことに挑戦する

少しずつ難易度を上げていって、最終的に正社員として働けるレベルを目指していきます。

1段ずつ階段を上っていったり、RPGで1つずつレベルアップしていくイメージですね。

 

この方法なら状況が改善するにつれ、自分に自信をつけることができました。

そこで次は仕事が怖い人向けの、エクスポージャーを使った働き方を紹介していきます。

 

私が在宅ワークから始めましたが、どのステップから始めても構いません。

あなたが『怖いけど頑張ったらできる』と思える段階からスタートしましょう。

バイトが怖いときの対処法

  • 怖い場面を紙に書き出していく
  • それの何が怖いのかを、さらに細かく書く
  • エクスポージャーで少しずつ慣れていく

スポンサーリンク

引きこもりでバイトが怖いときのエクスポージャー【例】

ではさっそく当時の私が実践した、エクスポージャーについてお話しします。

怖いと感じる場面は個人差があるので、参考程度に見ていってください。

正解はないので、『あなたが少し怖いと感じるところ』から始めていきましょう。

段階① スマホでお小遣い稼ぎをする

まず私が最初にしたのが、スマホでのお小遣い稼ぎでした。

外に出て働く必要なく稼げるので、まずはここからスタート。

 

試したのはアンケートモニターやポイントサイト。

1日30分ほどで月5000円~1万円を稼ぎました。

もし外出への不安もあるなら、こういった在宅ワークから始めましょう。

 

それと同時に行っていたのが部屋の片づけですね。

当時の私は一日中、自分の部屋にいたので部屋が散乱していました。

 

そこで”1日3つのゴミを捨てる”という課題を作って、毎日3つのゴミを捨てることに。

部屋がスッキリしていくにつれ、頭の中も整理されていきました。

段階② クラウドソーシングで在宅バイトを試す

スマホのお小遣い稼ぎは気楽にできる反面、稼げる額に不満がありました。

仕事への不安もなかったので、すぐに次のステップ『在宅ワーク』に取り組むことに。

 

在宅ワークは副業としても注目されていて、パソコンがあればスキル不要でできる仕事も多いです。

在宅ワーク専用の仕事を探せるクラウドソーシングで、簡単な仕事を探していました。

スキル不要の在宅ワーク

  • データ入力
  • アプリの動作確認
  • テープ起こし

タイピングができれば取り組める仕事も多いですよ。

 

在宅ワークと並行して、私が取り組んだのが筋トレ。

自分への自信をつけるために、筋トレで体を絞ることにしたんです。

 

この筋トレと在宅ワークで、少しずつ『自分でも働ける』という自信が湧いてきました。

なので在宅ワークの中でも、ノルマがあったり仕事量が多い案件にもチャレンジ。

 

さらに外出して喫茶店でPC作業をするなど、外で働くことにも慣れていきました。

このように少しずつ自分に負荷をかけて、複雑な仕事でもこなせる自信をつけていったんです。

 

在宅ワークは自分のペースで取り組めるので、無理をしない範囲で慣れることができますよ。

参考⇒引きこもりがバイトするのに勇気は不要?社会復帰のコツ

段階③ 引きこもりの社会復帰のための支援を活用する

在宅ワーク

在宅で働くことに慣れて来たら、職業訓練など支援制度を活用するのも良いでしょう。

事務作業を習ったり、外で働く生活リズムを作るのが目的ですね。

 

そのまま仕事を紹介してくれることもあります。

地域によって変わるので、お住まいの地域で支援制度がないか調べてみましょう。

 

私は職業訓練で説明を受けましたが、いきなり就職が怖かったので中断。

過去に経験があったアルバイトに、再度チャレンジすることにしました。

段階④ 簡単にできる短期アルバイトを探す

短期バイト

在宅ワークに慣れたといっても、いきなり正社員はハードルが高過ぎました。

そこで次にチャレンジしたのが短期バイト。

 

1日~数日で終わる短期バイトなら、不安に耐える時間が少ないので何とかなると思ったんです。

短期バイトでも人と関わらない仕事はたくさんあります。

短期バイトの例

  • ティッシュ配り
  • 看板持ち
  • 交通量調査

職場もなく一人で働ける仕事から始めて、アルバイトに慣れていきました。

私の場合は過去にバイト経験があったこともあり、スムーズに取り組めたね。

参考⋙引きこもり向けのアルバイト特集

段階⑤ シフト申告制のバイトで体力をつける

求人サイトをチェック

短期バイトにはすぐ慣れましたが、いきなり長期契約のバイトに応募する勇気はありませんでした。

そんなときに見つけたのがシフト申告制のアルバイト。

 

働きたい日を自分で決めることができるバイトなので、自分のペースで働き方を選べました。

シフト自由のバイトの例

  • 工場の軽作業
  • 食品の宅配

最初は週1から始めて、仕事に慣れたら少しずつ増やしていきます。

 

正社員が目標だったので、最終的には週5のシフトで働くようにしていました。

働く時間帯も朝から夕方までと、正社員を意識して選んでいましたね。

段階⑥ 長期アルバイトに応募する

飲食店バイト

シフト申告制のバイトで正社員レベル働けるようになったら、次は長期バイトに挑戦。

最初はできるだけ接客がなく、一人で取り組める仕事を探していました。

接客以外のバイトの例

  • 工場の軽作業
  • スーパーの品出しやカート移動
  • 深夜の清掃

シフト申告制のバイトをしていたので、長期バイトも慣れるまでは早かったですね。

長期バイトで働くことに慣れたら、次は正社員として働くことになります。

参考⋙ニート(無職)でも応募できるバイトの特徴とは?

段階⑦ 正社員登用のアルバイト

いらっしゃいませ

引きこもり経験があったとき、正社員として働きたい場合は方法がいくつかあります。

先ほどの就労支援施設を活用するのも一つ。

 

ただ私が活用したのは、支援施設ではなく正社員登用のアルバイト求人でした。

これは最初はアルバイトとして働き、お互いに問題がなければ正社員雇用になるというもの。

 

私は飲食店の調理スタッフとして、正社員登用のアルバイト求人を発見。

アルバイトを通して正社員になれるので、職場や仕事内容が合うかを事前に確かめることができたんです。

 

もし職場の人間関係への怖さを持っているなら、事前にアルバイトをして職場を確かめられるのは魅力。

接客もなく一人でいる時間が長い仕事は意外とありますよ↓↓

接客が少ない仕事

  • プログラマー
  • マンション管理人
  • 倉庫の作業
  • ホテルの清掃
  • 自動販売機のドリンク補充
  • 配送ドライバー

今回お話しした段階的な働き方は、あくまで私が試したもの。

あなたがどの場面で不安や恐怖を感じるかで、働き方は変わってきます。

 

もし私が設定した段階を試すのが怖いと感じたら、そこからさらに細かく段階を分けましょう。

『怖いけどできそう』と思えるレベルまで段階を分けることが、エクスポージャーのコツです。

私が試したエクスポージャー

  • スマホのお小遣い稼ぎをする
  • パソコンの在宅ワークをする
  • 就労支援施設に相談に行く
  • 短期バイトをする
  • シフト申告制のバイトをする
  • 長期バイトをする
  • 正社員登用のバイトから正社員になる

スポンサーリンク

引きこもりでバイトや仕事が怖いときにおすすめできない働き方

最後は逆におすすめできない働き方を見ていきます。

逆効果になるリスクや、余計に働くことが怖くなる可能性もあります。

勇気だけでアルバイトに応募しない

勇気不要説

怖いという感情を無視して、勇気と勢いだけでアルバイトに応募するのはおすすめしません。

職歴がないので面接で不利ですし、不採用通知が何通も届くと心が折れるからです。

 

やる気や勇気や勢いというのは、今がピークで次第に無くなっていくもの。

そういったものに頼るよりも、今の自分でできる範囲の働き方から少しずつ慣れていく方が効率的。

苦手な仕事をバイトで克服しようとしない

バイトの上下関係

また苦手な場面をバイトで克服するのもオススメできません。

例えば接客が苦手だからと、あえてカフェのバイトに応募するなどですね。

 

仕事が苦痛になるし、そういった仕事が得意なバイト仲間とも波長が合わない可能性だってあります。

苦手意識が無くなればいいですが、余計に働くことが怖くなるリスクも。

 

世の中にはいろいろな仕事があります。

なので最初から苦手を克服しようとしなくても大丈夫。

 

まずは苦手な仕事をしないで済む求人を探しましょう。

参考⇒初バイトにはおすすめしない職種8選!初心者にはおすすめしない要注意バイト

NGな働き方

  • いきなり就職活動をする
  • 苦手な仕事を克服しようとする

スポンサーリンク

引きこもりでバイトが怖いのは当たり前。少しずつ慣れることから始めよう

引きこもりの状態からバイトをするのが怖いのは当たり前です。

世界が一気に変わることへの恐怖があるのは誰だって同じ。

 

なので焦らずに、仕事への不安を少しずつ慣らしていくことから始めませんか?

そのために今回お話ししたのがエクスポージャーという方法でした。

 

在宅ワークやアルバイトを経験することで、仕事への不安を減らしていくという狙いがあります。

参考⋙ニートでいきなりバイトが怖いときの働き方